大名古屋ビルヂングとは、愛知県名古屋市中村区名駅三丁目、名古屋駅の桜通口側正面に存在する建物である。2016年3月に現ビルがグランドオープン。
概要
名古屋駅の桜通口を出て左正面に存在した、横長の巨大な商業ビルである。名前が珍しいことから、県外でも意外と知られており、その名前を確認できる看板がビルの上に建てられていた。
名古屋駅が今のように栄える前は、その大きさと立地条件、名前の奇抜さから名物の一つでもあったが、駅周辺に高層ビルが立ち並んで存在感が薄くなったことに加え、東海道新幹線開業の翌年(1965年)に竣工したビルということもあって老朽化が進行しており、2012年9月をもって一旦閉鎖され、2016年に新ビルがオープン。現在は34階建ての高層建築である2代目がその地に構えている。
以前は、屋上に建てられた森永製菓→コカ・コーラの球形看板も、その大きさと珍しさからよく知られていたが、末期には取り外され、アウトレットの建て看板となっていた。
余談だが、名古屋駅周辺の古いビルには、「ビルヂング」という名前の建物がいくつかある。
当ビルの所有者である三菱地所が関与したビルは、一時期「ビルヂング」に呼称が統一されており、東京駅前の丸の内ビルディング(丸ビル)も建て替えられる前は「丸ノ内ビルヂング」が正式名称であった。
ギャラリー
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関連項目
外部リンク
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