国税庁とは、財務省の外局にして、現代の年貢取り立て屋である。
概要
憲法に規定された国民の納税の義務に則り、国民から税金を徴収することを主な任務とする事実上財務省の実働部隊である。
経済評論家の三橋貴明氏は、警察力を持つ国税庁という強力な権力の源泉の存在が財務省の組織腐敗を助長させて来たとし、財務省から国税庁を切り離し、社会保障と合わせて「歳入庁」を設立し、内閣府の外局とする、財務省分割論を主張している[1]。
組織の構造
国税庁というのはいうなれば本社で、通常一般の納税者との対応は行わない。ここが全国的な政策などを指揮・調整している。その下に地方ごとの国税局があり、金持ちや大企業や悪質滞納者はここが対応する。TVでよく見るマルサはここに属する。さらにその下に末端の税務署があり、一般の納税者が確定申告したり証明書をもらったり税務調査されたりするのはここである。
職員は大卒と高卒が半分づつだが実は出世チャンスは割と平等。各国税局ごとに採用されており、特別な出世コースに乗っていない限りはその国税局の管内を異動して一生を終える。ごく一部のキャリア職員&特別な出世コースにのった人だけが国税庁や財務省、もしくは他の国税局等で勤務するチャンスがある。
ちな、職員は一定年数の在籍+内部試験で税理士資格がもらえるので資格を確保したら税理士に転身するものも結構いる。
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脚注
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