大河ドラマとは、NHKで放送されている時代劇ドラマシリーズの呼称である。
2024年放送の作品は『光る君へ』(主演:吉高由里子)
制作決定済みの作品は、
2025年放送予定の『べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~』(主演:横浜流星)
2026年放送予定の『豊臣兄弟!』(主演:仲野太賀)
である。
概要
日本の歴史上の人物(一部架空の人物も)を軸に、各作品の主人公が生きた時代や、その周囲の人々のドラマを描く長編ドラマ。
毎年1月~12月(一部11月)まで、ほぼ1年間に渡って放映される、名前の通りの大河作品である。
単に「大河」とだけ呼ぶこともある。
NHKの潤沢な制作費の下、非常に豪華な出演陣が揃い、過去の日本が大規模な美術などで再現されるのが特徴。近年では松山ケンイチや岡田准一など、注目度の高い俳優が主演に据えられるが、その脇も、他のドラマでは主役を張れるような豪華な出演陣が固める。
好みの問題や出来不出来はあるものの、放映開始から現在に至るまで高い人気を得続けており、日本で最も人気のあるテレビドラマと言ってもよいかもしれない。渡辺謙・堺雅人など、大河ドラマ出演をきっかけに大きく知名度を上げた俳優も多い。
ちなみに「大河ドラマ」の名称で呼ばれるようになったのは1970年代後半からである。それ以前は「大型時代劇」または「大型歴史ドラマ」と呼ばれていた。
現在の放送形式は、NHK総合テレビジョンにて、毎週日曜20:00~20:45に放送し、翌土曜13:05~13:50に再放送するという形をとっている。
またNHKBSプレミアムでは、本放送に先立って毎週日曜18:00~18:45に、NHKBS4Kでは、BSプレミアムと同時刻の日曜18時台に加え、毎週日曜12:15~13:00に放送される。2023年12月からはBSプレミアムがNHKBS1に統合されて、BS101のNHKBSとしてリニューアルされることに伴い、NHKBSの毎週日曜18:00~18:45に放送予定(地上波先行放送は継続)。
なお本項では、1984年より86年までの3年間、NHK新大型時代劇として放映された「宮本武蔵」「真田太平記」「武蔵坊弁慶」と、2009年より11年までの3年間、NHKスペシャルドラマとして放映された「坂の上の雲」も大河ドラマに準じるものとして扱う。
歴代作品
制作が決まっているのみのものまで含めると、2025年度放映予定の『べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~』で64作品目を迎える。
なお、これだけの長期に渡って製作されている人気シリーズであるが、70年代中ごろまでは、NHKにおいてさえもビデオテープが非常に貴重であった故に、作品の保存よりテープの節約が優先して行われたため、どんどん上書きされていた。その結果、残念ながら、マスターテープ自体が失われている作品が殆どである。
全話が現存している最古の作品は、第14作『風と雲と虹と』で、こちらはDVDでも発売されている。それ以前の作品は、総集編や第1話を中心に、数話分の映像しか残っていない。第9作『春の坂道』に至っては、NHKには一切テープが残っておらず、当時非常に高価だった家庭用ビデオデッキで録画されていたものが幸運にも寄贈された映像が残っているのみ。そしてこの映像も劣化が激しい有様である。また、第15作『花神』も同様に一部しか残っていない状態である。
ビデオテープが経年劣化を起こす期間を考えると、将来的にも、これらの作品の映像が発見される可能性は皆無に近い。しかしまだまだNHKは、民間で録画されたものが保存されている可能性を諦めてはおらず、寄贈を募っている。もし、家の古いビデオテープにやけに古い時代劇が録画されていたりしたら、NHKに連絡してみるとよいかもしれない。
ただし、第13作『元禄太平記』については、江守徹が「うちで全部録画してある」と話しており、実際その一部がNHKに寄贈されて放送されたこともある。もしかしたら、全編が現存している最古の作品はこちらかもしれない。ただ、以降それ以外の部分が公開される様子はないままであるため、やはりほとんど保存されていなかった可能性、あるいはNHKに寄贈されないままである可能性があるが、真偽は不明である。
大百科に記事のある作品
- 三姉妹
- 国盗り物語
- 黄金の日日
- 草燃える
- 獅子の時代
- 徳川家康(大河ドラマ)
- ※真田太平記
- 独眼竜政宗
- 翔ぶが如く
- 太平記
- 信長 KING OF ZIPANGU
- 花の乱
- 秀吉(大河ドラマ)
- 毛利元就(大河ドラマ)
- 徳川慶喜(大河ドラマ)
- 元禄繚乱
- 葵徳川三代
- 北条時宗(大河ドラマ)
- 利家とまつ〜加賀百万石物語〜
- 新選組!
- 義経(大河ドラマ)
- 功名が辻
- 風林火山
- 篤姫
- 天地人
- ※坂の上の雲
- 龍馬伝
- 江〜姫たちの戦国〜
- 平清盛(大河ドラマ)
- 八重の桜
- 軍師官兵衛
- 花燃ゆ
- 真田丸
- おんな城主 直虎
- 西郷どん
- いだてん〜東京オリムピック噺〜
- 麒麟がくる
- 青天を衝け
- 鎌倉殿の13人
- どうする家康
- 光る君へ
- べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~
- 豊臣兄弟!
