大宇・レガンツァとは、大宇自動車が1997年から2002年まで生産していた中型セダンである。
概要
旧体化していたプリンスシリーズの後継モデルとして1997年に登場。
車名の由来はイタリア語の「ELEGANTE」と「FORZA」を組み合わせた造語で、韓国語の「来強者(レカンジャ)」から。
デザインはジョルジェット・ジウジアーロが担当、過去にコンセプトカーとしてデザインしたジャガー・ケンシントンのデザインを基にしたとされており、いたるところに面影が残っている。
エンジンは1800cc SOHC/1800cc DOHC/2000cc SOHC/2000cc DOHCの4種類を設定。タクシーグレード用にLPGエンジンも用意されていた。
トランスミッションは5速マニュアルのほかにZF製の4速オートマチックが用意されていた。
グレードは各エンジンのモノグレードだが、2000cc DOHCのみ「2.0DOHC」/「2.0ULTRA」の2グレード用意されていた。
1998年には2200cc DOHCエンジンを追加。このエンジンには電子制御式の4速オートマチックが搭載されていた。
もともとは中型車の主力車種として投入されたはずなのだが、1999年12月にブロアムの後継モデルとなる「マグナス」の生産が開始されてからラインアップが縮小され、1800cc SOHCとLPGのみの設定となった。
2000年には一部改良を実施、大宇車の特徴であった三分割のグリルデザインが変更された。
2002年には生産を終了している。
特別仕様車
関連動画
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関連項目
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