国立駅単語

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国立駅（くにたちえき）とは、東京都国立市にあるJR東日本中央線の鉄道駅である。
「こくりつえき」ではない。

概要

2010年に高架化され、高架下には商業街区「nonowa 国立」が整備されている。南口の旧木造駅舎は特徴ある三角屋根を持つ美しい駅舎で、開業以来使われ歴史を重ねており、「関東の駅百選」にもなった。中央線高架化工事のため共用終了・解体処分の予定だったが、国立市の手で解体後に資材を保管し、2021年に南口に再建され、観光案内所・多目的スペースとして活用されている。

2番線と3番線が同じ島になっている。

2番線は両方向から発着することが可能で、駅名標も両方向になっている。しかし実際は上り列車が利用することが多い。

3番線は配線の都合で国立支線に入ることができない。

種別	隣の駅（上り）新宿・東京・武蔵野線方面	当駅	隣の駅（下り）高尾・青梅線方面
通勤特快・中央特快青梅特快・通勤快速ホリデー快速	国分寺駅（JC16）	通過	立川駅（JC19）
快速・各駅停車	西国分寺駅（JC17）	国立駅（JC18）
むさしの号	新小平駅（JM32）	国立駅（JC18）

駅と合わせて造成された学園都市への玄関口。駅前広場は広く、バス乗り場からは立川バス・京王バスが発着する。周囲には雑居ビルやマンションが立ち並び、飲食店も多い。正面から南方へ延びる広い道路は、桜の名所でもある「大学通り」で、南武線谷保駅まで通じる。一橋大学をはじめ、多数の学校がある文教地区だが、大学通り以外は道幅が狭く、やたらと一方通行路が多い。

戦後になって開設された。駅前広場も確保され、バス乗り場からは立川バスが発着する。周囲にはやはりマンションが複数存在するが、商店街は控えめ。少し歩くとすぐ国分寺市に入るが、その先はどっちに進んでも登り坂で、南の文教地区同様、道幅が狭い。鉄道総合技術研究所(鉄道総研)は徒歩10分ほど。

駅名の由来が「立川駅と国分寺駅の間であることから両方の頭文字を取った」ということはよく知られているが、所在の自治体名は「北多摩郡谷保(やぼ)村」であった。この谷保村の町制施行に際し、異例なことに駅名にちなんで「国立町」と改め、そのまま市制施行後も引き継がれた。
冒頭の通り「こくりつ」と紛らわしい事があるため、市内の施設・物件には「くにたち」と平仮名書きとする事例が見られる。