概要
坂戸市 さかどし |
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基本情報 | |
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国 | 日本 |
県 | 埼玉県 |
市役所所在地 | 坂戸市千代田1-1 |
団体コード | 11239-9 |
面積 | 40,97km2 |
総人口 | 99,383人 (推計人口、2024年4月) |
人口密度 | 2,480人/km2 |
隣接自治体 | 川越市、東松山市、鶴ヶ島市、日高市、入間郡毛呂山町、比企郡鳩山町、川島町 |
木 | サクラ (昔はカイヅカイブキ) |
花 | サツキ |
行政区画テンプレート |
東武東上線で通じる東京のベッドタウン。アメリカ合衆国アラバマ州ドーサン市と姉妹都市提携をしている。
入間地区北部の中心都市で、警察は鶴ヶ島市、入間郡毛呂山、越生町、比企郡鳩山町と同管轄。郵便は鶴ヶ島市、鳩山町、火葬業務は鶴ヶ島市、毛呂山町、越生町、鳩山町と同管轄である。
因みに市民が使える火葬場は40年来の念願であり、1970年代に当時の坂戸市や鶴ヶ島町等の町村で共同火葬場の建設を計画していた所、当時の坂戸市が「火葬場はウチ単体でやるンゴ。抜けるンゴ」と脱退。火葬場を市内に建設しようとした所、建設予定地近隣住民から「火葬場?反対するンゴ」と反対され、頓挫。更に近年、火葬場建設基金が取り崩されてあまり残っておらず実質白紙状態になっていた。そんな訳で坂戸市民は、火葬場を使う段になってから、火葬は飯能or東松山まで出向き、火葬は待たされ、火葬料金は割高と長らく辛酸を甞めていた。2012年に当選した石川清市長の公約に「越生斎場を運営する広域静苑組合加入」があり、広域静苑組合に対して粘り強く加入申請をし続けた。流れとしては、
坂戸市「広域静苑組合に加入させて下さい」
越生町他「やだよ」
坂戸市「お願いします。何でもします」
越生町他「ん?今何でもするって?」
坂戸市「オナシャス」
越生町他「じゃあお前の金で新しい火葬場建設しろ。加入人口10万も増えるんだからな。あくしろよ」
と言った流れで坂戸市の加入が決まり、新しい火葬場もめでたく完成し晴れて火葬場問題が解決した訳です。因みに火葬場は越生町の八高線沿線にあり、八高線もよく見えます。
1954年に坂戸町、大家村、入西村、勝呂村、三芳野村と合併(所謂昭和の大合併)し、新生坂戸町(人口2.4万人)が発足した。
1970年代から北坂戸団地街開きや住宅開発が急激に進み人口が激増。1975年に人口5万人を突破。翌1976年9月1日市制施行した(因みに施行時の人口は5.5万人である)。その後も人口は増え続け2006年には人口10万人を突破した。
南東は川越市、南は鶴ヶ島市。北は東松山市、北西は比企郡鳩山町。東は比企郡川島町。南西は日高市、西は入間郡毛呂山町とそれぞれ接する。また川越市、東松山市、鶴ヶ島市とつながりが太く、市民同士の行き来が多い(そのため東松山→坂戸に嫁ぐという例も見られる)。
また長野県青木村・群馬県吾妻郡嬬恋村・新潟県南魚沼市のNPO法人六日町観光協会・群馬県吾妻郡中之条町の社団法人四万温泉協会・埼玉県児玉郡神川町と観光協定などを結んでいる。
周辺にはラーメン屋も多く、そのスタイルも豊富で充実している。
坂戸市民のソウルソング「坂戸市民音頭」を唄うのは大川栄作。このカセットテープには「坂戸小唄」という歌も収録されており、これは島倉千代子が唄っている。
