地球防衛軍4.1とは、PlayStation4で発売された3Dアクションシューティングゲームである。
発売日は2015年4月2日。開発はサンドロット、販売はD3パブリッシャー。
PlayStation3/Xbox360で発売された『地球防衛軍4』のリメイク・アップグレード版に当たる。大まかな仕様はそちらの記事も参照すること。
概要
Steam 情報 | |
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ジャンル | アクション |
開発元 | SANDLOT |
販売元 | D3 PUBLISHER |
機種 | PC (STEAM) PS4 |
配信日 | 2016年7月19日 |
価格 | ¥ 4,980 |
地球防衛軍3に引き続き、異星生命体「フォーリナー」を相手に戦う。シリーズ中最多のミッション数と兵科数を誇る。
地球防衛軍4と比べ基本的な部分は変わっていないためベタ移植などとも言われがちだが、細かい仕様は変わっている部分も多く、各種武器(兵器)の追加、ミッション内容の変更・追加、ボイスの追加(新録)など変更点は多岐にわたる。処理落ちや同期ズレなども改善されており、シングルプレイ・マルチプレイ双方ともに快適性が向上している。そのため、リメイクやリマスターというよりもアップグレード版としての側面が強い。
不満点としてあげられていた各兵科間のバランスも調整されており、地球防衛軍4を既にプレイした人でも楽しめる内容となっている。
2016年7月からはSteam用のPC版がリリースされた。Steamではすでに北米を舞台とした「Earth Defense Force: Insect Armageddon」が配信されているが、日本版の地球防衛軍が配信されるのは本作が初となる。
2022年12月22日に、本作をNintendo Switch向けにリメイクした『地球防衛軍4.1 for Nintendo Switch』が発売となった。
兵科
- 特戦歩兵 レンジャー
- 多種多様な武器の扱いに長けている戦闘のエキスパート。あらゆる局面に対応でき、陸戦歩兵部隊の中核をなす存在である。
地球防衛軍3ではレンジャー、ストーム、モールなどと区分があったが今作では全てレンジャーに統合された。
現代的な装備を扱い、EDFでの立ち位置としては文字通り一般的な歩兵であり、初心者向けと言える。
- 降下翼兵 ウイングダイバー
- 飛行用ウイングを装備した女性だけの特殊部隊。巨大生物を殲滅するための切り札として、再来に備え結成された。地球外テクノロジーによって生み出された超兵器を操る。
過去作のペイルウィングとほぼ一緒。他の兵科とは戦い方が異なり、扱いこなすには若干の慣れが必要。
- 空爆誘導兵 エアレイダー
- 航空部隊を地上から誘導することが任務。攻撃目標を指示し、空爆を要請して敵を壊滅させる。迫撃砲、巡航ミサイルなどの発射指示、さらにビークルの輸送要請も可能。
地球防衛軍3で登場した設置爆弾やセントリーガンなどの特殊な兵装は全てエアレイダーに移された。 - 過去作と違い戦車をはじめとする乗り物に乗るためにはエアレイダーによる要請が必要。
車両による火力は高いが自衛力に乏しく、上級者向けの兵科と言える。
- 二刀装甲兵 フェンサー
- パワーフレームとアーマーに身を固めた重装備の兵士。パワーフレームの恩恵により、巨大な武器を装備可能。さらに左右の腕にそれぞれ別の武器を持ち、同時発射することができる。
計4つの武器をもてるパワータイプ。攻撃力と機動力が非常に高い。NPCはそうとも言えないが。
地球防衛軍4との差異
一部割愛。以下に列挙するものは代表的な変更点である。
(S)→主にシングル(一人)プレイに影響 (M)→主にマルチプレイに影響
前作→地球防衛軍4を指す
- システム/グラフィック面での変更
- グラフィックが向上。出力解像度が720p(HD)から1080p(フルHD)に。
- フレームレートの向上。30FPSから60FPSへと上がっている。
- 処理落ちが改善。ほとんど処理落ちしなくなった。上記のフレームレートの向上と相まってぬるぬる動くようになった。
- ロード時間の短縮。地球防衛軍4ではX360版が最もロードが速かったが、それよりも速くなっている。
- 光源処理の変更。爆発などの光が周囲に拡散するように。
- 4と比べると味方NPCの数が大幅増えており装備の種類も増加。ビークルに乗るNPCも登場するようになった。
- 地底ミッションでは視界が暗闇に包まれるようになった。(前作では地上と同じく明るく、常に視界が通っていた)地底ミッションではプレイヤーとNPCがライトを装備する。
- 指揮下に入れた仲間の体力が表示されるようになった。
- (S)シングルプレイでもチャットが送信出来るように。特定の無線には指揮下のNPCが反応してくれる。独り身でも寂しくない仕様に。
- (M)DualShock4のタッチパッド操作による、チャット操作に対応。あらかじめ設定した無線はパッドの上を指でスライドさせる事により素早いチャットが出来る。
- (M)照準を合わせている所にマーカーを指定できるように。ボイスチャットやキーボードチャットを使わずとも、簡単に次の目標などを連絡できるように。
- (M)処理の改善により同期ズレが少なくなった。ラグや位置ズレを感じる事は少なくなり、死体の位置ズレはほぼ無くなった。
- 敵(フォーリナー)/ミッションの変更
- 各兵科における変更
- レンジャー
- ウイングダイバー
- エアレイダー(ビークル)
- 4兵科中変化が最も少なく、武器性能以外は変わっていない。ビークルへの変更が多い。
- ビークルが同時に存在できる数が2から3へ増加。
- ビークルに”歩行要塞バラム”,”デプスクロウラー”が追加。
- バイクとデプスクロウラーは地底で要請できるようになった。要請マーカーを投げるとポンと沸いて出てくるように。イメージとしてはホイポイカプセルのような感じ。
- バイクとデプスクロウラーは、地底での光源が無くなった事にともない、プレイヤーやNPCが持つものより大型のライトが装備される。
- ビークル操縦時の物理演算の処理が変更。主に車両系の武器の反動が調整された。車両投下時のコンテナのバウンドも無くなっている。
- 全てのビークルの主砲にレーザーサイトがつくようになった
- フェンサー
- 武器、ビークルについて
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関連項目
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