堀越耕平とは、日本の漫画家である。代表作は『僕のヒーローアカデミア』。
概要
2007年に『赤マルジャンプ』にて『テンコ』を掲載し漫画家デビュー。
その後『週刊少年ジャンプ』にて『逢魔ヶ刻動物園』(全5巻)・『戦星のバルジ』(全2巻)を連載。
現在は『僕のヒーローアカデミア』が連載中である。
アメコミ好きであり、仕事場にはヒーローフィギュアが数多く置かれている。
担当編集者が言うには、その性格は非常に謙虚かつネガティブ。このことは各種インタビューや作者コメントからも伺える。特に連載2作目であるバルジが短期打ち切りになった際は、本人曰く「もう漫画描けないや」と思うほどに落ち込んでおり、その際の作者コメから漂う悲壮感に読者の多くがガチで心配したほど。
現在連載中のヒロアカが『niconico』と雑誌『ダ・ヴィンチ』による合同企画「次にくるマンガ大賞 2015」の「これから売れて欲しいマンガ」部門において一位を獲得した際も、「ありがとうございます。とても嬉しいです。信じられなくて、あまり実感がわかないです」と、相変わらずの謙虚っぷりを披露している。
また涙腺が非常に弱いらしく、ヒロアカの主人公のデクが泣いてるときは、こんな時は自分も泣くなと思いながら描いてるらしい。
個性的なキャラ造形に定評があり、特に『逢魔ヶ刻動物園』のトイトイや、『僕のヒーローアカデミア』の梅雨ちゃんや芦戸のようなキャラを生み出したことから、人外・ケモノ・モンスター娘好きから高い評価を受けている。
このことについては、編集部も認めているらしく、ヒロアカの前作『戦星のバルジ』のあとがきまんがを観た当時の担当編集者が「君は悟空やルフィは描けなかったが、こういうオタクっぽい奴が描ける」と彼を評し、これがデクを作る上でのヒントとなったとしている。
個人Twitterでは各話掲載時におまけ的な落書きを掲載してる他、某お絵かきサイトにて「堀越」の名義でちょこちょこ他の版権物やオリジナルのイラストを投稿をしている(本人曰く暇つぶし)。
さすがにヒロアカの連載が開始してからはほとんど更新がなくなったが、サンデーの『だがしかし』を読んだら面白かったから描きたくなったと言って突然投稿したりもしている。先生何やってんすか。いいぞもっとやれ。
余談だが、同じく少年ジャンプで掲載中の『ONE PIECE』23巻のおまけコーナーにて『愛知県 堀越耕平さん』が描いた白猟のスモーカーのイラストが掲載されている。当時の年齢を考えると大体16歳頃。出身地も一致しており、絵柄からもうっすらと現在の面影があるので当人のものではないかと言われていた。
その後、ONEPIECE77巻のおまけコーナーSBSにて尾田栄一郎がこのことについて言及。新年会にて堀越本人からあれが当人の作品であったと教えてもらったらしい。ちなみに新年会が行われたあとのジャンプ巻末の作者コメントで「長年の夢が叶った」と堀越が語っていたが、もしかしたらこの事だったのかもしれない。
また2008年6月22日放送の東海テレビ『夢、未来!』では、名古屋芸術大学在学中の彼が出演している。
略歴
- 2007年、『赤マル2007 SUMMER』にて『テンコ』を掲載しデビュー
- 2008年、『赤マル2008 WINTER』にて『僕のヒーロー』を掲載
- 2008年、『赤マル2008 SUMMER』にて『進化ラプソディ』を掲載
- 2010年、『週刊少年ジャンプ』2号に読み切り版『逢魔ヶ刻動物園』を掲載
- 2010年、『週刊少年ジャンプ』32号にて『逢魔ヶ刻動物園』の連載開始
- 2011年、『週刊少年ジャンプ』19号にて『逢魔ヶ刻動物園』の連載終了
- 2011年、『NEXT! 2011 SUMMER』にて『宇宙少年バルジ』を掲載
- 2012年、『週刊少年ジャンプ』25号にて『戦星のバルジ』の連載開始
- 2012年、『週刊少年ジャンプ』41号にて『戦星のバルジ』の連載終了
- 2014年、『週刊少年ジャンプ』32号にて『僕のヒーローアカデミア』の連載開始
関連項目
外部サイト
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