坂戸駅近くにはデカ盛りで有名なイタリアンパーラー「花きゃべつ」があり、チャレンジャーを唸らせている。市内にある女子栄養大学協力の下に坂戸葉酸プロジェクト等の健康増進を図り、様々な飲食店でもコラボメニューを開発・販売している。
女優の菅野美穂、キリンジ、声優の梶裕貴の出身地である(ただし菅野美穂は神奈川県伊勢原市、梶裕貴は東京都が出生地である)。
比較的つるぺったん平坦な地形のためサイクリングするにはちょうどいい場所である。因みに市内で一番標高が高い場所は市西部の大家地区にある城山でわずか113mしかない。
また地形的には市西部が丘陵地帯、市南部が台地、市北部、市東部が沖積低地となっている。
お隣の鶴ヶ島市に古くからある関越自動車道鶴ヶ島インターチェンジ、鶴ヶ島ジャンクションによって都心からのアクセスも良く、隣接市と同様にドラマや特撮のロケ地としてよく使われている。
龍馬伝で使われた東松山市との間にある木製の橋「島田橋」、少し前に香取慎吾版西遊記で登場した「聖天宮」がある。
行政
- 市役所:坂戸市千代田1-1-1
- 消防署:坂戸・鶴ヶ島消防組合消防本部
- 警察署:西入間警察署
- 郵便局:坂戸郵便局
- 保健所:坂戸保健所
- 坂戸・鶴ヶ島下水道組合
- 坂戸・鶴ヶ島水道企業団
- 坂戸市文化会館ふれあ
- 坂戸市文化会館オルモ
- 西部福祉事務所
- さいたま地方法務局坂戸出張所
- 関東農政局坂戸統計・情報センター
市長
地区
大家地区
- 市西部が当たる。人口11,507人。旧大家村域。北は入間郡毛呂山町、南は鶴ヶ島市・日高市と接する。全体的には台地ないしは丘陵地帯である。地区内を東西に高麗川が流れており、夏季は河原でBBQや川遊びを楽しむことができる。東武越生線西大家駅が鶴ヶ島市境にある。また、地区最寄駅は前述の西大家駅、一本松駅(鶴ヶ島市)、川角駅(入間郡毛呂山町)と3つもあるが、本数が比較的少ないためやや不便である。
- 全体的には水田や畑が多く、郊外然とした光景が広がっているが、地区西部の西坂戸地区は斜面に住宅団地が造成されている。新旧住民通してみても比較的住民同士の結束が固い地域である。
- 学校が多く、城西大学、明海大学、東京国際大学(ただしグラウンド)県立坂戸西高校がある。
- 地区西端部をJR八高線が掠めているが、そこにたどり着くのはやや難しい(住宅地を抜けて、森に入り、崖まで行く)。自転車かバイクで行くことを強く推奨する。
- 高麗川流域では冠水橋(増水時に水面下に沈む橋)が見られる。ちなみにこの冠水橋(多和目天神橋)、記憶にあるだけで2回ほど濁流に呑まれ破壊されている(1回目は1999年で橋が半分流され、河原に橋梁が突き刺さっていた)。2回目は2002年で、橋梁が下流方向に曲がった)耐久性(橋桁は木製)の問題で普通乗用車での通行は出来ない。もっともそこまでたどり着くまでの道が狭い。
入西地区
- 「にっさい」と読む。市北西部が当たる。人口9,900人。旧入西村域。高麗川が西から北へ、越辺川が西から東にそれぞれ流れている。北は比企郡鳩山町・東松山市、西に入間郡毛呂山町と接する。ほんの15年ほど前は一面水田の広がるいなk田園地帯であったが、住宅開発が進み、今では立派な住宅地帯になった。
- 鳩山町とのつながりが強く、入西地区に買い物に来る人が多い。
- クリスマスの時期にはイルミネーションが各家庭で灯されてとても綺麗である(張り合ってるんだと思うが…)。
- 餃子の満洲の工場があり、敷地内には直売所兼レストランがある。
- 関越自動車道のスマートインターチェンジが地区東部に出来、交通の便が良くなった(因みにインターの名称は坂戸西スマートインターチェンジ。新潟・東京方面両方に行くことができるほぼフル規格のインターである) 。
- 便利になるよ!! やったね入西住民!
