概要
| 一般国道 | |
|---|---|
| 国道305号 | |
| 基本情報 | |
| 総距離 | 194.6km |
| 起点 | 石川県金沢市 |
| 終点 | 福井県南条郡南越前町 |
| 経由都市 | |
| 石川県 | 野々市市、白山市、能美郡川北町、小松市、加賀市 |
| 福井県 | あわら市、坂井市、福井市、丹生郡越前町 |
| 道路テンプレート | |
石川県と福井県に跨る北陸地方の国道。全長194.6kmとやや長い。
全体的に石川県では平野部を走り、福井県では沿岸部を通る国道で、日本海を一望出来る道路のためか、ツーリストやライダーの利用が多く、観光道路の性格を持ち合わせている。福井県側では急峻なリアス式海岸に沿うように造られているため、必然的に急カーブが多く、通る際には注意が必要である。一部の区間では河野海岸有料道路と呼ばれる有料道路であったが2008年に無料開放されている。愛称として「越前・河野シーサイドライン」(または「越前・河野しおかぜライン」)がある。なお、旧三国町を舞台としたアニメ、「グラスリップ」で本線の同町区間の一部がアニメで描かれており、一区間ではいわゆる聖地化している。また、金沢市街地で国道157号と重複する区間も同市を舞台としたアニメ、「花咲くいろは」で一部描かれている。ちなみに両アニメを制作したのはP.A.Worksである。
また、1989年に発生した玉川岩盤崩落事故の現場となった路線としても知られており、バス1台が岩盤崩落に巻き込まれ、乗っていた15名全員が即死する悲惨な事故となった。現在その現場区間は廃道となっており、代わりに内陸部側に迂回する形でトンネルを開通させて再度接続している。
沿線主要観光地・主要施設
石川県
- 武蔵ヶ辻(近江町市場)
- 香林坊(KORINBO109、大和 金沢店)
- 柿木畠
- Prego
- 竪町(タテマチストリート、アニメイト金沢店(ベルセル))
- 片町
- 犀川大橋
- 瓶割坂
- 妙立寺(忍者寺)
- スーパーセンター PLANT-3川北店
- イオン小松店
- アル・プラザ平和堂小松店
- こまつの杜・こまつサイエンスミュージアム
- 木場潟(加賀三湖)
- 粟津温泉郷
- 加賀温泉郷
- イオン加賀の里店
- 加賀市役所
- 大聖寺駅
福井県
- 北潟湖
- あわら温泉郷
- 三国競艇場
- ワンダーランド
- 三国神社駅
- 道の駅みくに
- テクノポート福井スタジアム
- 亀島
- 鉾島
- 足見滝
- 水仙ドーム
- 呼鳥門
- 越前岬
- 玉川観音
- 北前船主の館・右近家
- 今庄IC
- 道の駅越前
主要な道路施設
橋梁
トンネル
路線概況
石川県
石川県金沢市のむさし交差点から端を発する。この交差点は国道157号、国道159号、国道249号の起終点でもあり、合計4路線、金沢駅前通りも合わせると5路線と接する交差点である。金沢~野々市~小松までは国道157号、国道8号と重複する。ちなみに野々市市三日市交差点~白山市乾東交差点までは両線が重複する三重路線であるがおだんごは今のところ設置されていない。
国道8号としばらく重複したまま石川県最大の川、手取川を渡り、川北町から能美市に入る。そして能美市大長野西交差点で一旦国道8号と袂を分かち、小松市街地方面へ。ここから一時単独区間となる。この交差点もかつては珍しい交差点で、小松バイパスが出来る前は6方向の道路と接する交差点であった。現在は整備されているが、名残がいくらか残っている場所がある。
ガスト小松店・ヤマキシホームセンター小松店付近で小松市に入り、市街地へと入っていく。イオン小松店過ぎると、左手にこまつ自動車学校が見えてき、すぐ前には小松を代表する川、梯川がある。この梯川は勧進帳の舞台で有名な安宅の関趾の付近に流れ着く。梯川を渡るといよいよ市街地中心部に入っていき、アル・プラザ平和堂小松店などが立ち並ぶ。交差する道路は、昔はクランクがある道路や狭小路など昔ながらの道路だったが、現在は北陸新幹線関連の整備で拡幅、クランク解消されている。ただし、市街地中心部に行けばクランクが残っている道路もある。
アル・プラザ平和堂小松店付近で交差する国道360号、後述の沖町交差点で交差する石川県道25号金沢美川小松線は小松駅付近を通る道で、脇にはかつて小松市に本社を置き、いまや世界的大手重機メーカーとなった「KOMATSU(コマツ)」の小松支社や2014年4月にオープンしたこまつの杜・こまつサイエンスミュージアムがある。
沖町交差点には、一風変わった信号が設置されており、赤信号の部分がなぜか2つ(普通の信号の赤信号の上に赤信号のライト)が付けられている。これは、国道があまりにも直線なため、前後の信号と間違えないようにしているためである。
今江北交差点付近で加賀三湖の一つである木場潟が見え、車窓から一望ができる。この木場潟に隣接する木場潟公園で、2015年5月に全国植樹祭が開催予定であり、北陸新幹線開業と並行して石川県と小松市が総力を上げて準備と公園の整備をしている。ちなみに木場潟公園の場所はこの国道からだと対岸の場所にある。
