大きな機関車たち(原題:Main Line Engines)とは、映像作品「きかんしゃトーマス」の原作となる「汽車のえほん」(原題:The railway series)シリーズの第21巻である。
著:ウィルバート・オードリー/挿絵:ガンバー&ピーター・エドワーズ
概要
汽車のえほんシリーズ第21巻。英国では1966年に出版された。日本では1980年に出版されたが、2004年ごろに品切重版未定となった。しかし、2010年12月に「汽車のえほん」シリーズ65周年記念としてミニ新装版が発売された。更に2020年12月には「新・汽車のえほん」版が発売された。
この巻は本線、そしてエドワードの支線を舞台とした物語となっている。
収録作品
邦題 | 原題 | TVシリーズ対応回 |
---|---|---|
ビルとベン | The Dieseasel | 第47話 ふたごのビルとベン |
みつばちとジェームス | Buzz Buzz | 第69話 あかはなのジェームス |
ゴードンのいのちびろい | Wrong Road | 第48話 しせんをはしったゴードン |
エドワードのはなれわざ | Edward’s Exploit | 第49話 がんばりやのエドワード |
※第2話は旧版では「ジェームズ」表記であった。
キャラクター
- ビルとベン:エドワードの支線から伸びている、ソドー陶土社の所有機関車。いたずら好きの双子。エドワードの言うことだけは素直に聞く。ボコやゴードンが餌食に。
- ボコ:ソドー鉄道へ貸出車両としてやってきた新型のディーゼル機関車。形式名は「メトロポリタン・ビッカース2型」。ビルとベンの貨車を勝手に持って行ってしまい、双子に仕返しされてしまう。ディーゼル機関車にしては親切で、蒸気機関車たちとすぐに打ち解けた。
- エドワード:1話では、ボコと双子の騒動に遭遇し、その場を収める。4話では、クランクピンを折るという重度の故障を起こすものの、片側ピストンで走行。見事終点までたどり着く。
- ダック:13巻以来、ディーゼル機関車に苦手意識を持っていたが、親切なボコとはすぐに打ち解けた。4話ではゴードンたちに馬鹿にされていたエドワードをボコと共に庇う。
- ジェームス:双子をミツバチを呼んでいるという、ダックとボコの話に割り込み「みつばちなんて怖くない」というが・・・。
- ヘンリー:チョイ役。2話、4話に登場。
- トーマス:出たっけ?3話の冒頭の挿絵で登場。
- ゴードン:3話では、冒頭から「支線は下品だ」などと言っていたが、その晩、新米の機関助手の所為で道を間違ってしまう。間違った先は下品だと言った支線であった。4話では客車を上手く牽けないエドワードを馬鹿にするが、エドワードの活躍を見て改心する。
- ドナルドとダグラス:4話終盤に登場。ディーゼル機関車を毛嫌いしている彼らも、ボコには悪い印象は持っていないようだ。
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関連項目
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