奏でよ、其は我が盟約也。
其は盟約。
其は悦楽。
其は威力。
故に奏でよ、汝が魂の形を。
地霊殿polyphonyとは、東方キャラによる神曲奏界ポリフォニカRPGのリプレイ動画シリーズである。いわゆる「東方卓遊戯」に属する作品である。
概要
神曲奏界ポリフォニカRPGとは
神曲奏界ポリフォニカの作品世界をベースとしたTRPGである。製作はアリアンロッドRPGやナイトウィザードでおなじみのFEAR、というかFEARの汎用システム「スタンダードRPGシステム」(SRS)を使用している。発売は2008年8月。詳細についてはこちらのWikipedia記事を参照→神曲奏界ポリフォニカRPG
では、神曲奏界ポリフォニカとは
人間の身近に精霊が存在する世界で、その精霊と心を交わす曲を奏でることができる神曲楽士との絆が描かれる世界。詳しくは単語記事を参照してください。→神曲奏界ポリフォニカ
ではでは、地霊殿polyphonyとは
ネーミングから判る通り、(主に)地霊殿のメンバーが、神曲奏界ポリフォニカRPGをプレイする様子を収録した動画シリーズ。参加メンバーについては後述。うp主はAki氏。シリーズ開始は2010年8月から。
アクセントとして、NPCに公式の小説・リプレイの登場人物も登場している。
なお、開幕当初は4:3サイズだったが2-3から16:9サイズに変更されている。
キャラクターのCGはきんぎん氏提供のアイコン(作成者によってフリー宣言されている)を使用。その他の背景画像、BGM等については動画を参照されたし。
動画
第1話「忘却に響くセイレーン」
(全5パート)
第2話「海底のディッソナンツァ」
(全6パート)
第3話「紅葉萌ゆる突撃突破恋乙女」
(全7パート)
第4話「凶賊のワルツ」
(現在進行中・・・)
全話リスト
キャラクター紹介(※ネタバレ注意)
ゲームマスター(GM)
古明地さとり
ご存じ地霊殿の主にして僕らの小五ロリ。元々、彼女がTRPGをしてみたくなったのが本シリーズの発端である。「ノリと勢いを重視する」ロールプレイが好み。また、PLにTRPG初心者が多いこともあって親切丁寧な描写を心がけているのが特徴。でもハンドアウトは苦手らしい。
ちなみにサードアイは特に封印していないが、積極的に使っているわけでもないようだ。ただ、時折PLのうちの1人の提案を、心を読み取っただけで了解してしまい、他メンバーに「説明しろ」と突っ込まれている。
解説兼サブマスター(SM)
火焔猫燐
当初、お空がPLで参加しているのに顔を見せなかったため、視聴者からは、はぶられているのかと心配されていた。画面サイズが16:9のワイド画面になった2-3で、ようやく枠外で常駐する解説役として登場、それ以降サブマスターとして参加する。(それ以前も鳴き声だけはたまに聞こえていた)
プレイヤー(PL)
霊烏路空
PC名 | クラマ・ソラティアーネ(通称:ソラ) |
17歳の少女でクラマ神曲楽士事務所の所員。国家試験を通ったばかりの新米楽士ながら、神曲については天賦の才を持つ。普段は引っ込み思案気味だが、曲を奏でるときは性格が変わって積極的になる。なお、単身楽団(ワンマンオーケストラ≒神曲を演奏するための楽器)はギター型(演奏時のBGMからしてエレキギターらしい)。後方支援型として特化している。パルティレとは精霊契約を交わしており、共に行動することが多い。
なお、東方卓遊戯でプレイヤーをするお空はかなり賢く(時にはヒーローっぽく)描かれることが多い。ここでもご多分に漏れず、かなり賢いプレイを見せる。また、この作品のお空はさとりの元で少なくともALG(おそらくアルシャードガイアRPG)を既にプレイ済みである。
鍵山雛
PC名 | クラマ・ヒナベルト |
29歳の男性。ソラの実の兄にして、クラマ神曲楽士事務所の所長。単身楽団はパイプオルガン。天賦の才を持つ妹に対してなにやら思うところがある"偽りの天才"、という設定だったが、ここぞというところでの(GMにとって)厄い出目によって自らも天才であることを示している。言動は尊大だが、それに恥じない力量を見せてくれる。
ちなみにキャラ設定上、精霊契約を交わすことは不可能。
なお厄神様は地霊メンバーではないが、「くるくる回って暇そうだった」ので、さとりにプレイヤーとして地底につれてこられている。
水橋パルスィ
PC名 | パルティレ・ダイン・シャフナーゼ(通称:パルティ) |
人間型の中級精霊。25歳くらいの女性の姿をしており、お嬢様っぽい言動を取る。精霊雷を操っての攻撃を得意としている。ソラと精霊契約をしており、何かと気に掛けている。特に最近は、上級精霊セイレーンがソラに懐いているのが気になる様子。なお、ヤマミリアよりは年下らしい。
黒谷ヤマメ
PC名 | ヤマミリア・ウト・カンビオーレ |
ボクっ娘黒髪短髪おかっぱ絡新婦型(後にボクっ娘黒髪短髪おかっぱ貧乳絡新婦にレベルアップ)の中級精霊。上半身は15歳くらいの少女の姿をしている。前衛での直接攻撃が担当。下半身は常に絡新婦化しており、ヴィークル相当として扱うことをGMに認められている。ヒナベルトとは古い付き合いの腐れ縁という間柄で口げんかが絶えないが、それでいていざという時のコンビネーションは絶妙。
星熊勇儀
第3話にて参加のゲストNPC担当サブマスター、というよりもゲストPC担当プレイヤー。詳細については第3話完結後に記述予定。特に政治的な意図は含んでいないよ!
