四大文明とは、エジプト文明、メソポタミア文明、インダス文明、中国文明の四つの文明を指す用語である。
概要
上記の四つの古代文明をまとめて指す言葉。中学校などで習うため、世界史への興味が薄い人でも知っている人は多いと思われる。
しかし、実は日本や中国など一部でしか使われていない言葉である。というのも、そもそも何を以って文明であるとするかも曖昧であるし、この四つの地域以外にもギリシャなど文明は興っていたため、何を根拠に「四大」であって、何を定義として「文明」と言っているかもよくわからない用語であるからである。
いずれもエジプト文明はナイル川、メソポタミア文明はチグリス・ユーフラテス川、インダス文明はインダス川、中国文明は黄河、長江など大きな川の近くで興っていることが共通している。
日本では縄文時代草創期に世界的に見ても最古の部類に入る土器が見つかっていることや、集落が発達していたことなどから、これらを「縄文文明」として文明にカウントする考え方もある。また、日本社会の独自性や特殊性から、日本を中華文明圏ではなく、独立した一つの文明圏である「日本文明」として位置付けることもある。サミュエル・ハンチントンや中西輝政などが「日本は中華文明からは独立した独自の文明圏である」と主張している。
エジプト文明
紀元前3000年頃にエジプトのナイル川流域で始まった文明。エジプトは砂漠が多い国であるが、ナイル川の氾濫を利用して農耕を行い、高度な技術を用いて太陽暦を作り、ヒエログリフと呼ばれる文字を使用し、ピラミッドなど現代でも建造が困難な建造物や神殿を建築した。また、パン、ワイン、紙(パピルス)など現代にもあるような物が生産されていたこともわかっている。紀元前30年にクレオパトラ7世及びカエサリオンがローマに敗れプトレマイオス朝が滅亡したことで滅んだが、その遺産は観光資源として現代エジプトを潤している。
創作への影響もかなり大きく、例えば有名な古代エジプトモチーフのTCG及び漫画と言えば「遊戯王」が有名である。三幻神始め「スピリッツ・オブ・ファラオ」「死者蘇生」「ファラオのしもべ」「光のピラミッド」「スカラベの大群」など古代エジプトをモチーフとしたカードは多数存在する。闇遊戯ことアテム自身もまたエジプト第18王朝のファラオである。
メソポタミア文明
現在のイラクのあたりで栄えた文明。高度な青銅器や楔形文字を用いたことで知られており、チグリス・ユーフラテス川の付近で多数の都市国家が栄えていたことがわかっている。また、都市伝説などで「日本人の祖先ではないか」と言われているシュメール人が活躍した文明である。
現在はこの地域はイスラム化しており、その痕跡はほとんど残っていないが、現代でも「ギルガメシュ叙事詩」など知られている文化はいくつかある。。
インダス文明
現在のインドとパキスタンのあたりで栄えていた文明である。「ハラッパ」「モヘンジョダロ」などの遺跡は学校の授業で聞いたことがある方もいるだろう。
未解読であるインダス文字など、わかっていない謎が多く、「モヘンジョダロ」が現地語で「死者の丘」を意味すること、何らかの理由でなぜか突然放棄されてしまったこと、高温にさらされた物や死体が出土したことから「古代核戦争説」と結びつけられて都市伝説で言及されるなど、ミステリーが多い文明である。(実際は山火事や火山噴火、洪水などで放棄されたのではないかと言われている)
中国文明
中国で栄えた文明。昔は黄河文明と呼ばれていた。が、長江流域でも文明が栄えていたことから現在では中国文明と呼ばれている。漢字の元になった甲骨文字などが有名である。
その他
- 漫画「ボボボーボ・ボーボボ」にはメソポタミア文明(タコみたいな奴)、インダス文明(円筒形のコロ助みたいな奴)、黄河文明(忍者。唯一まともな人間の見た目をしている)というキャラクターが登場する。エジプトは?
- その他にはギリシャのエーゲ文明やクレタ文明、メソアメリカ文明などが教科書には登場する。
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関連項目
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