四葉ありす(よつば ありす)とは、『ドキドキ!プリキュア』の主人公の一人である。
担当声優は渕上舞。
概要
5月28日生まれの双子座[1]。名門である私立七ツ橋学園の2年生。四葉財閥のお嬢様で、東京クローバータワーのオーナーである。
優しくおっとりとした性格。お嬢様育ちであるためかやや天然で、大きなカニさん(カニジコチュー)を目撃した際は「家で飼えないか」などと言っていた。しかしバレエ、バイオリン、ピアノ、料理 、水泳、乗馬、習字、空手、柔道、剣道、合気道と幼い頃から数々の習い事をしており、出来ることはかなり多い模様。現在は後述の一件により、武道の稽古は全てやめている。
セバスチャンというお約束すぎる名前の執事がおり、車やヘリの運転からプリキュアのサポートまで、公私にわたり彼女の助けとなっている。
小学校の頃はマナ達と同じ学校に通っており、現在でもマナのことを「大切なお友達」と言っていることから、その友情は失われていないようである。また、友人を馬鹿にされることが許せないという心の持ち主で、過去に自分をいじめから守ってくれたマナがその後いじめた男子によって馬鹿にされ泣いてしまったのを見てキレて暴走してしまい、連れてきた不良の兄もろともボコボコのクシャポイに叩きのめしたことがあった。
そんな彼女も6歳までは病弱で滅多に外に出ない子供だった。そんな中たまたま蝶を追いかけて屋敷に潜り込んでしまったマナと出会う。そしてマナや六花と一緒に外で遊ぶうちに身体が丈夫になっていった。父の意向で海外で転居させられそうになるも、走って逃げるその姿を見た父が丈夫な身体になったと考えを改める結果となった。またこの時のマナの言葉が「世界中の人を笑顔にしたい」というありすの信念の元となっている。
マナと六花が学校にランスを置いて行ってしまい、ランスが夜の街を彷徨っていたときにありすと出会う。また、クローバータワーの防犯カメラにマナが変身する姿が映っているのを見たこともあり、プリキュアの存在を知ることとなる。このままの状態ではプリキュアとその正体が知れ渡ることになるため、プロデュースさせて欲しいと申し出る。一方でクローバータワーでいつの間にかジョー岡田からキュアラビーズを貰っていたが、前述の暴走もあってか、プリキュアになることを断る。しかし、セバスチャンやランスの説得や過去の祖父の教えを思い出すことで決意し、 「大切な人を守るための力」を得るためとしてキュアロゼッタへと変身する。
自宅の四葉邸はかなりの豪邸で、全自動窓シャッター・スクリーン完備の応接室や地下収納型のガレージ、忍者屋敷も真っ青のブービートラップなど、ロマン溢れる設備を有している。
家族は祖父の一郎(声:麦人)、父で現在の四葉財閥の総帥である星児(声:中村秀利)、母でオペラ歌手の祥子(声はなし。 『ドキドキ!プリキュア オフィシャルコンプリートブック』が発売されるまでは不明だった。)、兄で元大貝第一中学校生徒会長であったヒロミチ( 『ドキドキ!プリキュア オフィシャルコンプリートブック』にて設定のみ)。
キュアロゼッタ
ありすが変身する伝説の戦士。メインカラーは黄色で、次いでリボンなどの緑色が目立っている。モチーフはトランプのクローバー。オールスターズ方式で31人目(オールスターズ映画のキュアエコーを含むと32人目)のプリキュア。
登場時の決め台詞は 「世界を制するのは愛だけです。さぁ、あなたも私と愛を育んでくださいな」。
「ロゼッタ(ロゼット、ロゼット葉)」は「ローズ(薔薇)」から派生した言葉で、「同じ器官が(まるで薔薇の花弁の様に)一点から放射状になった配列」という意味もある。クローバーもその形式の一つであるため、コスチュームもメンバーの中で唯一左右対称、髪飾りやピアスなどにもクローバーがあしらわれ、スカートもよく見ると四つ葉のクローバー状になっている。
必殺技が後述のように防御系であるため、基本的には後方支援に回ることが多いものの、前述のように元々武術に長けているため基本的な戦闘能力が高かったりする。また、音波攻撃に対してロゼッタウォールを使ってノイズキャンセリングを行って無力化させる、吹き上がった水を跳ね返してキュアダイヤモンドの凍結技につなぐ連携を見せる、果てはミント砲さながらにロゼッタリフレクションのシールドを射出して敵にぶつける、さらに第33話ではロゼッタウォールで技を防ぎながら猛攻を繰り出し、シールドを踏み台にしてハイジャンプ、ロゼッタリフレクションで技を防いでからの、真っ二つに割れたリフレクションのシールドを2枚の扇のように持って武器にして戦うなど、応用を効かせた攻撃も見せている。
必殺技
個人技
- ロゼッタウォール
- 両手にクローバー型の盾を出し、バリアーを展開する技。
発動時の掛け声は「カッチカチのロゼッタウォール!」。 - プリキュア・ロゼッタリフレクション
- ロゼッタウォールの強化版で、ラブハートアローのトリガーを押し込む事でクローバー型の大型シールドを展開する。映画の予告映像では前方に2枚左右に1枚づつの合計4枚のシールドを出すシーンがあるが、実際には使われなかった。いわゆる嘘予告である。
- プリキュア・ロゼッタリフレクション・ダブルクラッシュ
- 映画にて登場したロゼッタリフレクションの特殊形態で、両方の手にそれぞれリフレクションのシールドを発生させ、2枚のシールドで相手を左右から挟み込む。ロゼッタの技では唯一の明確な攻撃技と言える。
- ロゼッタバルーン
- マジカルラブリーパッドから放たれる技。
風船が飛び出し、ロゼッタが「1・2の3!」と手を叩くと破裂、何らかの技が飛び出すという物。要はパルプンテ。
ここに来て安定の黄色のあざとさが出ますか。ちなみに本編ではたった2回しか使われなかったが、その2回目の効果が凄まじくインパクトのあるものだったため、印象に残っている人も多いのではないだろうか。
合体技
- プリキュア・ラブリーフォースリフレクション
- ロゼッタ・リフレクションのさらなる強化版で、ハート・ダイヤモンド・ソードがロゼッタと肩を組み、エネルギーを送り込むことでシールドを展開する。作中ではパワーを一点集中させた小型のシールドを打ち放つことでメランのバリアを破った。
関連静画
四葉ありす
キュアロゼッタ
関連コミュニティ
関連項目
脚注
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
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- アイちゃん
- キュアエンプレス
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- ダビィ
- ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!?未来につなぐ希望のドレス
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