大河ドラマの歴代主人公
第1作『花の生涯』から第63作『光る君へ』まで、
これまで大河ドラマの主人公となった人物を没年が早い順にまとめると以下の通りである。
★が付いているのは、旧暦と西暦で生没年が異なる場合であり、この表では西暦に準拠している。また、生没年に諸説ある人物は、その人物が主人公の作品の設定年齢を採用した。
なお、同じタイトルが複数回登場している通り、大河ドラマの主人公は必ずしも1人のみではない。
例えば夫婦2人、親子2代・3代といった形で主人公を担っている場合もある。
- 平将門(903?~940) 『風と雲と虹と』
- 紫式部(970?~?) 『光る君へ』
- 藤原経清(?~1062) 『炎立つ』
- 藤原清衡(1056~1128) 『炎立つ』
- 平清盛(1118~1181) 『新・平家物語』『平清盛(大河ドラマ)』
- 源義経(1159~1189) 『源義経』『義経(大河ドラマ)』
- 武蔵坊弁慶(?~1189) ※『武蔵坊弁慶』
- 藤原泰衡(1155?~1189) 『炎立つ』
- 源頼朝(1147~1199) 『草燃える』
- 北条義時(1163~1224) 『鎌倉殿の13人』
- 北条政子(1157~1125) 『草燃える』
- 北条時宗(1251~1284) 『北条時宗(大河ドラマ)』
- 足利尊氏(1305~1358) 『太平記』
- 日野富子(1440~1496) 『花の乱』
- 斎藤道三(1494?~1556) 『国盗り物語』
- 山本勘助(1500?~1561) 『風林火山』
- 毛利元就(1497~1571) 『毛利元就』
- 武田信玄(1521~1573) 『武田信玄』
- 明智光秀(1528?~1582) 『麒麟がくる』
- 上杉謙信(1530~1578) 『天と地と』
- 織田信長(1534~1582) 『国盗り物語』『信長 KING OF ZIPANGU』
- 井伊直虎(1536?~1582) 『おんな城主 直虎』
- 豊臣秀長(1540~1591) 『豊臣兄弟!』
- 豊臣秀吉(1537~1598) 『太閤記』『秀吉(大河ドラマ)』
- 前田利家(1538~1599) 『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』
- 黒田官兵衛(1546~1604) 『軍師官兵衛』
- 山内一豊(1545~1605) 『功名が辻』
- 呂宋助左衛門(生没年不詳) 『黄金の日日』
- 真田昌幸(1547~1611) ※『真田太平記』
- 真田幸村(1567~1615) ※『真田太平記』『真田丸』
- 徳川家康(1543★~1616) 『徳川家康(大河ドラマ)』『葵徳川三代』『どうする家康』
- まつ / 芳春院(1547~1617) 『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』
- 千代 / 見性院(1557~1617) 『功名が辻』
- 直江兼続(1560~1619) 『天地人』
- ねね / 高台院(1547?~1624) 『おんな太閤記』
- 江 / 崇源院(1573~1626) 『江〜姫たちの戦国〜』
- 徳川秀忠(1579~1632) 『葵徳川三代』
- 伊達政宗(1567~1636) 『独眼竜政宗』
- 春日局(1579~1643) 『春日局』
- 宮本武蔵(1584?~1645) ※『宮本武蔵』『武蔵 MUSASHI』
- 柳生宗矩(1571~1646) 『春の坂道』
- 徳川家光(1604~1651) 『葵徳川三代』
- 真田信之(1566~1658) ※『真田太平記』
- 原田甲斐(1619~1671) 『樅ノ木は残った』
- 大石内蔵助(1659~1703) 『赤穂浪士』『峠の群像』『元禄繚乱』
- 柳沢吉保(1658~1714) 『元禄太平記』
- 徳川吉宗(1684~1751) 『八代将軍吉宗』
- 蔦屋重三郎(1750~1797) 『べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~』
- 井伊直弼(1815~1860) 『花の生涯』
- 坂本龍馬(1836★~1867) 『竜馬がゆく』『龍馬伝』
- 近藤勇(1834~1868) 『新選組!』
- 大村益次郎(1824~1869) 『花神』
- 西郷隆盛(1828★~1877) 『翔ぶが如く』『西郷どん』
- 大久保利通(1830~1878) 『翔ぶが如く』
- 篤姫 / 天璋院(1835~1883) 『篤姫』
- 勝海舟(1823~1899) 『勝海舟』
- 正岡子規(1867~1902) ※『坂の上の雲』
- 徳川慶喜(1837~1913) 『徳川慶喜』
- 秋山真之(1868~1918) ※『坂の上の雲』
- 杉文 / 楫取美和(1843~1921) 『花燃ゆ』
- 秋山好古(1859~1930) ※『坂の上の雲』
- 渋沢栄一(1840~1931) 『青天を衝け』
- 新島八重(1845~1932) 『八重の桜』
- 川上貞奴(1871~1946) 『春の波濤』
- 金栗四三(1891~1983) 『いだてん〜東京オリムピック噺〜』
- 田畑政治(1898~1984) 『いだてん〜東京オリムピック噺〜』
2回以上、大河ドラマの主人公に選ばれた歴史上の人物は、大石内蔵助、豊臣秀吉、源義経、坂本龍馬、平清盛、織田信長、徳川家康、西郷隆盛の8人。主役になった作品数は、徳川家康、大石内蔵助が3回(忠臣蔵の大河ドラマの中では「元禄太平記」のみ柳沢吉保が主人公)、それ以外は2回である。
また、主人公・脇役を問わず大河ドラマの登場作が多い歴史上の人物は、総合1位が徳川家康の23作(「毛利元就」以外の全ての戦国時代の作品に登場)。家康は「独眼竜政宗」「武田信玄」「春日局」と3年連続大河ドラマに登場した唯一の人物でもある。戦国時代限定では、同率2位が豊臣秀吉と前田利家の18作、同率4位が織田信長と高台院(秀吉の正室・ねね)の17作、同率6位が石田三成と淀殿の16作となり、他にも10作以上登場した人物は明智光秀・柴田勝家・お市の方・浅井長政・徳川秀忠・森蘭丸など、いずれも三英傑に関わった面々が顔を並べる。
幕末を題材にした大河ドラマでは、1位が西郷隆盛の13作(「花の生涯」以外の幕末作品に全て登場)、2位が木戸孝允(桂小五郎)の11作、3位が坂本龍馬の10作となっている。4位以下は、大久保利通・徳川慶喜の9作、勝海舟・楢崎龍の7作と続く。
一方、架空の人物が大河ドラマの主人公である作品は、「三姉妹」(旗本の娘・むら)「獅子の時代」(会津藩士・平沼銑次)「山河燃ゆ」(日系アメリカ人2世・天羽賢治)「琉球の風」(琉球の民・啓泰)「いのち」(女医・高原未希)の5作である。