石川県の温泉郷の一つ、粟津温泉郷を抜けると加賀市箱宮町付近で再び国道8号と合流する。なお、小松バイパスが出来る前は、前述の大長野西交差点からここまでは、かつて国道8号であった。が、小松市街地の慢性的な渋滞がひどかったため、小松バイパスが建設されて国道305号に切り替え指定、今に至っている。
重複したまま加賀市街地を通り、加賀市黒瀬交差点(国道8号、国道364号交点)で国道8号と別れて、再び単独区間になる。北陸本線を超えると加賀市役所、大聖寺駅前を通る。大聖寺駅は市街地のメイン駅であり、特急は数本しか止まらないが乗り降りする市民は多い。なお、加賀市のメイン駅は加賀温泉駅である。なぜこんなややこしいことになった理由は「加賀温泉駅」の記事を参照。
大聖寺駅前を過ぎたあとは、現在移転問題で揺れ動いている加賀市民病院が進行方向右奥付近にあり、その手前に県立加賀聖城高校がある。高校の裏手に錦城山公園があり、その先には北陸自動車道が見えてくる。
北陸自動車道をくぐった後は大聖寺川に沿って通る。そのあとは、加賀ICまで行く石川県道61号加賀インター線と交差し、その先で福井県に入る。
福井県
福井県に入ると、福井県北部にある北潟湖湖岸を沿うようにを通っていく。この北潟湖は三方五湖の三方湖に次いで県内3番目に大きな湖である。湖ではあるが、加賀市西南端にある塩屋漁港と繋がっており、汽水湖に分類される。
北潟湖を抜けたあとは、あわら市街地中心部に入っていき、第三セクターのえちぜん鉄道と並行する。(並行するが、200mくらい離れているため、三国神社駅付近で交差するまで電車を見ることができない。)
そして、坂井市に入ると三国競艇で有名な三国競艇場と福井県の遊園地の1つ、ワンダーランドが見えてくる。規模はそれほどでもなく、CMで有名な芝政ワールドの10分の1くらいである。ちなみにその\しぃばぁっまっさぁっww!!/芝政ワールドはワンダーランドの裏手、500mほど先にある。また、後述のグラスフリップ放映中にたびたびCMで流れ、一時注目を集めた越前松島水族館も裏手にあり、こちらは本線と交差する福井県道7号線を道なりに行くとたどり着くことができる。さらにその先へは、休暇村越前三国やあの有名な東尋坊へ行くことが出来る。
坂井西警察署付近で一旦南下、三国神社駅付近でえちぜん鉄道を渡る。再び西へ向けると旧三国町街地に入っていく。この付近ではアニメ「グラスフリップ」の舞台になっており、たびたび登場する町の全体展望図で本線も少し描かれている。トラス橋の竹保橋で九頭竜川河口付近を渡り、しばらく進むと福井県最大の球技場であるテクノポート福井スタジアムと道の駅みくにが見えてくる。
両施設を過ぎ、柳原交差点(国道416号交点)を過ぎると、いよいよ越前海岸の沿岸部沿いに突入する。リアス式海岸由来の急峻なワインディングロードになっており、南越前町の河野交差点までひたすら沿岸部を通り続ける。
沿岸部周辺は自然観光地に富んでおり、国道305号で一番の目玉スポットである呼鳥門や越前岬、沿線に流れる足見滝、亀島、鉾島、玉川観音などがある。また、越前海岸は水仙が咲く地としても知られており、日本三大水仙群生地に数えられ、専門の自然博物館などが整備されている。
また、歴史分野においても色濃いスポットがあり、北前船として知られる江戸時代に頻繁に運航した今で言う物流船や、源頼朝から迫害を受け奥州平泉に逃れる際にこの海岸を通ったとされており、両者に関する資料館や史跡が点在している。
また、2014年11月15日に道の駅越前が越前町内の沿線に開業し、新たなスポットが誕生している。
南越前町の北前船主の館を過ぎたあとは、河野交差点に到達する。ここで、国道305号は路線は二手に分かれて指定されている。
直進してひたすら沿岸を通り、敦賀市方面へ目指す道は、前述の概要で少し触れた河野海岸有料道路であり、2008年に無料化された。代わりに愛称として「越前・河野シーサイドライン」が名づけられている。
左折して国道8号と立体交差し、南越前町南条付近へ目指す道が元来の国道305号であるが、この先はもともと「分断国道」(山や河川、海があることが原因で未だにトンネルなどが通っておらず、道がなく行き止まりの区間がある国道)の1つであり、「まぼろしの北陸道」と別名が付いていた。しかし、2013年11月4日にホノケ山トンネルが開通し、現在は通行可能である。ただし、現道から新たに分岐して新道を作って通しており、分岐点から先の旧道区間も現在国道指定されたままになっている。こちらは引き続き行き止まりなので要注意。
ホノケ山トンネルを抜けると南条駅付近に到達し、国道365号と合流する。前には日野川、その対岸には南条SA/SICが見える。
右折し、国道365号と重複。湯尾駅が見えてくると、終点である北陸自動車道今庄IC交点に到達する。なお、これより先に行くと旧今庄町の町街地に到達する。
関連動画
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玉川岩盤崩落事故関連
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