概要
2面3線を有する地上駅。1番線が水戸方面、2・3番線が取手・上野方面(3番線が待避線)となっている。
発車メロディは1番線が『きらきら星変奏曲』、2・3番線が土浦市イメージソングの『風の贈り物』。
橋上駅舎を持ち、西口(亀城公園口)には駅ビルがある(後述)。東口(霞ヶ浦口)は駅舎から跨線橋を渡った先にあり1階では土産店が営業している。また、ホーム上では立ち食いそば店が営業している。
かつては筑波鉄道筑波線が発着していたが、1987年に廃止。跡地はサイクリングロード「つくばりんりんロード」となっている。
西口(亀城公園口)には「ウララ」という商業施設があったが、2013年に核店舗のイトーヨーカドー含めて閉店してしまったので、仕方なく老朽化した土浦市役所の移転先となった。地下にはカスミフードスクエアとダイソーが出店している。
また、西口の旧筑波線ホーム跡地には、土浦市立図書館兼市民ギャラリーの「アルカス土浦」がオープン(同地の一部に立地していたりそな銀行と土浦駅前交番は建物の一部となった)。新市役所と併せて市民活動の拠点として復活しつつある。
常磐線の中距離電車の多くは当駅で上野駅方面に折り返すほか(水戸方面から来て当駅で折り返す電車もある)、当駅以北は10両編成(もしくは5両編成)での運行となるため、15両編成は当駅で増解結を行うなど、常磐線にとって重要な駅となっている。
普通列車が停車するほか、特別快速(全て当駅発着)・特急「ひたち(一部)・ときわ(全列車)」が停車する。
つくば科学万博開催時は当駅からシャトルバスが運行されていたが、その後のつくば市へのアクセスは荒川沖駅・ひたち野うしく駅がメインとなっていた(後につくばエクスプレス開業)。
駅ビル
1983年に土浦WINGとして開業。当初は駅の中核商業施設として隆盛を極めた。しかし1997年、すぐ向かいに土浦駅前再開発ビル「ウララ」が完成。イトーヨーカドー土浦店が移転したことにより売上が低迷。その後イオンモール土浦の開業に伴いイトーヨーカドーともども瀕死の状態となり、2008年に閉業。リニューアル工事に入ることとなった。
2009年にはイオンモール傘下のペルチ土浦となるが、空きテナントに終始悩まされ、リニューアル工事を繰り返していた。こちらも2017年に閉業する。
2018年、JR東日本傘下の(株)アトレに運営が移り、プレイアトレ土浦となる。
プレイアトレはつくばりんりんロードの拠点として整備が進められており、全館どの階でも屋内自転車乗り入れが可能。
1階はサイクルショップ・メンテナンススペースや有料駐輪場を備える「りんりんスクエア土浦」が設置されている。また、3-5階にはサイクリングホテルが開業(2020年3月より)。文字通り人車一体のサイクリストサポート体制が完成した。
仕事が終わったら輪行袋を抱えて電車に乗り、土浦駅で組み立てをした後一泊。翌日はそのまま自転車に乗って筑波山まで行き、土浦駅に帰還して一泊。翌朝に自転車を輪行袋に収め、土浦からエクストリーム出勤家に帰るという自転車ジャンキーにとっては夢のような旅行プランも可能である。体力が持てば。
しかし、せっかく完成した自転車を抱いて寝られる駅ビルも、2020年にCOVID-19の流行による外出自粛要請が出たことでのっけから危機に瀕している。
隣の駅
関連動画
関連項目
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