地球の歩き方単語

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チキュウノアルキカタ

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地球の歩き方とは、

株式会社地球の歩き方が発行し、Gakken（旧：学研プラス）が販売している旅行ガイドブック。
ザ・コレクターズのアルバム。

である。ここでは1.について記載する。

概要

ビジネス誌で知られるダイヤモンド社の子会社ダイヤモンド・ビッグ社によって1979年に創刊された、40年以上の歴史を誇る、海外旅行に行ったことがある人にはおなじみの旅行ガイドブック。

可能な限り購入者が自力でその地を旅行できるよう、様々な情報が緻密に掲載されている。

写真が多くてカラフルなのでとても読みやすい。何より日本人目線で描かれているのが最大の特徴。

数年おきに一度改訂版が出版される。マニアはどこが新しい情報かすぐにわかるらしい。

ネットで何でも調べられる時代になったとはいえ、『地球の歩き方』には観光地の公共交通機関がしっかり載っているから、大まかなルートを作る際はネットより便利だったりする。

今だったら電子書籍でも購入できるので嵩張らないのも嬉しいところ。

長期休暇間近で海外旅行にでも行こうかな、と考えたらとりあえず本屋にいって『地球の歩き方』を眺め、ぱらぱらページを捲ってみて「世界遺産こんなあるのか」とか「意外と交通網しっかりしてるな」などその国に行ったイメージを膨らませ行き先を決定する人も少なくない。旅行は『地球の歩き方』から始まるのだ。

2023年 5月30日、『地球の歩き方』を創刊したダイヤモンド・ビッグ社が東京地裁から特別清算開始決定を受けたと報じられた。新型コロナが世界中で流行する前はシリーズ全体で年間800万部の売り上げがあったが、コロナ禍で9割近く売り上げが減少してしまい大きな打撃を受けていたのだ。ただし、ダイヤモンド・ビッグは倒産するが、『地球の歩き方』を含む事業は2021年に学研グループに事業譲渡、新たに発足した地球の歩き方社に継承されているため、これからも出版は続くし、もちろん地球を歩く旅は終わらない。

関連項目

書籍・文書の一覧
コラボ先
- ムー：現在は学研からスピンオフしたワン・パブリッシングから発行されているが、地球の歩き方社の社長がムーの元編集者だったことからコラボが実現、「異世界の歩き方」を出版しヒット。
- ジョジョの奇妙な冒険：連載開始35周年を記念し、第8部までの舞台となった場所（杜王町はモデルとなった仙台市）を完全ガイドした本を出版。
- 水曜どうでしょう：番組内で本書が使われていたことから、最初は一番くじの景品として「ヨーロッパ21カ国完全制覇」を元に制作、その後シリーズ完結にあたり増補改訂版が出版、さらに原付の旅も日本編・ベトナム編が出版されている。