概要
土佐藩では藩士の士気を高めるために四国犬を使った闘犬が行われていた。幕末の頃になると盛んになった。
明治時代になると洋犬が日本に輸入されるようになった。より強い闘犬を作るために四国犬にオールド・イングリッシュ・ブルドッグやイングリッシュ・マスティフ、ジャーマン・ポインター、グレート・デーン、セント・バーナード、ブル・アンド・テリアなどが交配された。これらの交配によって日本犬らしさは失われてマスティフ型の耐久力と闘争心のある犬へと変貌した。
第二次世界大戦の影響で高知県内では絶滅して日本全体でも20頭ほどまでに減少したが、その愛好家の尽力で頭数を回復。1994年5月20日に『土佐闘犬』として高知県の天然記念物に指定された。
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