大倉都子(おおくら みやこ)とは、恋愛シミュレーションゲーム『ときめきメモリアル4』の登場人物の一人である。
CVは福圓美里。
概要
<公式>
主人公の幼なじみで、女の子の情報を教えてくれる。少し口うるさいが、あれこれと世話をやいてくれる。
主人公の腐れ縁(幼馴染)の仲。女の子キャラでありながら、通常は主人公に他の女の子の情報を教える補助役、いわゆる初代ときめきメモリアルの早乙女好雄的ポジション。
補助としての役回りということから明らかにサブキャラクター的な立ち位置であったが、ゲーム発売前からその人気は既に高く、メインヒロインとされる星川真希、皐月優の両名よりも人気が高いという状況であった。
卒業式の日に伝説の樹の下で結ばれた(つまり、伝説を成就させた)、きらめき高校の卒業生である両親の間に生まれたため、きらめき高校の伝説と恋愛に対して強い憧れを抱いている。伝説を成就させた両親の間に生まれたという設定を持つヒロインは、『1』の古式ゆかり以来となる。
発売後には、プレイしたユーザーを次々と陥落するという、強烈なインパクトと魅力を持つキャラクターであることが発覚した。
2010年に『月刊電撃マ王』7月号から9月号まで連載されていた『4』の公式コミックでは、メインヒロインを務めている。
プロフィール
生年月日 | 星座 | 血液型 | 身長 |
5月13日 | 牡牛座 | O型 | 165㎝ |
3サイズ | |||
B86/W55/H84 (1年目) B87/W55/H84 (2年目) B87/W55/H85 (3年目) |
ネタバレだって言ってんだよ…セニョール!!
以下、ネタバレ要素を含むので注意
発売前の人気を裏切ることなく、ゲーム中では攻略可能キャラクターとして登場している。但し、普通にプレイしている状況では攻略が不可能であるため、あくまで隠しキャラクターとしてである。
デートを何回か重ねた後、大倉都子はとあるイベントの会話の中で主人公の一言にショックを受ける。
その直後、ものごっつションボリしてヤミ子化。(でも照れるとかわいい)
それでも主人公はヤミ子とデートを繰り返し、ヤミ子と和解すると、めでたくデレデレ都子が誕生する。
(注 ヤミは「病み」ではなく「闇」と変換される事が多い)
ヤミ子となってからはデレ期が到来しようとも、主人公が他の女の子とデートすることを嫌う。もしもデートをした場合にはとある重要なキーアイテム・うさぎさんが出現し、主人公は襲われることになる……。
ちなみに、うさぎさんの声は持ち主の都子を演じた福圓が担当している。
爆弾処理なんてやってんじゃねーぜセニョール!!
いや、だって学に海に誘われたんだし不可抗力だって…
さらにヤミ子と化している間は、出会うだけで1/2の確率で都子以外の子の傷心度が急上昇してしまう(何故かお小遣いも貰えなくなる)。そしてこれ以降は他の子の評価も情報も二度と教えてくれなくなる。都子をその気にしてしまったが最後、他の子のことを考えるのは許されず、攻略は困難となってしまうのである。もっとも爆弾の有無を都子抜きで確認する手段は一応ある。
一方で都子自身には傷心度の概念がなく爆弾の影響は全く受けない。ある意味ときメモの象徴であった爆弾システムを無効化してしまったのである。恐ろしいことだ。
攻略時における都子独自の設定から、通常のキャラではなく、あくまで特殊キャラであることが強調されている。
だが、むしろその設定が功を奏し、主人公に一途であることを際だたせている。
都子を「落とそう」として挑んでいったプレイヤー諸氏が、強力かつ様々な魅力によって、逆に都子に「落とされる」という現象があちこちで見られている。
また、上記のキーアイテムに襲われたことが忘れられず、むしろ積極的に襲われようとするプレイヤー達の姿もあちこちで見られているとかいないとか。
おや、何やら背後に妙な気配が…?
大倉都子の「ヤンデレ」イメージ
都子とは上述の通り、友人期(第一段階)→ヤミ期(第二段階)→デレ期(第三段階)を経て仲が深まっていく。
(注 ここでは都合上、段階を三つに分類している)
よく都子が「ヤンデレ」と称されているが、これはヤミ期(第二段階)の様子に由来している。
段階ごとに髪型の変化があり、ヤミ期における少々不気味な様子も、ヤンデレと称される原因となっている。
しかし、都子はこれまでの一般的な「ヤンデレ」のイメージとは、一線を画すと評されることが多い。
その理由はプレイヤーの意見により様々であり、これを定義することは難しい。
また、そもそもの原因となっているヤミ期の原因は、エンディングにて都子本人の口から語られる。
その為、この場での記述は差し控えるが、知りたいと思う方には是非とも実際にプレイすることをお勧めする。
『ときメモ4』話題のヒロイン
前述の通り、ゲーム発売前から人気が高かった都子だが、ゲーム雑誌では「サポートキャラだがデートもできるヒロイン」くらいの紹介しかされておらず、ファンはごく普通のヒロインとしか疑っていなかった。
しかし、発売日より以前にゲームを入手していたフラゲ組により、「実はヤンデレ」のネタバレがなされると、瞬く間に話題を独占し、その人気を不動の物にした。
都子がヤンデレだと知ってゲームを購入したユーザーも少なくない(都子役の福圓がゲスト出演したラジオ『あなたと!ときめきメモリアル』の視聴者メールより)。
ゲームの監修を務めたメタルユーキも、ゲーマガ2010年2月号のインタビューで「ヤンデレなどの要素を前面に出すつもりはなかった」、「都子の設定が引き金になってこれほど人気が出るとは思わなかった」とコメントしている。
メインヒロイン・星川真希役の大亀あすかと皐月優役の滝田樹里も、都子役の福圓がゲスト出演したラジオ『あなたと!ときめきメモリアル』で、「都子ちゃんはダントツの人気です」とコメントしている。
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関連項目
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