また、歴代主人公で最も若くして亡くなったのは、衣川の戦いで自害した源義経(31歳)。病死した人物に限定すると北条時宗(34歳)である。逆に最も長生きしたのは真田信之(93歳)、NHK新大型時代劇と「坂の上の雲」を除く狭義の意味での大河ドラマに限ると、金栗四三(92歳)が最も長命である。生没年のいずれかが判明していない人物を除くと、享年は平均で58.75歳である(なお、明治5年までは旧暦が使われていたため、全て数え年で計算した)。
その死因は、40人が病死である。北条時宗や正岡子規など夭折した例外も一部あるが、比較的長命だった人物はたいてい病気や老衰で亡くなっている(源頼朝は事故死の可能性も高いが、ここでは病死とする)。続いて、戦死者が9名おり(平将門、源義経、武蔵坊弁慶、藤原泰衡、斎藤道三、山本勘助、織田信長、真田幸村、西郷隆盛)、「炎立つ」の泰衡を除いていずれも戦いで壮絶な最期を遂げている。続いて暗殺が5名で(原田甲斐、井伊直弼、坂本龍馬、大村益次郎、大久保利通)、伊達騒動で殺された甲斐を除けば全て幕末なのが特徴である。続いて刑死が3名(藤原経清、大石内蔵助、近藤勇)、死因が全く不明なのは呂宋助左衛門のみである。
信長や西郷、そして内蔵助はいずれも自害しているが、死ぬまでの経緯が全く異なるため、それぞれ戦死・刑死の枠に入れた。なお、自らの意志で命を絶ったのは、「山河燃ゆ」の主人公・天羽賢治ただ一人である。
ちなみに、大河ドラマは基本的に主人公の生涯を描くため、その死で締めくくることが多いが、勝海舟、「元禄太平記」の柳沢吉保、「江〜姫たちの戦国〜」の江など主人公が健在のうちにドラマが終わる例外もいくつか存在する。
大百科に記事のある大河ドラマの主人公を演じた人物
括弧内は、左欄がドラマ名、右欄が役名。作品名が主人公と同じ場合は同と表記。
- 緒形拳(太閤記/豊臣秀吉、峠の群像/大石内蔵助)
- 北大路欣也(竜馬がゆく/坂本竜馬)
- 石坂浩二(天と地と/上杉謙信、元禄太平記/柳沢吉保、草燃える/源頼朝)
- 高橋英樹(国盗り物語/織田信長)
- 渡哲也(勝海舟/同) ※第9回まで
- 松方弘樹(勝海舟/同) ※渡哲也の病気降板による交代
- 松本幸四郎(黄金の日日/呂宋助左衛門、山河燃ゆ/天羽賢治(架空の人物)) ※「黄金の日日」放送当時は市川染五郎
- 役所広司(※宮本武蔵/同)
- 渡瀬恒彦(※真田太平記/真田信之)
- 中村吉右衛門(※武蔵坊弁慶/同)
- 渡辺謙(独眼竜政宗/伊達政宗、炎立つ/藤原経清・藤原泰衡)
- 中井貴一(武田信玄/同)
- 西田敏行(翔ぶが如く/西郷隆盛、八代将軍吉宗/徳川吉宗、葵徳川三代/徳川秀忠)
- 鹿賀丈史(翔ぶが如く/大久保利通)
- 東山紀之(琉球の風/楊啓泰(架空の人物))
- 竹中直人(秀吉/豊臣秀吉)
- 中村勘三郎(元禄繚乱/大石内蔵助) ※当時は中村勘九郎
- 津川雅彦(葵徳川三代/徳川家康)
- 唐沢寿明(利家とまつ/前田利家)
- 市川海老蔵(武蔵 MUSASHI/宮本武蔵) ※当時は市川新之助
- 香取慎吾(新選組!/近藤勇)
- 仲間由紀恵(功名が辻/千代)
- 内野聖陽(風林火山/山本勘助)
- 宮崎あおい(篤姫/同)
- 妻夫木聡(天地人/直江兼続)
- 加藤清史郎(天地人/直江兼続) ※子役のみ
- 阿部寛(※坂の上の雲/秋山好古)
- 香川照之(※坂の上の雲/正岡子規)
- 福山雅治(龍馬伝/坂本龍馬)
- 上野樹里(江〜姫たちの戦国〜/江)
- 松山ケンイチ(平清盛/同)
- 綾瀬はるか(八重の桜/新島八重)
- 堺雅人(真田丸/真田幸村)
- 柴咲コウ(おんな城主 直虎/井伊直虎)
- 鈴木亮平(西郷どん/西郷隆盛)
- 阿部サダヲ(いだてん〜東京オリムピック噺〜/田畑政治)
- 長谷川博己(麒麟がくる/明智光秀)
- 吉沢亮(青天を衝け/渋沢栄一)
- 小栗旬(鎌倉殿の13人/北条義時)
- 松本潤(どうする家康/徳川家康)
- 吉高由里子(光る君へ/紫式部)
- 横浜流星(べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~/蔦屋重三郎)
- 仲野太賀(豊臣兄弟!/豊臣秀長)
大河ドラマで複数の作品で主人公を演じた俳優は、1位が石坂浩二(天と地と、元禄太平記、草燃える)と西田敏行(翔ぶが如く、八代将軍吉宗、葵徳川三代)、2位が緒形拳(太閤記、峠の群像)、平幹二朗(樅ノ木は残った、国盗り物語)、松本幸四郎(黄金の日日、山河燃ゆ)、三田佳子(いのち、花の乱)、渡辺謙(独眼竜政宗、炎立つ)、本木雅弘(徳川慶喜・坂の上の雲)と日本を代表する俳優達が揃っている。
一方、自らの主演作以外の大河ドラマに出演したことのない俳優は、長谷川一夫、4代目尾上松緑、香取慎吾、妻夫木聡、福山雅治、上野樹里、柴咲コウ、鈴木亮平と最近の作品に出演した人物が大多数である。そのため、故人である長谷川一夫を除けば、今後の作品に出演する可能性も充分あり得る。
その他にも、北大路欣也、高橋英樹、松坂慶子、津川雅彦、江守徹、松平健らの大御所や、石田太郎、磯部勉、大塚周夫、津嘉山正種、中田譲治、森田順平など洋画吹き替えを中心に声優としても活躍する俳優が、大河ドラマの常連として活躍してる。
また、50年近くにわたって大河ドラマの殺陣・武術指導を担当した林邦史朗は、モブ役としても数多くの作品にカメオ出演している。特に「竜馬がゆく」「花神」「翔ぶが如く」の3作品では、いずれも坂本龍馬を暗殺する刺客役を務めた。
大河ドラマで同役を複数演じた俳優
戦国時代や幕末の人物は大河ドラマに登場する回数も多く、その中には同じ俳優が別の大河ドラマで同じ役を演じるケースもよく見られる。特に、かつて大河ドラマで主人公を演じた俳優が、後に同役を脇役として再出演する場合などは、ニュースになるほど話題となる。また、1作目と2作目ではキャラクターの造形・性格が異なる場合も多い。緒形拳の豊臣秀吉や、津川雅彦の徳川家康などがその代表例である。
太字は主演作、☆は1話限定のゲスト出演、★は子役としての出演。
俳優 | 配役 | 出演作 |
---|---|---|
緒形拳 | 豊臣秀吉 | 太閤記/ 黄金の日日 |
高橋幸治 | 織田信長 | 太閤記 / 黄金の日日 |
江守徹 | 山縣有朋 | 三姉妹 / 坂の上の雲 |
寺尾聰 | 徳川家康 | 国盗り物語 / 軍師官兵衛 |
中村富十郎 | 西郷隆盛 | 勝海舟 / 獅子の時代 |
松本幸四郎 | 呂宋助左衛門 | 黄金の日日/ ☆真田丸 |
藤岡弘、 | 織田信長 | おんな太閤記 / ☆春日局 |
神山繁 | 本多正信 | おんな太閤記 / 葵徳川三代 |
