夜鳴きそばとは、
である。
概要
江戸時代に夜中にそばの屋台が現れ、当時の街娼が好んで食べていたとのこと。この街娼を当時は「夜鷹」と呼んでおり、当初は「夜鷹そば」と呼ばれていた。
この屋台には客に知らせるための風鈴が付いており、それが鳴っていたことから「夜鳴きそば」とも呼ばれるようになったとのこと(もちろん諸説あり)。
夜鳴きそばは時を経てラーメンへと移り変わり、風鈴もチャルメラのラッパへと移り変わって、夜中に働く人の腹を満たしていた。
共立メンテナンスが運営するホテルで提供される夜鳴きそば
ドーミーイン等を運営する共立リゾートでは、宿泊客のために21時ごろ~23時ごろまで「夜鳴きそば」の名称でラーメンを無料で提供している。これは宿泊客が部屋から出てスタッフやそこに居合わせた人々と、ほんのひと時でも会話を楽しむきっかけになるのでは?という考えから生まれたサービスとのこと。
醤油ベースのスープに半玉の麺、ネギ、あおさ、メンマをトッピングと非常にシンプルなものだが、あくまでも夜食のためで翌日に響かないための工夫がされている。
関連動画
関連静画
参考リンク
- ドーミーインによる夜鳴きそばの紹介
- 詩季倶楽部『あの「夜鳴きそば」も多様化の時代へ!?「大盛り」「麺ヌキ」サービスを開始』
- 東洋経済オンライン『ドーミーイン「夜鳴きそば」が誕生した意外な経緯』
- らくらく湯旅『温泉で「夜鳴き(夜泣き)そば」!深夜に小腹を満たしてくれる旅館やホテルをご紹介』
- そばの散歩道『麺類雑学事典~江戸時代の屋台~』
関連項目
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