外回りとは、
- 屋外を見回ること。
- 内側と外側がある円弧状のものの、半径が大きい方を回ること。
概要(警察・警備)
自分の勤務している、場所の外を回り異常や不審物、変化などがないかを確認する作業。
概要(営業)
自分の勤務している、会社から外へ出向き、困っている事や販売した商品の内容などを確認して状況を把握することまた、自社製品を売り歩くなどの作業の事。
概要(鉄道)
環状路線(円を描く路線)で、複線の場合に外側になる方の軌道を回ること。
日本の鉄道は左側通行なので、時計回りが外回り、反時計回りが内回りである。
鉄道の行き先は通常「上り」「下り」で表現するが、環状路線ではそれが不可能なのでこのような表現となっている。
例:
しかし、「外回り」「内回り」という表現を理解するは、列車が左右どちらを通行しているのかという知識が必要なため、現在の行き先表示では、その駅を基準に「○○方面」という表記になっていることが多い。
例えば、JR山手線上野駅であれば、外回りが「東京・品川方面」、内回りが「池袋・新宿方面」となる。
概要(道路)
高速道路には複数の環状線が存在するが、そのうち、ある路線を基準に外を回る場合を「外回り」とする。
関東圏の場合、未完成のものを含めれば、内から順に首都高都心環状線・中央環状線・外環道・圏央道となる。
茨城・千葉方面から静岡・山梨方面へ抜ける場合、最内の都心環状線を通るのが最短ルートだが、混雑を避けるため、首都圏で災害が発生したの理由から外環道や圏央道を回る場合もある。むしろ、それが可能になるように整備されている路線である。
概要(競馬)
阪神競馬場や京都競馬場など、内回りと外回りの両方のコースを持つ競馬場がある。
どちらを使うかは距離によって決まっており、外を回るか内を回るかで、コーナリング半径はもちろん、設定されている坂の傾斜なども異なる。
2周する場合、「外→内」など異なるコースを回る場合もあり、第3-4コーナーの攻防に変化がもたらされる。
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関連項目
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