勝野洋 | 徳川秀忠 | 徳川家康 / 独眼竜政宗 |
若林豪 | 真田幸村 | 徳川家康 / 独眼竜政宗 |
中村梅雀 | 徳川秀忠 | 真田太平記 / ☆功名が辻 |
津川雅彦 | 徳川家康 | 独眼竜政宗 /葵徳川三代 |
石田太郎 | 大久保忠隣 | 春日局 / 葵徳川三代 |
馬渕晴子 | 大蔵卿局 | 春日局 / 葵徳川三代 |
仲村トオル | 豊臣秀吉 | 信長 KING OF ZIPANGU / ☆琉球の風 |
田中健 | 佐久間信盛 | 信長 KING OF ZIPANGU / 利家とまつ |
寺田農 | 浅井久政 | 信長 KING OF ZIPANGU / ☆江〜姫たちの戦国〜 |
高杉亘 | 加藤清正 | 琉球の風 /秀吉 |
竹中直人 | 豊臣秀吉 | 秀吉 / 軍師官兵衛 |
段田安則 | 滝川一益 | 秀吉/ 真田丸 |
小栗旬 | 石田三成 | ★秀吉/ 天地人 |
唐沢寿明 | 前田利家 | 利家とまつ/ ☆功名が辻 |
山本耕史 | 土方歳三 | 新選組! / あさが来た(連続テレビ小説) |
神木隆之介 | 源義経 | ★義経 /平清盛 |
川野太郎 | 榊原康政 | 功名が辻 / 天地人 |
伊吹吾郎 | 北条氏政 | 天地人 / 軍師官兵衛 |
北大路欣也 | 徳川家康 | 江〜姫たちの戦国〜 / 青天を衝け |
オジエル・ノザキ | ルイス・フロイス | 江〜姫たちの戦国〜 / 軍師官兵衛 |
浅利陽介 | 小早川秀秋 | 軍師官兵衛 / 真田丸 |
ディーン・フジオカ | 五代友厚 | あさが来た(連続テレビ小説) / 青天を衝け |
深水元基 | 福島正則 | 真田丸 / どうする家康 |
浜野謙太 | 伊藤博文 | 西郷どん / ☆いだてん |
この他にも、大河ドラマに出演した俳優が、後年になって以前の役の親子兄弟を演じるケースもしばしば見られる。
中でも、津川雅彦・西田敏行・中村梅雀は徳川家の人物をこれまで3人も演じている。
俳優 | 配役(出演作) |
---|---|
中村勘三郎 | 大石主税【子】(元禄太平記)→大石内蔵助【父】(元禄繚乱) |
林隆三 | 今井宗薫【子】(黄金の日日)→今井宗久【父】(利家とまつ) |
藤岡弘、 | 織田信長【子】(おんな太閤記、春日局)→織田信秀【父】(どうする家康) |
夏目雅子 | お市【母】(おんな太閤記)→淀君【子】(徳川家康) |
草見潤平 | 羽柴秀勝【弟】(おんな太閤記)→織田信忠【兄】(春日局) |
草刈正雄 | 真田幸村【子】(真田太平記)→真田昌幸【父】(真田丸) |
高橋英樹 | 島津久光【弟】(翔ぶが如く)→島津斉彬【兄】(篤姫) |
西田敏行 | 徳川秀忠【子】(葵徳川三代)→徳川家康【父】(功名が辻) 西郷隆盛【父】(翔ぶが如く)→西郷菊次郎【子】(西郷どん) |
品川徹 | 北条氏綱【兄】(風林火山)→北条幻庵【弟】(おんな城主 直虎) |
岩田琉聖 | 竹千代(少年時代の徳川家康)【父】(麒麟がくる) →於義伊(少年時代の結城秀康)【子】(どうする家康) |
仲野太賀 | 豊臣秀頼【甥】(江〜姫たちの戦国〜)→豊臣秀長【叔父】(豊臣兄弟!) |
また、大河ドラマのある作品に出演した俳優が、同作品で一人二役として以前の役の親子兄弟を演じるケースもしばしば見られる。
俳優 | 配役 | 同出演作 |
---|---|---|
加藤清史郎 | 直江兼続(少年期)【父】→竹松(少年期の直江景明)【子】 | 天地人 |
森山未來 | 古今亭志ん生(青年期)【父】 →美濃部清(金原亭馬生)【長男】、美濃部強次(古今亭志ん朝)【次男】 |
いだてん |
北川景子 | お市【母】→茶々【子】 | どうする家康 |
大河ドラマの時代設定
基本的に、知名度が高い戦国・安土桃山時代、江戸時代、そして幕末期が多い。
それより過去の時代については、室町時代以前を描いた作品は今のところ9作品のみで、最も古いのは、平将門が主人公だった『風と雲と虹と』。奈良時代以前を描いた作品は今のところない。
幕末期以降の時代については、4作品のみが明治時代を舞台としている。また、90年代以降は制作されていないが、昭和期を舞台にした作品も2作品のみ存在する。
- 戦国・安土桃山時代
太閤記、天と地と、春の坂道、国盗り物語、黄金の日日、おんな太閤記、徳川家康、独眼竜政宗、武田信玄、春日局、信長 KING OF ZIPANGU、琉球の風、秀吉、毛利元就、葵徳川三代、利家とまつ、武蔵 MUSASHI、功名が辻、風林火山、天地人、江〜姫たちの戦国〜、軍師官兵衛、真田丸、おんな城主 直虎、麒麟がくる、どうする家康。 - 幕末~明治時代前期
花の生涯、三姉妹、竜馬がゆく、勝海舟、花神、獅子の時代、翔ぶが如く、徳川慶喜、新選組!、篤姫、龍馬伝、八重の桜、花燃ゆ、西郷どん、青天を衝け。 - 源平合戦(平安時代後期~鎌倉時代前期)
源義経、新・平家物語、草燃える、炎立つ「第三部」、義経、平清盛、鎌倉殿の13人。 - 忠臣蔵(江戸時代中期)
赤穂浪士、元禄太平記、峠の群像、元禄繚乱。 - その他
樅ノ木は残った(江戸時代前期)、風と雲と虹と(平安時代中期)、山河燃ゆ(大正時代~昭和時代前期)、春の波濤(明治時代中期~大正時代)、いのち(昭和時代中期~後期)、太平記(鎌倉時代後期~室町時代前期)、炎立つ「第一部・第二部」(平安時代中期)、花の乱(室町時代中期(※1))、八代将軍吉宗(江戸時代中期(※2))、北条時宗(鎌倉時代中期)、八重の桜(幕末~明治時代後期)、坂の上の雲(明治時代後期)、いだてん〜東京オリムピック噺〜(明治時代後期~昭和時代中期)、光る君へ(平安時代中期)。
※1・・・作中で描かれる応仁の乱が戦国時代の始まりとされるが、他の作品と年代が大きく離れているうえ、登場人物も全く異なるため除外。
※2・・・忠臣蔵とほぼ同じ時代・登場人物だが、忠臣蔵が題材ではなく、大石内蔵助などの赤穂側の人物がほとんど登場しないため除外。
大河ドラマの名言・迷言・流行語
- 「おのおのがた、討入りでござる!」(赤穂浪士/大石内蔵助【長谷川一夫】)
- 「弁慶!死んでもなお、我を守るか!」(源義経/源義経【尾上菊之助】 ※現・尾上菊五郎)
- 「死にとうない、死んでも死にきれぬのう・・・」(新・平家物語/平清盛【仲代達矢】)
- 「殺してやる・・・」(国盗り物語/明智光秀【近藤正臣】)
- 「栄達を望んで何が悪い!」(元禄太平記/柳沢吉保【石坂浩二】)
- 「これは謀反ではない!上皇様こそ、御謀反を起こしあそばされたのだ!」(草燃える /北条義時【松平健】)
