大島崇行単語

• 概要
• 成績
• 関連動画
• 関連コミュニティ
• 関連項目
• 掲示板

大島崇行（おおしま たかゆき、1983年12月20日-）とは、山梨県出身の元プロ野球選手（投手）である。

概要

高校は山梨学院大付高。2年夏には甲子園に出場するも、初戦敗退している。

2001年にドラフト3位で入団。
同期入団は、大竹寛や石原慶幸・天谷宗一郎など。

2004年にはウエスタン・リーグで最多勝を獲得。

2005年に一軍デビューし、二戦目で初勝利を挙げる。ただし、投球成績は27イニングで防御率8.33とお世辞にもいいとは言えないものであった。

2006年にはこの年監督に就任したマーティ・レオ・ブラウン監督の目にとまり、先発ローテーション投手に抜擢される。

しかしシーズン初先発から三回6失点と大炎上。
4月14日にノックアウトされた時のコメント「もうわからない」はネット上での大島のあだ名となった。

▽広島・ブラウン監督　大島は高めの球が多すぎた。打線のしっかりしたチームには危ない。
   　　打てない？　打線の不調もあるけど、井川の投球が良かった。
▽広島・大島　（四回6失点でKO）ボールが最初から高かった。もったいない。もう分からない。

その後も全くいいところを見せられず二軍落ち。そのまま分かることはなかった。

2007年はわからないまま一軍に上がるも3回6失点とまた炎上。この年の登板はこれ一回であった。

2008年はやっと分かってきたらしく、二軍で先発として防御率0点台を叩き出し、5月に一軍昇格を果たす。一軍では中継ぎ登板であったが、防御率は3.98と自身最高の成績を残した。

2009年は分からなかったようで、7試合で防御率は12.10と結果を残せなかった。

2010年も開幕2試合目にして炎上するなどわからないままのスタートであったが、主力の中継ぎが次々とリタイアしていったため棚ぼた的に一軍に残る。そして打たれながらも一軍で中継ぎとして登板していくうちに徐々に理解を深め、最終的には臨時ながらクローザーを務めた。

2012年、開幕3戦目の中日ドラゴンズでワンポイントリリーフとして登板したのみで終わる。

2013年は登板なしに終わり、2014年オフに戦力外通行を受けた。

好投した時は「理解王子」「ようやくわかった」などと呼ばれる。
逆に、炎上した時は前述のもうわからないに加え、「わからない王子」や「まだわからない」などと呼ばれる。

引退後

広島の建設関係の会社で働いている。

成績

年度別投手成績

年度	球団	登板	先発	完投	完封	勝利	敗戦	セーブ	ホールド	勝率	投球回	与四球	奪三振	失点	自責点	防御率
2005年	広島	7	6	0	0	2	2	0	0	.500	27.0	16	22	25	25	8.33
2006年		5	4	0	0	0	1	0	0	.000	16.0	10	5	6	6	12.94
2007年		1	1	0	0	0	4	0	0	.000	3.1	0	3	19	14	16.20
2008年		16	2	0	0	0	0	0	0	.000	31.2	14	16	14	13	3.98
2009年		7	0	0	0	0	0	0	0	.000	9.2	1	9	14	13	12.10
2010年		53	0	0	0	1	5	3	9	.167	56.0	21	46	33	32	5.14
2011年		7	1	0	0	0	0	0	1	.000	11.0	3	8	2	2	1.64
2012年		1	0	0	0	0	0	0	0	.000	0.1	1	0	0	0	0.00
NPB：8年		97	14	0	0	3	12	3	10	.176	155.0	66	109	122	115	6.68

関連動画

関連コミュニティ

関連項目

• プロ野球選手一覧
• 広島東洋カープ