大正処女御伽話単語

タイシャウヲトメオトギバナシ
  • 2
  • 0pt
掲示板へ
注意 この項は、ネタバレ成分を多く含んでいます。
ここから下は自己責任で突っ走ってください。

大正処女御伽話 (たいしょうおとめおぎばなし)とは、丘さなによる漫画作品である。『ジャンプスクエア』にて2015年8月号より連載。全5巻。

なお、2018年からはその続編にあたる「昭和オトメ御伽話」が連載中。

概要

のためにってくれるきっといる。』ーーー単行本1巻帯より
大正時代を舞台としたほんわか系漫画作品である。やさしさにあふれたストーリーだけでなく大正時代に関するコラムを楽しむこともできる。

あらすじ

時は大正事故右手自由を失い、千葉田舎で養生する青年・珠の元に夕月という少女がやってくる。彼女は、珠の世話をさせるためにと彼の父親が買ってきた。世の中の全てに嫌気がさし、引きこもりの厭世(ペシミスト)となり果てていた珠だが、爛漫で献身的な夕月と一緒に暮らすことで、少しずつ変わっていく――!

ジャンプSQ.公式ページ中「あらすじ」より一部抜粋。exit

登場人物

■志磨珠(しま たまひこ)
明治三十八年九月一日生まれの十七歳。志磨の次男。身ノ丈は五尺九寸(約177)と当時の男子(160)にしてはかなり大きい。事故をきっかけに様々なものを失い、厭世となっていたが夕月とのふれあいで少しずつ人間味を取り戻していく。夕月のことは専ら「ユヅ」と呼ぶ。現実逃避のために”読書”をしたり、凹凸が少ないと言いながらもユヅの身体にが行ったりと、年頃の男子らしさはある模様。また、自らの粗相が原因で汚してしまったユヅの着物の代わりとして、東京百貨店で高額な反物をさらりと買ってしまうなど、銭感覚は持ちのそれである。
家族関係はあまり良好ではないようだが果たして…。
夕月ゆづき
明治四十一年十二月三十一日生まれの十四歳。身ノ丈は四尺七寸(約141)と当時の女子(145150)にしてはちょっと小さめ厄介払いを受けた珠のもとに、一万円で買われたのちやってきた。女学校に通っていたおかげか、事はなかなかの腕前のようである。珠のことは「珠様」と呼ぶ。考える前に体が動き、そのあとで赤面することもしばしば。厭世になっていた珠を優しく包み込む。そんな彼女には二つの秘密があり、一つは妖怪のごとき癖っ毛であるが、もう一つははてさて…。
 

志磨家

志磨珠義(しま たまよし)が一代で築いた財閥。5人の子がいるが異なる母親から生まれている。家族は「珠」の字を持つことが多い。

悪辣な手で急成長を遂げており、他の会社を叩き潰す事や人の身もで買えるような影を持っている。その手段を選ばぬ非情さから、周囲からは「羅刹の一族」と呼ばれ、はるか地方の村の人間まで反応するほどその悪評は知れ渡っている。