- 「堺という場所がなくなっても、堺の魂はなくならない! 我らが持ち去って行くのだ!自由がある所・・・それが堺だ!」(黄金の日日/呂宋助左衛門【市川染五郎】 ※現・松本白鸚)
- 「バカタレ!」(獅子の時代/平沼銑次【菅原文太】)
- 「おかか」(おんな太閤記/豊臣秀吉【西田敏行】)
- 「この時の峠で、人はみなそれぞれに生き、それぞれに悩んだ。だが時はひたすらに下り坂を行き、ただ一つの評価を残した」(峠の群像/語り【加賀美幸子アナウンサー】)
- 「たわけ!これは腰につけた焼味噌じゃい!」(徳川家康/徳川家康【滝田栄】)
- 「おしん、家康、隆の里」(徳川家康/劇中のセリフではない流行語)
- 「今日はアンラッキーだぜ・・・」(山河燃ゆ/チャーリー田宮【沢田研二】)
- 「そのことよ」(真田太平記/真田昌幸【丹波哲郎】)
- 「梵天丸もかくありたい」(独眼竜政宗/梵天丸(伊達政宗)【藤間遼太】 ※子役、現・藤間勘十郎)
- 「母上・・・これが、心尽くしの膳でござるか!?」(独眼竜政宗/伊達政宗【渡辺謙】)
- 「今宵はここまでに致しとうござりまする」(武田信玄/大井夫人【若尾文子】)
- 「そこの妖怪!」(武田信玄/山県昌景【篠田三郎】)
- 「泣こかい、飛ぼかい!泣こよっか、ひっ飛べ!」(翔ぶが如く/西郷吉之助(西郷隆盛)【西田敏行】&大久保正助(大久保利通)【鹿賀丈史】)
- 「国が滅びても、人が死に絶える訳ではなか!人は死んで死んで、国を焼き尽くして、そん中から生き残ったもんが今一度新か日本国を創ればよか!」「そいは暴論ごわす!」(翔ぶが如く/西郷吉之助【西田敏行】&大久保利通【鹿賀丈史】)
- 「戦は大事なもののために戦うものと、存じおり候。大事なもののために死するは負けとは申さぬものと、心得おり候」(太平記/楠木正成【武田鉄矢】)
- 「世の中、謡のようには参らん・・・さらばこの高時も甘んじて地獄に堕ち、世の畜生道をしばしあの世から見物いたすかのう」(太平記/北条高時【片岡鶴太郎】)
- 「天下を率いるのは、肩が凝りまする」(中略)「そうか尊氏も肩が凝るか。朕も、肩こりじゃ(大笑)」(太平記/足利尊氏【真田広之】&後醍醐天皇【片岡孝夫(現・片岡仁左衛門)】)
- 「兄弟であれ親子であり、天下を争うのにそれが何ほどの楔となりましょうや?」(太平記/高師直【柄本明】)
- 「よくご決断なさりました・・・兄上は大将軍じゃ・・・」「殺した・・・殺してしもうた・・・弟を殺したー!」(太平記/足利直義【高嶋政伸】&足利尊氏【真田広之】)
- 「聞く所によると、信長殿は・・・」「ではみなさん、アテ・ブレーベ、オブリガード(また近いうちに・・・ありがとうございました)」(信長 KING OF ZIPANGU/ルイス・フロイス【ランシュー・クリストフ】)
- 「琉球こそは、宝の島にござります!」(琉球の風/亀井茲矩【ポール牧】)
- 「豚め!」(炎立つ/藤原経清【渡辺謙】)
- 「ぶっ殺す!」(炎立つ/清原家衡【豊川悦司】)
- 「あのクソがあ…わしを蹴落としたのは清衡じゃ。許せん!あんな悪辣な食えぬ男はおらぬわ! 表面と心の底では天国と地獄ほどにも違う!悪魔のように用意周到、人を陥れることなど平気な鉄面皮!目的のためには悪逆非道も辞さぬ冷血漢!狡猾!破廉恥!二枚舌!あの外道!あんな悪い奴、二人とおらぬわ!」(炎立つ/源義家【佐藤浩市】)
- 「さればでござる」「それがしが死んでは大河ドラマも終わりではないか!」(八代将軍吉宗/近松門左衛門【江守徹】)
- 「わしは役不足じゃ」(八代将軍吉宗/徳川吉宗【西田敏行】 ※台本ミス 「力不足」の誤り)
- 「武士とは失意の時も得意の時も山の如く泰然としておらねばならぬ。背筋を伸ばせ!」(八代将軍吉宗/徳川光貞【大滝秀治】)
- 「生まれてこなかった方が、ようござりました・・・」(八代将軍吉宗/徳川家重【中村梅雀】)
- 「心配御無用!」(秀吉・軍師官兵衛/豊臣秀吉【竹中直人】、秀吉/石田三成【真田広之】)
- 「上げ潮じゃあ!」(秀吉/豊臣秀吉【竹中直人】)
- 「猿、出過ぎじゃ!」「ごもっとも!」(秀吉/織田信長【渡哲也】&豊臣秀吉【竹中直人】)
- 「地獄というものは、人が作った絵空事じゃ!」「神が・・・神が死ぬか!」(秀吉/織田信長【渡哲也】)
- 「光秀、鬼の世は長くは続かぬ。いずれ誰かに退治される・・・天下を!」(秀吉/美【野際陽子】)
- 「へいけのぼうれい なをなのれ!」「われは もうりの しょうじゅまる」(毛利元就/松寿丸(毛利元就)【岩渕幸弘】※子役)
- 「女は顔じゃ」「おだまり!」(毛利元就/杉の方【松坂慶子】)
- 「義興。浄土に、美味い物はあるか」(毛利元就/尼子経久【緒形拳】)
- 「わしはいいじじいで死ぬぐらいなら、血しぶきの中で地獄に落ちるが本望だ」(毛利元就/尼子経久【緒形拳】)
- 「名将と呼ばれる者は皆、悪徳と背中合わせに生きておる」(毛利元就/尼子経久【緒形拳】)
- 「謀多きは勝ち、少なきは負ける。戦いの世に生きる男の有様だ」(毛利元就/尼子経久【緒形拳】)
- 「美伊、わしゃのう・・・」「人生には三つの坂がある。上り坂と下り坂、そして『まさか』だ」(※後に小泉元首相のスピーチで使われる)「誰じゃ!誰が、誰がわしの隆元を殺したぁ!(中略)隆元、隆元・・・!わしの、わしの・・・!わしの隆元が死んだぁぁぁ・・・!」(毛利元就/毛利元就【中村橋之助】※現・中村芝翫)
- 「後で聞いた話だけど・・・」(徳川慶喜/れん【大原麗子】)
- 「鬼はー外!」(徳川慶喜/徳川慶喜【本木雅弘】)
- 「上様は、坂本龍馬と言う人物をご存知でしょうか?」「知らぬ」(徳川慶喜/勝海舟【坂東八十助】※10代目坂東三津五郎 &徳川慶喜【本木雅弘】)
- 「ここで幕府が消えれば人々の中に新たな国造りの喜びが生まれるというものじゃ。悲しみばかりの下り坂では国は立ち行かぬ。余は敢えて苦労もあるが、喜びもある登り坂を選んだつもりじゃ」(徳川慶喜/徳川慶喜【本木雅弘】)
- 「・・・かかれっ!」(元禄繚乱/大石内蔵助【中村勘九郎】 ※18代目中村勘三郎)
- 「みどもを真の敵と思うてか?」(元禄繚乱/吉良上野介【石坂浩二】)
- 「今宵もお馴染みの顔でござる」(葵徳川三代/徳川光圀【中村梅雀】)
- 「おのれ家康何様のつもりか!」(葵徳川三代/石田三成【江守徹】)
- 「そなたも阿呆じゃが、わしはもっと阿呆じゃ!」(葵徳川三代/大谷吉継【細川俊之】)
- 「人の上に立つ者は、心に一匹の鬼を飼わねばならぬ」「秀忠、偉ろうなったのう」(葵徳川三代/徳川家康【津川雅彦】)
- 「徳川は豊臣の家来筋ではないか?」「その豊臣も織田の家来筋だった」(葵徳川三代/淀殿【小川真由美】&織田有楽【平松慎吾】)
- 「来世もまた、秀頼を産んで下さりませ」(葵徳川三代/豊臣秀頼【尾上菊之助】)
