国道15号とは、東京都中央区日本橋から神奈川県横浜市神奈川区とを結ぶ一般国道である。総延長約29.2km。
概要
日本橋~港区の新橋交差点は「中央通り」、新橋交差点~終点は「第一京浜国道」の愛称である。
「第一京浜国道」の由来はこの区間が1952年の道路法施行以前が国道1号に組み入れていたためで、現在の国道1号の「第二京浜国道」と称される区間は国道36号に指定されていたことに起因する。この道路法施行により第一京浜国道の区間が一級国道15号に、第二京浜国道側が一級国道1号にそれぞれ指定し直され、1965年に一般国道15号になり現在に至る。
全区間を通してJR東海道線と併走しているが、特に品川駅以南は京急線と併走している。全線片側2車線以上の幹線道路であるものの、東京と横浜という二大都市を結ぶ道路であるため交通量が非常に多く、昼夜問わず至る所で渋滞が発生する。かつては環八通りと接する大田区の南蒲田周辺は京急空港線の「蒲田第一踏切」と交差するなどの環境も重なり渋滞が多いポイントとなっていた。現在は工事が完了し、さらに環八通りの交差点改良により大森町~京急蒲田間の渋滞は大幅に緩和されている。
余談として港区の三田付近(日比谷通りとの交点)以南からは箱根駅伝のコースとしても知られていて、前述の蒲田第一踏切では復路の際にランナーが通過することを優先するために空港線の列車を止める措置をとっていた。現在では前述のように高架化工事が完了したため、そのような光景は残念ながら見る事が出来ない。
関連動画
箱根駅伝・復路の際の蒲田第一踏切の模様についてもご紹介する。
関連項目
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https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E5%9B%BD%E9%81%9315%E5%8F%B7