地獄の皇太子とは、
である。
ここでは1項に合わせて2項についても簡単に述べる。
概要
聖飢魔IIを語る上ではずせない曲の一つ。作詞・作曲者はデーモン閣下。
おどろおどろしい歌詞、疾走感と様式美あふれるメロディーと、一歩間違えればギャグになりかねない曲だが、聖飢魔IIが演奏しデーモン閣下が歌い上げることで、素晴らしい世界観が構築されている。「THE END OF THE CENTURY」と合わせて、聖飢魔IIというものを体現した曲であろう。
デーモン閣下が、当時地獄の皇太子であったダミアン浜田陛下に捧げた曲、陛下のことを歌った曲だとも言われる。
聖飢魔IIの地球デビュー以前から演奏されていた歴史のある曲。「魔王凱旋」「創世記」などのインストナンバーから始まり、デーモン閣下の「フハハハハハ・・・聖飢魔II、地獄の皇太子!」の掛け声と共に演奏されるのが定番で、初収録された「悪魔が来たりてヘヴィメタる」、再録音盤の「1999 BLACK LIST」、2010年の再結集に合わせて発布された全英詩大教典「悪魔 NATIVITY」などでもその流れを確認できる、聖飢魔IIのお約束のひとつである。
大教典「メフィストフェレスの肖像」発布後は「フハハハハハ・・・聖飢魔II、地獄の皇太子は二度死ぬ」となることもった。
地球デビュー以前と以後で編曲が違い、地球デビュー以前は1番のあとにギターソロ→間奏があった。編曲された明確な時期は不明だが、「悪魔が来たりてヘヴィメタる」収録の際にはすでに現在の形に落ち着いている。
古い編曲のものはこちらの動画で確認できる。
どういうわけか現在とは容姿の違うデーモン閣下の他、地獄の皇太子本悪魔であったダミアン浜田陛下(当時殿下)らも映された貴重な映像。「DEAD SYMPHONY」の天地逆転唱法すらこの時点で確認できる。
また「オール悪魔総進撃 THE SATAN ALL STRAS」のデーモン閣下とダミアン浜田陛下との対談で、「今10年前のビデオを繰り返し見ると、やはり彼のドラムはすべての曲が同じテンポで・・・ねえ?」とまで言われた、ジード飯島大将のドラムプレイもある意味必見である。
関連商品
ミサ教典、活動絵巻教典まで網羅すると膨大な量となるため、収録されているものを一部抜粋。
収録音源としては最古のもの。デビュー直後の大教典なので当然といえば当然だが。時代が時代なので音質に難がある。
新たに録音しなおしたものが収録されている。閣下のボーカルも冴え渡り、音質も申し分ない。ただ聴きたいだけならば「悪魔が~~」よりもこちらがオススメ。
地獄の皇太子のベストテイクに、このミサのものを挙げる信者は多い。値段もリーズナブルなので、信者になりたての方にはぜひ手にしていただきたい逸品。
2010年の再結集時に行われたミサツアーの千秋楽を収録したもの。もっとも新しい地獄の皇太子、もっとも新しい聖飢魔IIを味わいたいならこの一本である。
関連項目
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