主要ノンプレイヤーキャラクター
本編中に登場した主要なNPCを記載する。なお当然ながら演じているのはGMのさとり(だが、PLに乗っ取られることもあるのがTRPGの醍醐味の一つ)。なお、記載は登場順。
NPC名 | ユカリシア |
トルバス警察に勤める精霊の警察官。イメージキャラクターは紫。なので視聴者には登場するだけでうさんくさいと言われてしまっている。パルティとコネがある。
NPC名 | ミスティンク・ヤキト・セイレーン |
上級精霊。第1話では暴走して豪華客船を沈め、自らも消滅しかけていたところをPC達に救われる。イメージキャラクターはミスティア。第2話のPC達の活躍により、暴走の責任が彼女にないことや情状酌量が認められて保護観察処分(事実上の無罪放免)となる。暴走状態を鎮めてくれたのがソラの神曲だったことから、ソラにかなり懐いている。
NPC名 | タガナ・ユイ→タガナ・アヤ |
ソラの元同級生で、今はジャーナリスト。原作にも登場しているが、「決して『原作に出てた気がするけど思い出せないから文でいいか』なんて思ってません(キリッ」(さとり談)というわけでイメージキャラクターは文。後には名前も「アヤ」となり、事実上オリジナルのNPCと化している。
用語
- 精霊
- 精神生命体(ただし、通常は物質化している)。人間の善き隣人。人間より強大な能力を持ち、人間よりはるかに長寿命。しかしそこはそれ、様々な弱点も持っている。なお、精霊には下級、中級、上級(そして別格の始祖精霊)といったクラス分けがあり、下級精霊は意志も持たない場合が多く、形状もぬいぐるみや(東方でいうところの)毛玉のように単純なものが多い。また、上級精霊は非常にレア。パルティやヤマミリアは中級精霊。ちなみに名前は大体長い。
なお、普段は隠せるが、精霊は光の羽根を持っており、その数がクラスを示している。下級は一対二翼、中級は二対四翼、上級は三対六翼、始祖精霊は四対八翼。
基本的には、こちらの世界に初めて現れたとき(物質化したとき)に取った姿を変えることはない。つまりパルティは最初から25歳くらいの女性の姿だし、ヤマミリアは最初から貧に(r - 神曲
- 神曲楽士のみが奏でることが出来る(例外もあるが)楽曲で、精霊はその曲を取り込むことで自らの力とする。要するに精霊の大好物で、ある意味、これがあるため精霊と人間が対等の立場にあるといえる。
- 神曲楽士
- 神曲を奏でる国家資格を持っている人が名乗れる肩書き。本編ではソラとヒナベルトがこれにあたる。精霊を使役することが出来るという技術を持つため、彼らのように事務所(=何でも屋)をやることが多い。
- 契約
- 正式には「精霊契約」。特定の(中級以上の)精霊と特定の神曲楽士同士が交わす契約で、これによってその楽士の奏でる神曲からはより力を得られる代わり、それ以外の楽士の神曲からは力を得にくくなる。一度契約を交わすと、精霊はその楽士に依存することになるうえ、解除も(時間を掛けられればさほどでもないが)それなりに難しい、といった弱点もあり、なにより契約を交わすには、精霊と神曲楽士のお互いの心の結びつきが重要。そのため、精霊との契約は結婚にも喩えられることがある(ただし、神曲楽士は技量の許す限り何柱の精霊とでも契約可能であるし、同性同士の契約も無論可能)。メンバー中ではソラとパルティが契約を交わしている。
- 精霊雷
- 精霊の出すエネルギーが目に見える形を取ったもの。雷そのものではなく、そう見える(ことが多い)ためそう呼ばれるだけ。ものを持ち上げたりといった、いろいろな用途に使えるし、もちろん攻撃にも使える。メンバーの中ではパルティが得意としている。また、ヤマミリアは蜘蛛の糸のように使い、よくヒナベルトをぐるぐる巻きにしている。
- 精霊の暴走
- 長期間、精霊に神曲を聞かせない、等の方法で弱らせていくと、その精霊の自制が効かなくなった時点で無差別に周囲を攻撃するようになる。これを精霊の暴走と呼び、それは神曲を聞かせて落ち着かせるか、最悪、精霊自身が全ての力を使い果たして消滅するまで止まらない。意図的にこれを起こすことで時限爆弾代わりに使うテロリストもいる(つまりそれほどの威力を持つ)。
- 精霊文字
- 精霊にのみ強制力がある文字。多くは行為を禁ずる文言が多いらしい。精霊を封じるために使われることが多いが、当然精霊に無理を強いるので、精霊やその友人たる神曲楽士達にとっては嫌悪の対象となる。
- トルバス
- メンバーが暮らしている街。正確にはいくつかの市が集まった巨大な都市で将都と呼ばれる。ちなみにこの世界の文明レベルは現代とほぼ同じで、自動車やバイクがあったり黒電話があったりする。
関連項目
- 2
- 0pt