- 「人の心に迷いしときは実時殿に訊くが良い。ただし、相手に聞く耳無いと知れば口を閉ざすゆえ、そなたも日頃の学問を怠るでない。」「時輔を殺せ・・・」(北条時宗/北条時頼【渡辺謙】)
- 「なぜ、海の神は余を受け入れてくれぬのか・・・」(北条時宗/クビライ・カアン【バーサンシャブ】)
- 「で、あるか・・・」(利家とまつ/織田信長【反町隆史】)
- 「私にお任せ下さりませ」(利家とまつ/まつ【松嶋菜々子】)
- 「まつ殿、邪魔だ」(利家とまつ/徳川家康【高嶋政宏】)
- 「呼ばれもしないのにやって来るのが捨助でございますよ!」(新選組!/滝本捨助【中村獅童】)
- 「アホウ、オマエ、シヌデ」(新選組!/オウム【山口智充】※吹き替え)
- 「鬼になれよ、近藤。鬼になって俺を食っちまえよ。遠慮はいらねぇよ」(新選組!/芹沢鴨【佐藤浩市】)
- 「待たせたな」(新選組!/土方歳三【山本耕史】)
- 「悔やむことはない。君は正しかった。私を許せば隊の規律は乱れる。私が腹を切ることで、新選組の結束はより固まる。それが総長である私の最後の仕事です」(新選組!/山南敬助【堺雅人】)
- 「そこまでだ! もういい! みんなそれなりにありがとう!!」(新選組!/近藤勇【香取慎吾】)
- 「次は頬ずりぜよ!」(新選組!/坂本龍馬【江口洋介】)
- 「この旗が俺を拾ってくれた!だから俺は命にかけてもこの旗を守る!たとえ一人になっても・・・局長!この旗がある限り新選組は終わらない!」(新選組!/斎藤一【オダギリジョー】)
- 「トシ・・・」(新選組!/近藤勇【香取慎吾】)
- 「夢を叶え、己が眼で見るには力が要るぞ」(義経/平清盛【渡哲也】)
- 「読まねばよかった……」(義経/源頼朝【中井貴一】)
- 「話を遡れば」(功名が辻/語り【三宅民夫アナウンサー】)
- 「お命のお持ち帰りこそ、功名の種にございます!」「小りんなんて、おかしな名前ー!」(功名が辻/千代【仲間由紀恵】)
- 「この刀でわしを刺してみよ、わしは死なぬわ!」「かぁかぁれぇえええ!!!」(功名が辻/織田信長【舘ひろし】)
- 「我に続け!ここが功名が辻よ!」(功名が辻/五藤吉兵衛【武田鉄矢】)
- 「家は潰せぬ。あとはそち一人で走れ・・・功名を立てよ。」(功名が辻/中村一氏【田村淳】)
- 「武者震いがするのう!!」(風林火山/庵原之政【瀬川亮】)
- 「おのれ武田!おのれ、おのれ、おのれ、おのれ、おのれ、おのれ、おのれー!!」(風林火山/高遠頼継【上杉祥三】)
- 「何の為に戦うのか!?」「生きるためじゃあ!」(風林火山/宇佐美定満【緒形拳】&山本勘助【内野聖陽】)
- 「それがしにも関わる話でございますか?」「阿呆」(風林火山/今川氏真【風間由次郎】&寿桂尼【藤村志保】)
- 「一方聞いて沙汰するな」(篤姫/お幸【樋口可南子】)
- 「女の道は一本道にござります。定めに背き、引き返すは恥にござります」(篤姫/菊本【佐々木すみ江】)
- 「おいは今日より、鬼になりもす」(篤姫/大久保正助【原田泰造】)
- 「御台よ、何故いつかのように逢いに来ぬのじゃ・・・わしからはもう行けぬ、行けぬのじゃ・・・」(篤姫/徳川家定【堺雅人】)
- 「人はいなくなるのではなく、また会う時の楽しみのためにひととき離ればなれになるだけの事ですよ」(篤姫/小松帯刀【瑛太】)
- 「わしはこんなとこ来とうはなかった!」(天地人/樋口与六(直江兼続)【加藤清史郎】 ※子役)
- 「まことに小さな国が、開化期を迎えようとしている。(中略)上って行く坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が輝いているとすれば、それのみを見つめて、坂を上っていくであろう」(坂の上の雲/語り【渡辺謙】)
- 「わしは龍馬が大嫌いじゃ!」「わしは三菱を作ったがじゃぞ!土佐の地下浪人が日本一の大会社を率いちゅうがじゃき!これっばあ出世したがはのぉ、豊臣秀吉ぐらいしかおらんぜよ!」(龍馬伝/岩崎弥太郎【香川照之】)
- 「わしはお主が大嫌いじゃあ!」(龍馬伝/吉田東洋【田中泯】)
- 「泣くな、武市。わしに、ええ考えがあるきに。わしはおまんの味方ぜよ」(龍馬伝/武市半平太【大森南朋】)
- 「その高いところに座ると、みんな気持ち良くなって、そこからは降りたくなくなるもんじゃ」(龍馬伝/松平春嶽【夏八木勲】)
- 「女の戦は生きること。本日只今を生きて行くことにございます」(江〜姫たちの戦国〜/市【鈴木保奈美】)
- 「遊びをせんとや生れけむ、戯れせんとや生れけん、遊ぶ子供の声きけば、我が身さえこそ動がるれ」(平清盛/歌【松浦愛弓】)
- 「ここはわしの世じゃ」(平清盛/白河法皇【伊東四朗】、後白河天皇【松田翔太】、平清盛【松山ケンイチ】)
- 「海賊王に俺はなる!」(平清盛/兎丸【加藤浩次】、平清盛【松山ケンイチ】)
- 「ゾクゾクするのぉ・・・」(平清盛/後白河天皇【松田翔太】)
- 「・・・と、父が申しておりました」(平清盛/由良御前【田中麗奈】)
- 「親兄弟の屍の上にも雄々しく立て。それがお前の選んだ道。源氏の栄華へと続く道じゃ」(平清盛/源為義【小日向文世】)
- 「何一つ、何一つ思うままにならぬ一生を、崇徳院は、生き切った」(平清盛/源頼朝【岡田将生】)
- 「武士とは勝つことじゃ。如何なる事をしても、勝ち続ける事じゃ!お前は負けたのじゃ。義朝!次などない戦に、負けたのじゃ…」(平清盛/平清盛【松山ケンイチ】)
- 「源氏は滅びぬ…我が身は滅びても、源氏の魂は断じて滅びぬ!清盛、また会おう」(平清盛/源義朝【玉木宏】)
- 「お前の国づくりは、盗賊が物を盗むのと同じや!」(平清盛/兎丸【加藤浩次】)
- 「あの・・・」「ご心配なく。此度は見えておりまする」(平清盛/平経盛【駿河太郎】&平盛国【上川隆也】)
- 「悲しきかな、痛ましきかな・・・(中略)忠ならんと欲すれば孝ならず、孝ならんと欲すれば忠ならず。進退これ極まれり・・・かくなるうえは、この重盛が首を召され候へ・・・」(平清盛/平重盛【窪田正孝】)
- 「ならぬことはならぬ」(八重の桜/山本八重【綾瀬はるか】&山本権八【松重豊】)
- 「西洋の学問しても、家焼かずに済む戦のやりようは、分からんもんでっしゃろか?」(八重の桜/山本八重【綾瀬はるか】)
- 「ここは思案のしどころじゃのう・・・」(軍師官兵衛/小寺政職【片岡鶴太郎】)
- 「殿のご運が開けたのですぞ。開けました。ご運が開けました!」(軍師官兵衛/黒田官兵衛【岡田准一】)
- 「富士や浅間の山が火でも噴かぬ限り、武田のお家は安泰にござります」「2月14日、48年ぶりに浅間山が噴火した」(真田丸/真田昌幸【草刈正雄】&語り【有働由美子アナウンサー】)
