外なる神(the Outer Gods)とは、クトゥルフ神話に存在する宇宙の起源、またはそれよりも前から存在する神々の名前である。神話内において最高の神格であり、真理そのものとされている。
概要
宇宙創造、下手をしたらビッグバンの前の宇宙空間に漂っていた存在。
もしくはビッグバンそのものかもしれない人の想像することができる次元を超えた存在。
彼らは肉体を持たない超自然的存在や純粋なエネルギーの塊、であることが多いといわれ、人間からすれば神のような力を持つ旧支配者(the Great Old Ones)と呼ばれる存在ですらひれ伏すばかりである。
外なる神から人間に干渉することはほとんどないといわれているが、ニャルラトホテプ(Nyarlathotep)という神格は例外であるほか、人間によって召喚される場合もある。
外なる神はネクロノミコン(Necronomicon)などの魔道書を用いて召喚され、ニャルラトホテプは自由に世界中を飛び回り人間に干渉して恐怖や混乱を撒き散らしている。
外なる神の王たるアザトース(Azathoth)や副王ヨグ=ソトース(Yog-Sothoth)、ヨグ=ソトースの妻のシュブ=ニグラス(Shub-Niggurath)、自存の源ウボ=サスラ(Ubbo-Sathla)、彼らから生み出されし外なる神や旧支配者たち、そしてその眷属らがクトゥルフ神話を狂気に染めているのである。
人智の及ばぬ存在。その断片を少しでも覗き込むことは実に危険なことである。
主な外なる神
A
- アブホース、アブホート、アブホス(Abhoth)
- アイエブガンシャル(Aiueb Gnshal)
- アレシア(Aletheia) →アレシア(クトゥルフ神話)
- 古きもの(Ancient Ones) →古きもの(クトゥルフ神話)
- アザトース、アザトホース、アザトホート、アザトート、アザゾース(Azathoth)
- アズホーラ=タ(Azhorra-Tha)
B
C
D
G
H
I
K
L
M
- ミゼーア(Mh'ithrha) ※厳密には外なる神ではないが匹敵する力を持っておりカテゴライズされる場合も多い
- ムランドスとムリルソーリオン(Mlandoth and Mril Thorion)
- 膿の母(Mother of Pus)
N
- 名もなき霧(The Nameless Mist)
- ヌギル=コーラス、ンギル=コーラス(Ngyr-Khorath)
- ニャルラトテップ、ナイアルラトホテップ、ニャルラトホテプ、ナイアーラソテップ、ナイアーラトテップ、ニャルラトホテップ(Nyarlathotep)
- ニクテリオス(Nyctelios)
- ニィ=ラカス(Ny-Rakath)
O
S
- シャビス=カ(Shabbith-Ka)
- シュブ=ニグラス、シュブ・ニググラトフ、シャブ=ニグラース、シュブ=ニグラート、シャブ=ニグラス、シュブ=ニグラト(Shub-Niggurath)
- 星の母(Star Mother)
- サクナース(Suc'Naath)
T
U
X
Y
- イクナグンニスススズ(Ycnágnnisssz)
- イホウンデー(Yhoundeh)
- イブ=スティトル、イブ=ツトゥル(Yibb-Tsll)
- イドラ(Yidhra)
- ヨグ=ソトース、ヨグ=ソトホース、ヨグ=ソホトート、ヨグ=ソトート、ヨグ=ソトホート(Yog-Sothoth)
- ヤマンソ(Yomagn'tho)
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関連項目
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