国道117号単語

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国道117号（こくどう117ごう、国道117号線）は、長野県長野市から、新潟県小千谷市に至る、一般国道である。

概要

一般国道
国道117号
基本情報
総距離	144.3km
起点	長野県長野市
終点	新潟県小千谷市
経由都市
長野県	飯山市
新潟県	十日町市
道路テンプレート

長野県北部から、千曲川・信濃川沿いの各地域を経由し、小千谷市に至る路線。長野県長野市方面と新潟県中越地方を結ぶ最短距離の国道である。

かつては長野県内を中心に狭隘区間が多数存在したが、1990年代以降に大規模にバイパス道路が開通し、大幅に道路事情が改善された。しかし、現在も中野市内に1.5車線の狭隘な区間が残っているため、長野市と飯山市の連絡は国道292号を経由するのが一般的になっている（この区間は替佐静間バイパスが事業中であり、狭隘区間は解消される予定であるが、バイパス自体の建設が非常に遅れている）。
新潟県内はバイパスの建設等で経路が変更された区間が少なく、津南町の一部や小千谷市内を除く大半の区間が1953年の指定当初のルートのままであるが、ほぼ全区間で改築が完了しており、快適に走行することができる。

長野市内はJR 信越本線と、中野市以北はJR 飯山線と、それぞれ平行している。

路線データ

起点：長野県長野市中御所四丁目12番1（中御所交差点）※中御所三丁目41番の2地先とされている資料もあり
終点：新潟県小千谷市三仏生（三仏生交差点）
指定区間：長野市中御所四丁目12番1（中御所交差点） - 長野市豊野町蟹沢（浅野交差点）
総距離：144.3km（本線：約127km、実延長：110.3km、現道：99.8km）

なお、長野県内の区間において、ルートが煩雑になっている区間が複数ある。
長野市内のルートは、

中御所交差点→国道19号（昭和通り他）と重複→西尾張部交差点
中御所交差点→丹波島橋→大塚交差点→国道18号と重複→西尾張部交差点
中御所交差点→国道19号（西街道）と重複→小松原トンネル西交差点→国道19号（長野南バイパス）と重複→更北中学校東交差点

の3ルートが存在する。1.が本線で、2.と3.は支線扱いである。特に3.は地図等では一切掲載されていないため非常にわかりづらい。また、地図上では大塚交差点が起点のように見えるが、ここは起点ではなく、実際には中御所交差点～大塚交差点間の国道117号単独区間は支線扱いである（道路統計年報では、新道区間（支線）が9.8kmとされているが、中御所交差点～大塚交差点と、同じく支線扱いの替佐静間バイパスの開通済みの区間を合計すると約9.8kmとなる）。