四川省(しせんしょう)とは、
本項では2のゲームについて記述する。
概要
麻雀牌136枚を縦8枚×横17枚にランダムに並べ、同じ牌2枚のうち、隣接しているものか、牌がない場所を通って直線で結んだ際に直線3本以内(曲がる回数が2回以内)で結べるものを消していき、最終的には全ての牌を消すことが目標のパズルゲーム。
文章で書いてもわかりにくいので、以下の図を見ていただきたい。
基本ルールはこれだけのシンプルなパズルゲームなので、アーケードゲームや家庭用ゲームのほか、ネット上でもFlashゲームやアプリなどで多数のバリエーションがある。
ゲームとしてはクリアに制限時間のあるものと、制限時間はなくクリア速度を記録するものに大別できる。
途中で消せる牌が無くなる、いわゆる「手詰まり」の形となることもある。例えば最後の4枚が
といった形に残ってしまった場合には、前述のルール内ではこの4枚の牌のいずれも消すことができない。この4枚の例は単純でわかりやすい例だが、プレイ中にはもっと牌が多い状態でも「手詰まり」の形となることは珍しくない。
こういった「手詰まり」の場合はその時点でゲームオーバーになることもあるが、消せるような配置へと牌の位置を入れ替える「シャッフル」が可能としているゲームタイトルも多い。「手詰まりの時には自動でシャッフルされるが、それ以外でも回数制限付きで任意のタイミングでのシャッフルが可能」というルールのタイトルもある。
お邪魔牌が出てきたり、牌が一定の法則で移動したりというルールが追加されているものもある。
自宅に麻雀牌があればリアルでも手軽に遊べるし、麻雀牌がなくても、たとえばトランプひと組を使って「同じ数字は消せる」として4×13枚でランダムに並べて同様のルールで遊ぶことも可能である。
同系統のゲームに上海がある(こっちは山積みになった麻雀牌を使い、端にある牌を消していくもの)。ルールが似ているので混同されることが多い。というかそもそも四川省は上海の派生ゲームらしいのだが。
起源
ちなみに、このゲームの起源に関する情報、例えば「四川省という名称はだれがいつ付けたものなのか」「ビデオゲーム版の最初の開発者は誰なのか」を調べようとしたが、情報を見つけられずわからなかった。
探して見つかった中で最も古いコンピューターゲームとしての例は「株式会社タムテックス」が開発し「アイレム株式会社」が発売した、1989年のアーケードゲーム「四川省 女子寮編」のようだったが、もっと古い例があるのかもしれない。これらに関する情報を発見した方はここに追記をお願いします。
なお、「コンピューターゲームとして開発されるより以前に、実際の麻雀牌を使った手慰みゲームとして同じルールのゲームが存在していた」と言う証言はあるようだ。
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ゲームアツマールにある四川省について
『四川省』(gm11123) 制作者:るるる
【操作】
【仕様】
『超イージー四川省』(gm11332) 制作者:駅伝P
『協力四川省』(gm11607) 制作者:このドラゴンの口みたいなやつは?
『満貫四川省』(gm12452) 制作者:taro
『重力四川省』(gm12514) 制作者:taro
重力が働いており「牌を消した時に牌の下に隙間ができるとそこに牌が落ちていく」という変則ルールの四川省。
『ミニ四川』(gm13670) 制作者:qawsedrft
ミニサイズの四川省。盤面サイズは 4×4から始まり、クリアすると6×4、次は6×6、と徐々に増えていく。8×6まで増えたら以後はその繰り返し。
『甘口四川』(gm17500) 制作者:qawsedrft
詰みにくい配牌の四川省。
関連動画
『四川省』(gm11123)のスコア上位の動画(同一投稿者除く)
関連静画
関連項目
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