多奈川線とは、みさき公園駅~多奈川駅間を結ぶ南海電気鉄道の路線である。
概要
1944年に川崎重工業泉州工場への通勤客輸送を目的として開業。深日港から淡路市や洲本市への淡路島連絡航路・徳島行き四国航路が存在し、なんばからの直通急行「淡路号」も運行されていた。それなりに賑わっていたが、1970年代からは大阪港・神戸港のフェリーが充実し、1998年には明石海峡大橋が開業したこともあり、賑わいは失っていった。1993年に南海本線との直通急行も廃止される。
現在はワンマン2両列車によるピストン運転が行われている。みさき公園駅で主に5番線から発車するが、13時台の列車のみ4番線の切欠きホームから発車する。多奈川線内に交換駅はない。なお全駅でIC乗車券は利用可能である。
深日港駅・多奈川駅両駅は6両編成電車に対応するホームを持つが、現在は2両編成分のみ使用され、それ以外のスペースには柵が設けられている。
なお全ての駅前に、コミュニティバス・ミニループバスみさきのバス停が存在する。
駅一覧
駅番号 | 駅名 | ローマ字 | 駅構造 | 駅員 | ホーム | 接続路線 |
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NK41 | みさき公園駅 | MISAKIKŌEN | 高架駅 | ◯ | 主に5番線 一部切欠き4番線 |
南海本線 |
NK41-1 | 深日町駅 | FUKECHŌ | 高架駅 | × | 単式1面1線 | |
NK41-2 | 深日港駅 | FUKEKŌ | 地上駅 | × | 単式1面1線 | |
NK41-3 | 多奈川駅 | TANAGAWA | 地上駅 | ◯ | 頭端式2面2線 |
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関連項目
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