大宝寺政氏(だいほうじ・まさうじ 生没年不詳)とは、大宝寺家12代当主であり、出羽の戦国大名である。
概要
兄・大宝寺健氏の死後、家督を継ぐと更に勢力を拡大させていく。 兄の代では土佐林氏に羽黒山の別当職を任じていたらしく、政氏の代では譲り受けている。
こうして羽黒山の宗教勢力を手に入れたことにより、徐々に影響力を強めていくことに成功する。 その後、大宝寺義興まで6代もの間大宝寺氏は羽黒山の別当職を務めることになった。
政略に優れていた人物であるようで大宝寺氏の隆盛期を築く。
勢力も拡大し、右京太夫の官位も受けるが、飽海郡代の砂越氏と火種を作ってしまい、砂越氏雄と対立したことが大宝寺家滅亡への遠因となってしまうのである。 しかしながら、大宝寺氏を奥羽に名を轟かす勢力に成長したのは間違いないことである。
関連動画
関連項目
- 0
- 0pt