基地航空隊とは、その名の通り航空基地に所属する航空隊のことである。
ここでは艦隊これくしょん~艦これ~における基地航空隊について説明する。
概要
2016年春イベント「開設!基地航空隊」で実装されたシステム。それまでの艦これでの航空機と言えば、艦載機や水上機といった、艦娘が装備して戦闘時に発艦させるというものしかなかったが、この基地航空隊は地上に設置した航空基地から発進する。
各航空隊には4つの中隊を編成でき、そこに航空機を配置していく。偵察機は4機、それ以外は18機(実装当初は12機)配置することとなり、配置時にボーキサイトを消費する。
戦闘で撃墜されるなどの理由で稼働数が減少した場合は補充が可能で、補充の際には燃料とボーキサイトを消費する。
基地航空隊への指示は札を切り替えることで行う。
各航空機には戦闘行動半径が設定されており、出撃可能なマスが制限されている。当初は全航空機の平均値が航空隊の戦闘行動半径となっていたが、その後航空隊で最小の戦闘行動半径になるよう変更された。
なお、二式大艇やCBY-5A Catalinaを使うことで戦闘行動半径を伸ばすことが可能。
この基地航空隊のために新たに実装された航空機が陸上攻撃機(陸攻)と局地戦闘機(局戦)である。
陸攻は雷装と爆装を併せ持ち、また数値は低いが対空も可能で、戦闘行動半径も広いとまさに基地航空隊の出撃に特化した性能を持つ。
局戦は迎撃・対爆というパラメータがあり、これによって出撃時や防空時の対空能力が強化される。その一方で戦闘行動半径は狭く、防空に特化した戦闘機といえる。
このいずれも基地航空隊にのみ配置可能である。
また、配備した艦載機を別のものへ変更した場合は、最初に配置していた航空機は「配置転換中」扱いとなり、一定時間(約12分間)再び航空隊へ配置する事ができなくなるほか、艦娘が装備可能な艦載機の場合は配置転換中が解除されるまでその航空機は艦娘が装備する事もできなくなる仕様がある。
なお、実装当初はイベント限定のシステムだったが、後に通常海域でもアイテムの設営隊を使用することで開設できるようになった。なお、2017年3月現在、基地航空隊が使用可能なのは6-4、6-5のみである。
指示内容
- 待機
航空隊は出撃しない。デフォルトはこれになっているので、札を変更し忘れないよう注意。(公式4コマ漫画でも、提督が航空隊を出撃させ忘れるミスが描かれた。) - 出撃
航空隊を出撃させる。この状態にしていると艦隊を出撃させた後に航空隊の攻撃目標を指定することになる。各航空隊は2ヶ所攻撃可能。1ヶ所に集中攻撃させることもできる。
特に陸攻による攻撃は陸上型の敵や一部のボス敵に特効がある為、有効な攻撃手段となるが、ボスマスなどスタート地点から遠くへ出撃させる場合は行動半径に注意。 - 防空
マップによっては敵が空襲してくるが、それに対する迎撃を行い被害を軽減する。
実装当初の「開設!基地航空隊」ではその効果があまりにしょぼく、無視して出撃させた方がいいと言われていたが、その後防空が強化されたこと、出撃可能な航空隊より配置可能な航空隊の方が多くなり、防空に回す余裕ができたこと、そしてマップによっては防空を成功させ空襲被害をゼロに抑える事で海域ボスの装甲破砕効果(いわゆる装甲低下ギミック)が発動する鍵となったことから、無視できないものとなった。 - 退避
空襲されても被害が発生しないようになる。基本的に使うことはない。 - 休息
疲労回復が速い。デメリットとしてボーキサイトの自然回復量が半減する。逆にいえば自然回復しない量までボーキサイトがあればデメリットは皆無となる。
関連動画
旧仕様の基地航空隊動画が多いので現仕様のものがあれば追加してください。
関連コミュニティ
関連項目
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