坂戸地区
- 市中部が当たる。人口58,027人で市内最大規模。旧坂戸町域。北は東松山市、南は鶴ヶ島市、川越市と接する。旧来より市の中心部で、江戸時代には宿駅が置かれていた。
- 坂戸市役所、坂戸・鶴ヶ島水道企業団、西入間警察署、坂戸・鶴ヶ島消防組合消防本部、坂戸郵便局、坂戸市文化会館があり名実ともに坂戸市の‘中枢部,である。
- 高麗川と越辺川が合流する。そのため、昔は洪水が多かった。
- 南北に関越自動車道、国道407号、東武鉄道東上線が通り、南から若葉駅、坂戸駅、北坂戸駅の各駅がある。
- 北坂戸駅前には北坂戸団地、若葉駅東方数百メートルの位置に若葉台団地(鶴ヶ島市にまたがる)がある。
- 南部には富士見工業団地があり、明治製菓の工場が置かれている。風向きによっては市内にチョコレートの香りが流れてくる。
- 北坂戸駅西口には昔、KFCとマックがあったのだが、つい数年前に両方とも撤退してしまった。さらには、中学校と幼稚園が廃止になり、一時の活気はなくなってしまった。
勝呂地区
- 「すぐろ」と読み、市北東部が当たる。人口10,595人。旧勝呂村域。人口の6割が石井地区に住んでいる(ちなみに町・丁・字別人口で石井地区が坂戸市最多の人口を誇る)。北は東松山市、東は比企郡川島町、南は鶴ヶ島市、川越市と接する。越辺川が地区をなぞるように西から東に、途中(赤尾の北方、東松山市との境)で折れて南へ、飯盛川が西から流れて越辺川に合流する。
- 典型的な住農混在地域で、南部は畑、北部は水田が分布している。北部の島田、赤尾地区は洪水常襲地帯で、カスリーン台風襲来時には堤防が決壊し島田地区で一家全滅の悲劇が起きた。そこまでは行かなくとも幾度となく洪水に悩ませられてきた経緯から、旧家には必ずと言ってもいいほど物置に避難設備、ボートがある。
- 坂戸保健所やシルバー人材センター、市民体育館、市総合運動公園がある(すべて石井地区にあるんだけどね)
三芳野地区
- 市東部が当たる。人口9,365人。旧三芳野村域。東は比企郡川島町、南は川越市と接する。東側を越辺川が流れ、東端部で入間川、小畔川と合流する。ここも昔から洪水に悩ませられてきた地区である。
- 首都圏中央連絡自動車道坂戸インターチェンジがあるが、周りには何もない。
- 東坂戸団地があり、ここと若葉駅と往復するバス便がある(自転車や徒歩だと結構時間かかる)。
- 全体的は台地上は畑、低地上は水田が広がっている。ただし勝呂地区と違い、低地上には住宅がそんなに多くないが、東坂戸団地は低地の上にあり1999年の豪雨と2019年の台風19号では、団地と消防分署が水没した。2回の消防分署水没に懲りた消防当局は少し離れた台地に消防分署を移転新築を決定し、建設を開始した。
企業
ぎょうざの満洲の本社・工場が入西地区にあり、明治製菓の関東工場も千代田地区にある。ぎょうざの満州の元の本社は所沢市にあったが、鶴ヶ島市に工場を作った後は鶴ヶ島市、2001年に坂戸市に本社を移転していた。2019年に川越市に工場ができたことで本社が川越市に移動した。
多和目という所に弓削田醤油という大正12年創業の醤油会社・工場がある。
その品質の良さからモンドセレクション3年連続金賞・国際優秀品質賞に輝いたり、新座市にある67歳女将でも有名な「麺家うえだ」を始め、県内に限らず東京のラーメン・うどん・蕎麦屋でもここの醤油を扱っている店がある。なおこの会社が経営する「醤油王国」は日高市田波目(タバメ)とギリギリ日高市である。本社は坂戸市多和目(タワメ)で距離も約400m程と非常に近い。
市内青木に鉄道模型メーカーの関水金属(KATO)の工場がある。また隣の鶴ヶ島市にKATOの工場が立地しており、KATO製品のほぼ全てを坂戸市、鶴ヶ島市で作っている。
観光施設
- 五千頭の龍が昇る聖天宮
- 塚越地区で最寄りは若葉駅北口。北口を真っ直ぐに約3km行った左手(埼玉県坂戸市塚越51-1)にある。香取慎吾版西遊記のロケ地として使われた。
- 北浅羽桜堤公園
- 越辺川沿いにある桜堤。3月中旬から3月下旬が開花の時期となる。
交通
鉄道
東武鉄道
道路
高速道路
国道
主要地方道
バス
マスコットキャラクター
- さかっち(ゆる玉応援団団員№9)
- さかろん
出身有名人
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