四位洋文とは、日本中央競馬会(JRA)所属の元騎手であり調教師である。
概要
1991年に栗東・古川厩舎からデビュー。期待とは裏腹に3年目までは伸び悩むも4年目に重賞初制覇。6年目の1996年にはイシノサンデーで皐月賞を制覇しG1初制覇。その後も順調に実績を残しトップジョッキーの仲間入りを果たす。その後も2001年から2002年にかけてアグネスデジタルでG1を3勝。その後2007年にはウオッカで牝馬によるクリフジ以来64年ぶりの日本ダービー制覇(なおこの後ウオッカが5連敗して以降彼が騎乗することはなかった)。翌2008年にはディープスカイでNHKマイルと2年連続の日本ダービー制覇を成し遂げる。2年連続かつ牡牝両方での制覇は初めてであった。
2020年2月29日の土曜日を最後に騎手を引退、調教師に転身することになった。最終レースの後引退式のセレモニーも行われる準備がされていたが、新型コロナウイルスの騒動で催しの自粛の流れから無観客での競馬開催が発表された。
JRA側も引退式の延期を打診したのだが、四位洋文本人が「引退してるのに『引退式』っていうのもどうかな、と。自分の中の区切りとして、土曜が最後ということにしとかないと」と当日関係者のみで行うことになった。
四位洋文の人となりが伝わる話である。
通算成績は13919戦1586勝。重賞勝利数76勝(うちG1級勝利15勝)
うるせーよ、オイ!
ディープスカイで2年連続のダービージョッキーとなった2008年の日本ダービー勝利後のインタビュー中に騒ぐ観客に対して「うるせーよ、オイ!」と一喝した。これにはファンからも賛否両論あったが、JRAはマナーの悪い客に対する制裁の意味があるとして特に処分は行われなかった。
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関連項目
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