壁サークルとは、同人誌即売会などのイベントにおけるサークル配置のひとつである。
略して「壁サー」「壁」とも呼ばれる。
概要
同人誌即売会などのイベントにおいて、壁際に配置されたサークルのことを指す。逆に壁際以外のスペースに配置されたサークル配置は「島」と呼ばれる。
壁 | ||||
11 | 10 | |||
壁 |
21 | 通路 | ||
22 | 通 路 |
12 | 9 | |
23 | 13 | 8 | ||
24 | 14 | 7 | ||
25 | 15 | 6 | ||
26 | 16 | 5 | ||
27 | 17 | 4 | ||
28 | 18 | 3 | ||
29 | 19 | 2 | ||
30 | 20 | 1 |
上記の図のうち、1~9、12~20までが島にあたり、10、11、21~30が壁にあたる。(島の1、9、12、20はいわゆる誕生日席と呼ばれる)
壁サークルは参加者の待機列になるスペースが島サークルよりも広く、混雑が見込まれる大手サークルが壁サークル配置となることが多い。また壁際ということで壁にポスターを貼れたり、席後方に頒布物の在庫を積み重ねたりということもできる。これはコミックマーケットなどの大規模なイベントでの話であり、小規模なイベントでは壁サークルに列対策などの意味もなく、そもそも壁際の配置が存在しない場合もある。コミックマーケットの場合、サークル配置に「A」や「シ」などと入っていたらほぼ壁サークル配置である。
会場によっては壁際のすぐそばにシャッターを通じて会場外に出られる場所に配置される場合もあり、これは「シャッター前配置」などと呼ばれる。シャッター前配置は待機列が会場外になるため、特に大規模な待機列が見込まれるサークルがこの場所に配置されることが多い。
ざっくり列の長さで言うと「シャッター前>壁>誕生日>島」という認識でいればだいたいあってる。「最初は壁から攻める」という文章は「壁サークルは人気で列が作られるので先に並ぶ」という意味になる。
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