四路智美とは、ゲーム「パワプロクンポケット」シリーズに登場するキャラクターである。初登場は第一作。
パワポケ1での智美
公式試合で勝利しなければ野球部は廃部。その運命を突きつけられた1主人公の前に突如として現れた転校生として登場。他校への妨害工作を持ちかける。
それにノッた外藤や亀田の手により工作は実行されるものの、1主人公の出した制限の生温さに呆れてしまう。
それもそのはず、彼女はプロスポーツを裏から操らんとする大組織「プロペラ団」の工作員96号だったのである。プロペラ団日本支部長の命令で、極亜久高校に潜入していたのだ。
当初は命令通りに他校への妨害工作のサポートをしていたのだが、実は極亜久自体がプロペラ団の妨害工作の隠れ蓑として利用されていることを知る。そして彼女が工作員だと知った主人公の言葉に惹かれ、彼に好意を寄せるようになる。
――だが、主人公はいきなり現れた荒井紀香と恋仲(?)となってしまう。ヤケになった智美はあろうことか亀田と付き合うようになるのだが、後の行動(下記)から、内心非常に複雑だった模様。
夏の県大会にて組織を裏切り、幽閉される。その後、甲子園決勝の日に支部長を爆殺、10代にしてプロペラ団の大幹部となる。その際、智美を助けるために勝手に侵入してきた亀田を巻き添えにし、改造人間「ハイパー亀田」として自らの手ごまとするのだった。
パワポケ2での智美
プロペラ団日本支部長として登場。日本プロ野球界に支配を伸ばす為、ドリルモグラーズを擁するドリルトーイにコンタクトを取る。日頃から会長である任月に不満を持っていた曽根村と交渉し、内部からドリルトーイを掌握させようとする。
思惑通りにことは運び、曽根村も任月も自社の株をほとんどプロペラ団へと売却、まんまとドリルトーイは彼女の手に落ちる。そして「ドリルモグラーズ」は「プロペラモグラーズ」へと名称を変更するのだった(諸説あり、球団名はそのままだったとも)。
パワポケ3での智美
前作同様にプロペラ団日本支部長として登場。かなりのヤリ手で、ビッグボスこと本部長にも信頼されるほど。
時折亡くなった1主人公の墓に御参りするなど、未だ未練があったようである。しかし、その未練が何かを繋げたのか、街で復活した3主人公(1主人公と同一人物)を目撃する。そしてプロペラ団主催の野球大会にて、サイボーグとして主人公がよみがえったことを知ることとなる(あるいは偽者と勘違いする)。
パワポケ3での正史は不明瞭なところが多く、彼女がどうなったかは不明である。ルートによっては愛を捨て孤高を貫いたり、ビッグボスに射殺されたりする。
なお、彼女はルート中で、パワポケ全体へのある種強烈なメタ発言をおこなっている。
その後の作品での智美
パワポケ5
元プロペラ団員の浅上綾華が登場。智美を非常に慕っており、そのレベルは少しいっているかもしれない。未だプロペラ団解散を信じず、一人智美から下された任務を行っている。
パワポケ8
CCRのメンバーである白瀬芙喜子。実はアンドロイドな彼女の人格構成に使われているものが、プロペラ団の遺物データに存在した智美のものだとされている。その為、白瀬は湯田を見て(亀田と)勘違いをすることがある。
なお、パワポケ9に登場する広川武美も同様に智美の人格を持つといわれている。
また、裏サクセスに登場するキャラは現在記していない(追記OK)。
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関連項目
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