大柳賢(おおやなぎ けん)とは、
漫画『ジョジョの奇妙な冒険』Part4「ダイヤモンドは砕けない」の登場人物である。
CV:日野未歩(ASB/EoH)、坂本千夏(TVアニメ)
演:柊木陽太(NHKドラマ「岸辺露伴は動かない」)
概要
長髪で中肉中背(小学生にしては少し筋肉質?)な小学6年生の11才。胸から脚の側面に安全ピンがついた黒色のエナメルっぽい素材のぴちぴちのオーバーオールを肌に直接身に着けているような変わった服装をしていて、人の家の柿を食べてげんなりするようなやんちゃな子供だったが、心の中では偉大なる人物にたいしての憧れを抱いており、その人を倒すことで自分は偉大になれると思っている。
この性格が「矢」をひきつけ、吉良の親父が彼をスタンド使いにして承太郎達への最初の刺客とするきっかけになる。「矢」で貫かれた後は、その跡がほっぺたに残っており何故か塞がらない。この穴からは「囁き声」が聞こえてくる。
この彼の闘いは「じゃんけん」であり、本人からしてみればじゃんけんは単なる運勝負ではなく「勝ちたい」という心からの願いの強さの表れである、と認識している。つまりじゃんけんで勝つという事はその相手よりも「勝ちたい」という気持ちが強いということになる。
スタンド能力を身に着けた後は、言動も小学生とは思えないほど成長したものになり、目つきも初登場時の幼い子供のようではなく獲物を狙う肉食動物のそれになる。この時の小僧に対して吉良の親父は「さすがこの矢が選んだ小僧」と評するほど。
最初は露伴を相手に対決を申し込んだが、露伴は興味のない事は絶対にやらない性格なので当初この試合に参加しなかった。その後もしつこく勝負を申し込んでくるためいやいや乗った露伴は5本先取試合で先に2回勝つも、3回目の試合で賢が勝つ。なにかただならぬ気配を感じた露伴は「ヘブンズ・ドアー」で賢を攻撃不可の状態にして動機を読むのだが、実は試合に勝ったことで「ヘブンズ・ドアー」の3分の1を取り込むことに成功しているため、露伴は賢の心を読むことができなくなった。この後の4回目の試合も賢が勝ち、露伴に対して「下り坂にいる」などと挑発を掛けるようになったり、高所の窓ガラスを割っても、そこから一歩も動かずしてガラスの破片が身体に一つも刺さらず、逆に逃げ動いた露伴が怪我を負うという状況になる。この時点で賢は勝利を確信していたのだが、2連続の相子が続き、ここ一番と押し込んだ7回目の試合では露伴が事前に言っていた「パーしか出さない」という事を信じ、チョキを出して勝った……と思いきや実は露伴は透明の赤ちゃんを利用して賢の手をチョキからグーに変えてしまった。この際にイカサマして勝ったくせにドヤ顔してカッコいいことを言う露伴は割と有名である。
勿論このイカサマを許すはずもなく、賢は透明な赤ちゃんを人質にとり公正な試合を条件として露伴につきつけた。露伴は終始呆れながらもその要求をのみ、再度試合を行うが3連続で露伴の勝利。彼は負けたことが許せなくなり、露伴に操られることよりもトラックに轢かれて自殺する選択を行った。しかし露伴はこの時初めて賢のことを気に入り、悠々と賢を助ける。このときトラックはうまい具合に曲がっていったため二人とも轢かれることはなかった。この露伴が自分のことを信じて助けた行為に彼は敗北を認めたのであった。しかし露伴は彼の成長を認め、再起不能にはしなかった。
「ボーイ・Ⅱ・マン」と名付けよう
- ボーイ・Ⅱ・マン
- 【破壊力:C / スピード:B / 射程距離:C / 持続力:A / 精密動作性:C / 成長性:C】
- 中世の戦士のような甲冑を身に着けたスタンド。5本先取じゃんけんで賢が勝った場合に相手のスタンドを一回勝つごとに3分の1取り込むことができる。
- 勿論取り込んだのであればその能力を(一部だけとはいえ)使うことができる。人型のスタンドは右腕、両足、左腕と頭部の順で吸い取っていくらしく、奪い取った部分はスタンド使いの本体ともつながっているため相手の身体を操ることができる。さらにスタンドだけではなく精神のエネルギーまで吸い取ることができ賢は吸収するたび身体に力が沸き(本人曰く「元気になる」)対する露伴は二敗目の時点で立つのにも苦労するほど力を吸い取られていた。尤も、賢が3回敗北してしまうと取り込んだスタンド、エネルギーは全て相手に帰っていってしまう。
名称の由来はアメリカ合衆国のヴォーカル・グループ「ボーイズ・Ⅱ・メン」から。
NHKドラマ「岸辺露伴は動かない」
実写版では第3期より第8話「ジャンケン小僧」に登場。服装は若干アレンジされており、安全ピンが原作よりも小さく大量で全体に白系になり、この回の露伴の方が黒いシャツを着ている。
オリジナル要素として前話に当たる「ホットサマー・マーサ」と関連を持たされており、露伴の意に反してデザインを変更された「ホットサマー・マーサ」にどうしても納得がいかず、露伴の元に直談判に訪れる。露伴は賢の洞察力に内心感心しながらも追い返してしまい、この件で露伴に対して怒りを覚え、原作以上に敵意を持って戦いを挑む。一方で「ピンクダークの少年」の大ファンという事もあってか、露伴に対しては初めから敬語を使っている。
また、原作とは決め手のトリックが異なっており、賢の「怒ると無意識に拳を握る」癖を見抜き、騒動の原因となったホットサマー・マーサのデザインを見せて無意識にグーを握らせて勝利している。
いま関連動画をいただきましたからねぇ~
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いいだろう…入会してやるよ
おまえには関連項目なんかついてなかったってことさ
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