- 「押し通ります」「全力で押し通りまする!」(真田丸/服部半蔵【浜谷健司】)
- 「大博打の始まりじゃ!」(真田丸/真田昌幸【草刈正雄】)
- 「黙れ小童!」(真田丸/室賀正武【西村雅彦】、真田信幸【大泉洋】)
- 「食べる分だけ汁をかける。少しずつ少しずつ。わしの食べ方じゃ。北条の国盗り、ゆっくり味わおうではないか」(真田丸/北条氏政【高嶋政伸】)
- 「わしは太政大臣になるぞ!」「かの源頼朝も征夷大将軍にはなったが、太政大臣にはなれなかった!」(真田丸/豊臣秀吉【小日向文世】)
- 「思いがかなったのは半分だけ。ゆくゆくは京から天子様をお迎えしようと思っておった。平清盛が成し遂げたことを、わしはとうとうできなんだ」(真田丸/豊臣秀吉【小日向文世】)
- 「味良しの瓜~、召され候え~♪」(真田丸/真田昌幸【草刈正雄】&豊臣秀吉【小日向文世】)
- 「武田信玄でさえ一目置いたという真田一徳斎。その妻おとりは・・・」「ちと早すぎた」(真田丸/語り【有働由美子アナウンサー】&とり【草笛光子】)
- 「眠い・・・」「眠くない!」(真田丸/豊臣秀吉【小日向文世】&石田三成【山本耕史】)
- 「豊臣が勝った時は、お前はあらゆる手を使って俺を助けよ。そしてもし徳川が勝ったならば、俺はどんな手を使ってもお前と父上を助けてみせる!これは我ら親子3人が、いつの日かまた膝を突き合わせて語り合う日のための策じゃ!」(真田丸/真田信幸【大泉洋】)
- 「心得は一つ。軍勢を一つの塊と思うな。一人一人が生きておる。一人一人が思いを持っておる。それを、ゆめゆめ忘れるな」(真田丸/真田昌幸【草刈正雄】)
- 「戦で雌雄を決する世は、終わった!おぬしのような、戦でしか己の生きた証を示せぬような手合いは、生きていくところなど、何処にもないわ!」
「そのようなことは百も承知!されど、私はお前を討ち果たさねばならぬのだ!我が父のため、我が友のため、先に死んでいった愛する者たちのために!」
(真田丸/徳川家康【内野聖陽】&真田信繁(幸村)【堺雅人】) - 「答えられよ。答えを選ばれよ!」「・・・選ぶ余地などございませぬ。父の代より恩顧を受けました。私は・・・今川様の目付にございます」(おんな城主直虎/寿桂尼【浅丘ルリ子】&小野政次【高橋一生】)
- 「厄介でございますぞ、ああいう手合いは」「知っておる。昔から」(おんな城主直虎/禰宜【ダンカン】&小野政次【高橋一生】)
- 「おのれスケコマシが。我らは共に、見事にスケコマされたという事にございましょう」(おんな城主直虎/しの【貫地谷しほり】)
- 「あれは、家を守るということは綺麗事だけでは達せられぬと言うたのじゃ。いつも、我が己を許すために己に吐いておる言葉じゃ。おそらく同じようなことを常日頃思うておるのであろう。我に似たおなごは、衰えた主家に義理立てなど決してせぬ」(おんな城主直虎/寿桂尼【浅丘ルリ子】)
- 「地獄へ落ちろ、小野但馬!地獄へ!ようも、ようもここまで我を欺いてくれたな!遠江一、日ノ本一の卑怯者と未来永劫語り伝えてやるわ!」
「笑止・・・!未来など・・・もとより女子頼りの井伊に、未来などあると思うのか!生き抜けるなどと思うておるのか!家老ごときに容易く謀られるような、愚かな井伊が。やれるものならやってみよ!地獄の底から・・・見届け・・・」
(おんな城主直虎/小野政次【高橋一生】) - 「白黒を つけむと君を ひとり待つ 天つたう日ぞ たのしからずや」(おんな城主直虎/小野政次【高橋一生】)
- 「これを機に織田殿の懐に入れればしめたものではないか。なにも戦ばかりが仇の取り方ではあるまい」(おんな城主直虎/今川氏真【尾上松也】)
- 「俺はまだ十五だ〜〜!!それを・・・よい歳をした大人どもが!恥を知れぇ〜!!殺す!いつか必ず殺〜す!!いつか寝首を掻き!血の一滴まで狸汁にして!すすり尽くしてくれるわ〜!!」(おんな城主直虎/井伊万千代【菅田将暉】)
- 「わしはこの世が嫌いじゃ。戦や謀や首や、さようなことばかりで物事を決する・・・。昨日の味方が今日には敵になるような。一年かけて育てた稲が一日で焼かれるような」(おんな城主直虎/徳川家康【阿部サダヲ】)
- 「勝海舟。あっ、大河ドラマっぽいのでもう一回言います。勝海舟!」(いだてん/美濃部孝蔵(語り)【森山未來】)
- 「三島さん・・・我らの一歩は、日本人の一歩ばい!なあ三島さん!速かろうが遅かろうが、我らの一歩には意味のあるったい!」
「そりゃ男が悪か。女子には何の非もなか。女子が靴下ば履くのではなく、男が目隠しばしたらどぎゃんですか!」
(いだてん/金栗四三【中村勘九郎】) - 「ぬしゃ韋駄天が何の神様か知らんとか?人々んために、走って食いもんば集めて運んだ神様たい」「だけん『ご馳走』て言うとばい」(いだてん/池部幾江【大竹しのぶ】&金栗シエ【宮崎美子】)
- 「悪いな。喜びは喜びで思いっきり声に出さねえと。明るいニュースが少ねえからよ」
「気が済むまで泣いて、こっちは聞こえねえふりして、また明日何食わぬ顔でおはようって言うんだ。孝ちゃんにはよ、そういう落語をやってほしいな。笑っても泣いてもいいじゃねえかってやつをさ」
(いだてん/清さん【峯田和伸】) - 「男は負けても帰れるでしょう。でも女は帰れません! 負けたら『やっぱり女は駄目だ。男のまねして走っても役に立たない』と笑われます!」(いだてん/人見絹枝【菅原小春】)
- 「スポーツが盛んなうちは国は大丈夫だ。俺は政治をやる。お前はこの国のスポーツを頼む」(いだてん/河野一郎【桐谷健太】)
- 「大きさは重要じゃない、市民のためのものならば」(いだてん/ラトゥール【ヤッペ・クラース】)
- 「スポーツに矛盾は付き物だよ。なぜ走る?なぜ泳ぐ?答えられん。でもそれしかないじゃんね!あんたも俺もオリンピックしかないじゃんね!」「戦争で勝ちたいんじゃない。マラソンで勝ちたい、水泳で勝ちたいんだよ」(いだてん/田畑政治【阿部サダヲ】)
- 「今の日本は、あなたが世界に見せたい日本ですか!こんな国でオリンピックやっちゃ、オリンピックに失礼です!」(いだてん/田畑政治【阿部サダヲ】)
- 「こうなったら走んなくちゃしょうがねえや、スッスッハッハッ・・・・・・し〜んとしてるね、ええ?おっ見えてきた、どいてくれ、おい、どいてくれ、俺そこ通んなきゃいけねえんだ、どいてくれ!そこに俺の家があるんだ!家に帰りてえんだ!」(いだてん/古今亭志ん生【森山未來】)
- 「ああ、やっと見られる…やっと見られるよ。オリンピック…」(いだてん/可児徳【古舘寛治】)
- 「旅をして分かりました。どこにも麒麟はいない。何かを変えなければ、誰かが… 美濃にも、京にも、麒麟は来ない!」(麒麟がくる/明智十兵衛光秀【長谷川博己】)
