国道416号単語

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国道416号とは、福井県福井市から石川県小松市へ至る一般国道である。

概要

特徴

一般国道
国道416号
基本情報
総距離	90.1km
起点	福井県福井市
終点	石川県小松市
経由都市
福井県	福井市、勝山市、吉田郡永平寺町
石川県	小松市
道路テンプレート

奥越地方へのアクセス路および、石川県との連絡国道の一つ。国道305号(国道 365号重複)との接点となる柳原交差点を起点、国道8号小松バイパス東山IC 脇にある東山交差点を終点とし、日本海側に向けて全体的に「V」の字を書くような線形となっている。
ルートは、福井県三国地方近郊から福井市街地北部へ突き進み、市街地を抜けるとそのまま西へ奥越地方へと向かう。途中、北陸自動車道福井北ICやIC 中部縦貫自動車道松原 ICと接続。中部縦貫自動車道は山間部を貫くのに対し、国道は迂回しながら九頭竜川に沿って奥越地方へ向かうルートを取る。勝山市内に入ると北に進路を変え、大日峠を越えて石川県に入り、その先にある牛ヶ首峠、五百峠を越えて小松市尾小屋地区に入る。
尾小屋地区からは尾小屋鉄道旧線跡・駅舎跡を脇目に沿って北へ進み、金平町地区、江指町地区に入る。
そしてそのまま500mほど進むと東山地区に入り、終点の東山交差点が見えてくる。

長らく分断国道の１つであったが、2018年(平成30年)に分断区間が開通し、行き来できるようになった。国道としては十数年ぶりの新規開通となる快挙で、「平成最期の開通国道」として全国的に一時話題となった。

酷道区間(旧分断国道区間)

福井市内や奥越地方では主要アクセス路として機能している国道であるが、石川県境区間では話が変わって急坂狭小路、ヘアピンカーブが多発する危険な道、いわゆる「酷道」と化す。
特に石川県区間では森林地帯を突っ切っていくような道となっており、ところどころでイガ栗や木の枝などタイヤがバーストする危険性がある落下物が道に散乱していることが多い。また、動物と遭遇することもしばしばある。
道幅もすれ違い困難な1車線が続き、五百峠に至ってはトラックは絶対通行不可な高さのトンネルが貫かれている。

長らく分断国道の１つであったが、2018年(平成30年)に分断区間が開通し、大日峠を越えて行き来できるようになった。しかし、県境区間はいわゆる「片峠」のような構造をしており、石川県側では坂道が緩やかであるが、福井県側ではエンジンブレーキを多用しないと運転不可能な坂道が続き、途中途中でつづら折りのヘアピンカーブが連発する危険な道となっている。