■志磨珠義(しま たまよし)
志磨一族の当。一代で志磨を分限者(富)に成長させるほどの腕を持つ実業。しかし性格は冷酷で、自身の妻や子供のことも自分や一族を機させるための部品のようにしか見ておらず、珠交通事故で腕が使えなくなったことを知るや地方に送り死者扱いにして社会的に殺した。
■志磨珠(しま たまき)
志磨長男(第一子)で志磨の後継者補。作中では珠回想や他の人物の話に出るのみで本人の登場はなかった。
関東大震災において負傷し、容態が回復することなく死亡する。の珠義によると「を煩わすものは全で排除する忠ぶり」と評しており、珠が珠義にあてた手紙は届けずに全て自分のところで止めていた。
■志磨珠代(しま たまよ
志磨の長女(第二子)で年齢は珠より二つ上。志磨の人間らしく、珠子を精的に追い詰めて快感を覚えたり他人を脅迫し踏みつけにして笑顔を浮かべるなどドSである。そのためか、珠も珠子も珠代のことを苦手としている。
5人兄妹の中で最もを尊敬し愛している。珠義のを一心に受けることに執着しており、そのためなら自分の兄弟ですら排除する事を辞さない、「的のためなら何でもやる」タイプであり[1]、作中で最もヤバい人物。
続編となる「昭和オトメ御伽話」にも登場。珠義の跡を引き継いで新たな志磨となっている。前作よりさらにブッ飛んでいる。
■志磨珠央 (しま たまお
志磨の三男(第四子)。珠を嫌っており、・透子の葬儀では「お前死ね」と珠に言い放ったこともあるが、再会した時には物静かになっていた。
実は珠義の子ではなく、・透子が本来の人であった珠介との間に産んだ子であり、珠や珠子とは種違いの兄弟に当たる(本人は透子からその話を聞かされていたが父親である珠介には会ったことがなかった)。また、自分の子ではないということで珠義からは「要らない子」として冷遇されている。
後に珠子と同様に珠介の正式な子供となり志磨の名を捨てた。
■志磨珠子 (しま たまこ
明治四十四年二月一日生まれの十二歳。志磨の次女(第五子)。身ノ丈は五尺五寸(約165)とユヅとべてもわかるがかなり大きい。志磨長身系なのであろうか。珠いわく「人の負いに漬け込む、まさに悪女だ」とのことだが、年相応な部分も多分に見受けられる。
なお珠によると「兄妹の中では一番出来がいい」らしい。
のちに医者になることを志し、神戸にいる叔父の珠介を頼って医者修行を始める。
続編の「昭和オトメ御伽話」にも登場。
■志磨 透子(しま とうこ
珠義の妻の一人で、珠と珠子の母親。珠とともに乗った交通事故において死亡したため、作品内ではすでに故人。
かつては珠介と人関係にあったが、珠介の・珠義によって奪われて妻に加えられ、珠と珠子を産まされた。しかし珠介との間にも珠央を産んでおり、「あんな男(珠義)に産まされた珠と珠子は自分の子供ではない」「珠央こそが自分の本当の子供である」と、珠央の回想では珠義を恨んでいる姿が見られる。
■曲直部 珠介(まなべ たますけ)
神戸医師をしている珠叔父関東大震災のときには東京に呼ばれて被災者の診察にあたった。珠義とは兄弟長男と末)にあたるが、かつて人だった透子を珠義が奪い自身の妻としたことから、後に他婿入りして名前を変え志磨の名を捨てた。そのため珠義との仲は現在も冷え切っている。

関連静画

関連商品

関連リンク

関連項目

脚注

  1. *本人談。また、自身と珠本質が同じと考えており、の珠よりもの珠の方が次期当の器としてふさわしいとも考えている。

【スポンサーリンク】

  • 2
  • 0pt
スマホ版URL:
https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E5%A4%A7%E6%AD%A3%E5%87%A6%E5%A5%B3%E5%BE%A1%E4%BC%BD%E8%A9%B1

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

お絵カキコがありません

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ピコカキコがありません

大正処女御伽話

1 ななしのよっしん
2016/04/22(金) 16:30:20 ID: jhGJq9RNyf
作成乙
割と好き、でも工夫しないとマンネリ化しそう
2 rn
2016/12/10(土) 20:51:14 ID: Slyqp8/YG7
関東大震災でもっともっと引っれたと思う。非常に惜しいことをした。
3 ななしのよっしん
2017/06/22(木) 23:34:21 ID: vOIB2qz4Cw
下手に暗い話に持っていきたがり過ぎるのが残念過ぎる…
主人公不幸面してるけどあの時代に働かずに生きていけてるだけでも幸運なんだよなあ…
美人でいい子の与えてもらえるし親父感謝すべきじゃね
4 ななしのよっしん
2018/02/12(月) 01:09:28 ID: s8UKE+oLqM
ずいぶん駆け足で畳んでしまった印
学校人間関係は絶縁じゃなく打ち解ける方向にしてほしかった
5 ななしのよっしん
2018/03/03(土) 00:02:06 ID: 81mYDXwIPL
>>3
のこと考慮しても『何言ってんだ、この高等遊民(ニート)……』って思ったわ

後2~3巻くらいかけて珠学校行きつつサブキャラ周りを掘り下げたり、一族の事情の詳細とかやれたよなぁ
つーか、ちゃん異質過ぎるわ。元親父でさえ半分くらい逆恨みと言うかお門違いの恨みとは言え、過去が原因でんだ人なのに、何の背景もなく素でアレっぽいのがマジ不気味……
6 ななしのよっしん
2018/12/29(土) 15:16:04 ID: FkYGCv/JSM
んでたら子むの当然でしょ。
むしろあの環境で珠がこんな人間なのに吃驚するわ