概要
神が複数いる宗教のこと。対義語は一神教でこちらは神は一人しかいない。現存するものでは神道、仏教、ゾロアスター教、ヒンズー教、無くなってしまったものでは古代ローマの宗教、古代ギリシャの宗教、古代エジプトの宗教など。(古代ギリシャの宗教は厳密には少数復活させている人がいる。が、ごくごく少数であるし、本人たちも半分ネタである。)
古代ローマの宗教では皇帝も死後神になったし、一説には8万近い神がいる多神教であったという。また、古代ギリシャの宗教もゼウスの他ハデスやアレス、デュオニュソス、ポセイドンなど多数の神がおり、困ると神殿の巫女に神託を求めたりしたという。なんか現代日本人が神社でおみくじひくみたいだな。
仏教は多神教であるとされるが、無神論的な哲学が本質であるとする意見もある。
90年代ごろ、日本の著述家や学者の一部で多神教は寛容で一神教は排他的とする論(多神教優位論)が流行ったが、そのような発想が出る時点ですでに排他的という根本的な矛盾を抱えていたため現在では支持されていない。
ネットユーザーの間では今でも支持されており、かかる根本的な矛盾については「だ、だって一神教『のほうが』排他的だって偉い人が言ってたもん!」と論点をズラすことで自分を納得させているようだ。
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