「いい絶叫(コエ)で鳴いてプリィーズ!」
変態のオジサンとはゲーム『蒼き雷霆ガンヴォルト』の登場人物である。本名はロメオ。
概要を書いてプリィーズ!
ゲーム開始直後にいきなり出現し、主人公ガンヴォルトを縛り付け電磁ムチで痛めつけるという、誰得なシチュエーションをプレイヤーに見せつけ登場。モルフォのファンであるらしく、新曲はソッコーでDLしている模様。可愛い少年を痛ぶることがシュミであり、動けないガンヴォルトを尻目に、彼にモルフォの居場所を明かし、自身のシュミを楽しむべく尋問などお構いなしに電磁ムチを振るっていた。
しかし、雷撃の第七波動を持つガンヴォルトには電磁ムチは効かず、ガンヴォルトは容易くオジサンの捕縛を解除することに成功。オジサンはガンヴォルトの第七波動の凄まじさを目の当たりにして、すっかり狼狽してしまい彼の逃走を許してしまうのであった。
登場は上述のワンシーンのみである。が、その一度見たら忘れられない容姿と変態台詞の数々、担当声優である牧野氏の怪演もあって多くのプレイヤーに凄まじいインパクトを与えた。
残念なことにスタッフクレジットに名前がなかったため、ガンヴォルトが彼に言い放った「変態のオジサン」がファンの間で通称となっていた。
牧野氏自身も名前がないことを嘆いており、公式生放送では「敵役がみんな車に関する名前なんですよ。これはもう車好きの僕としては胸キュンですね!僕の中では勝手にロメオと呼んでいます!」と自分でロメオと命名していた。だが、後に公式が許可しロメオが正式名称として決定した。(ちなみに、ロメオのネーミングはイタリアの車メーカー「アルファロメオ」から取られている)
だが、オジサン呼びが長らく定着していたためか、名前が決定された現在もロメオよりオジサン呼びを好むプレイヤーは大勢いる。
また、死者多数の作品内において珍しく敵勢力の中で生き残った人物でもある。そのため2作目の『爪』にも出演が期待されていたが、残念ながら出番は一切なかった。
モルフォライブでの活躍
ゲームの発売後に開催されたファン感謝イベント「モルフォライブ」ではMCとして登場することで有名。演じているのはもちろん牧野氏本人である。正直な話、今日のオジサン人気の半分はこのライブでの活躍にあるといっても過言ではない。
タキシードに身を包みトレードマークの電磁ムチを携えた姿はまさに変態のオジサンそのもの。MCとしての技量は一流で、会場の盛り上がり具合を確認しながら巧みなトークで観客を沸かせ、モルフォ役の櫻井氏のコンディションにも気を遣う姿は流石の一言。気分が乗ってくるとアンコール曲を勝手にチョイスしてしまうお茶目な面もあるが、そんな面を含めてファンや出演者から非常に愛されている。
アニメでの活躍
2017年公開のOVAにもオジサンは登場する。今回は名無し幹部ではなくロメオとしてキャスト欄にしっかり名前が表記されている。
アニメ化にあたってオジサンの設定が新たに掘り下げられ、彼専用の拷問部屋が存在することや、役職上では紫電よりも立場が上の存在であり、相当なお偉いさんであることが明らかになった。
ガンヴォルトの捕縛から逃走までの流れは原作とほぼ同じだが、代表台詞の一つである「いい絶叫(コエ)で鳴いてプリィーズ!」は残念ながら収録されなかった。しかし、ガンヴォルトの間近でウインクしたり、メラクの身体を撫で回すシーンが追加されたりと、変態度は原作以上に悪化している。
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