- 「今や土岐家は、そなたの操り人形じゃと皆が申しておる。今さら守護など。まだ、そなたに毒は盛られたくはない」「操り人形に毒は盛りませぬ」(麒麟がくる/土岐頼芸【尾美としのり】&斎藤道三【本木雅弘】)
- 「言葉は刃物ぞ。気を付けて使え。」「父の名を申せ!」(麒麟がくる/斎藤道三【本木雅弘】)
- 「帰蝶は、何をしても褒める。いつも褒める。あれは・・・、母親じゃ・・・ 」(麒麟がくる/織田信長【染谷将太】)
- 「げに何事も、一炊の夢…南無三宝!」(麒麟がくる/松永久秀【吉田鋼太郎】)
- 「十兵衛が……そうか……十兵衛か!はっはっはっはっは! ……であれば、是非も無し」(麒麟がくる/織田信長【染谷将太】)
- 「こんばんは、徳川家康です。」(青天を衝け/徳川家康【北大路欣也】)
- 「俺は己の力で立っている。そして青い天に拳を突き上げている。霧が晴れて、道が開かれた気がした。俺の道だ。」(青天を衝け/渋沢栄一【吉沢亮】)
- 「快なり!快なり!」(青天を衝け/徳川斉昭【竹中直人】&徳川慶喜【草彅剛】)
- 「おかしれぇ」(青天を衝け/平岡円四郎【堤真一】&渋沢栄一【吉沢亮】)
- 「今さら造船所ができたところで、その時分に公儀がどうなっておるかは分わからぬ。しかしいつか公儀のしたことが日本の役に立ち、『徳川のおかげで助かった』と言われるなら、それも御家の名誉となろう」(青天を衝け/小栗忠順【武田真治】)
- 「さあ、前を向け栄一。俺たちがかつて悲憤慷慨していたこの世は崩れたぞ。崩しっぱなしでどうする。この先こそがお主の励み時だろう」(青天を衝け/尾高長七郎【満島真之介】)
- 「今や誰もが金を崇拝し始めちまっとる。こりゃあ、あたしら、開けてはならぬ扉を開けちまったのかもしれませんぜ」(青天を衝け/三野村利左衛門【イッセー尾形】)
- 「人は誰が何を言おうと、戦争をしたくなれば必ずするのだ。欲望は道徳や倫理よりずっと強い。ひとたび敵と思えば、いくらでも憎み残酷になれる。人は好むと好まざるにかかわらずその力に引かれ、栄光か破滅か、運命の導くままにひきずられていく」(青天を衝け/徳川慶喜【草彅剛】)
- 「祖父の失敗したこと、かなわなかったことも全て含んで、『おつかれさん』と『よく励んだ』とそんなふうに渋沢栄一を思い出していただきたい。」(青天を衝け/渋沢敬三【笠松将】)
- 「三百でも控えめに言ってると思っていたのに」「頭を下げろというのか? 嫌じゃ!」「どう考えても負けておるではないか!」「二十五里……」「ならどうして最初からそこに連れていかぬのだぁ~……」(鎌倉殿の13人/源頼朝【大泉洋】)
- 「戦の経験は?」「ない!!」「経験もないのに結構な自信じゃねえか」「ハハハ、経験もないのに自信もなかったら何もできない、違うか?」(鎌倉殿の13人/上総広常【佐藤浩市】&源義経【菅田将暉】)
- 「真似をしてはいけない」(鎌倉殿の13人/語り【長澤まさみ】)
- 「心配するな。俺の読みでは戦にはならん。九郎の奴は戦わずして負ける」「なぜそう思う?」「あいつは都では大層な人気だが、肩を持ってるのは戦に出なかった連中だ。命拾いした兵にしてみれば、無謀な戦ばかりの大将に、またついていこうとは思わない」(鎌倉殿の13人/三浦義村【山本耕史】&北条義時【小栗旬】)
- 「あなたは仰った。経験もないのに自信もなかったら何もできないと。自信をつけるのに何がいるか…経験でござるよ。まだまだこれからじゃ」(鎌倉殿の13人/北条時政【坂東彌十郎】)
- 「守り……抜いた。わしは、守り、抜いたぞぉ~!」「み、帝ぉ……」「法皇様」「守り、抜かれよ……」「守り抜きまする」(鎌倉殿の13人/後白河法皇【西田敏行】・後鳥羽天皇【尾上凛】)
- 「やはり、鎌倉殿は天に守られております」「そうだろうか……。確かに、此度も命は助かった。だがこれまでとは違った。今までははっきりと天の導きを感じた。声が聞こえた。だが昨日は何も聞こえなかった。たまたま助かっただけじゃ。次はもうない。小四郎、わしが為すべきことはもうこの世に残っていないのか……」(鎌倉殿の13人/北条義時【小栗旬】&源頼朝【大泉洋】)
- 「紫式部!」「ああいとやんごとなき際にはあらぬが」(鎌倉殿の13人/阿波局【宮澤エマ】&阿野全成【新納慎也】)
- 「トキューサ」(鎌倉殿の13人/りく【宮沢りえ】)
- 「寒い…寒いぞ…寒いぞ…、ああ…寒いんだよー!」(鎌倉殿の13人/源仲章【生田斗真】)
- 「鎌倉始まって以来の危機を前にして選ぶ道は二つ。ここで上皇様に従って未来永劫西の言いなりになるか、戦って坂東武者の世を作るか。ならば答えは決まっています。速やかに上皇様を惑わす奸賊共を討ち果たし、三代続く源氏の遺跡を守り抜くのです! 頼朝様の恩に今こそ応えるのです。向こうは、あなた達が戦を避けるために執権の首を差し出すと思っている。馬鹿にするな。そんな卑怯者は坂東には一人もいない! そのことを上皇様に教えてやりましょう!」(鎌倉殿の13人/北条政子【小池栄子】)
- 「我らが神の君はいつ如何なる時も勇敢であられました。あの、桶狭間合戦の時もしかり」(中略)「もう嫌じゃ……、もう嫌じゃあ!!」(どうする家康/ナレーション【寺島しのぶ】&徳川家康【松本潤】)
- 「あほたわけ!」(どうする家康/徳川家康【松本潤】他多数)
- 「待ってろよ竹千代。俺の白兎」(どうする家康/織田信長【岡田准一】)
- 「……少しは主君として認めたらどうじゃ」「ふざけるな……。なんで、なんで認められようか。俺の真の望みは、いつの日か、お主を主君と仰ぎ、お主を守って死ぬことであったわ……」(どうする家康/徳川家康【松本潤】&本多忠勝【山田裕貴】)
- 「私は、氏真様がうらやましい。私もいつか、貴方様のように生きとうございます」「それはならぬ。そなたは、まだ降りるな。そこで、まだまだ苦しめ」(どうする家康/徳川家康【松本潤】&今川氏真【溝端淳平】)
- 「勝者はまず勝ちて、然る後に戦いを求む。敗者は、まず戦いて、然る後に勝ちを求む。童(わっぱ)よ……戦は勝ってから、始めるものじゃ」(どうする家康/武田信玄【阿部寛】)
- 「(家康が)好きなんじゃろうが!殿を守れ。おめえの大好きな殿を。行け、平八郎!」(どうする家康/本多忠真【波岡一喜】)
- 「殿はきっと、大丈夫」(どうする家康/夏目広次【甲本雅裕】)
- 「笑ってはおりませぬ!殿、どうするおつもりでっしゅ…」(どうする家康/服部半蔵【山田孝之】)
- 「これが、戦にござりますか? これは……嬲殺しじゃ……」「……(無言)」(どうする家康/松平信康【細田佳央太】&徳川家康【松本潤】)
- 「おなごの幸せってのは、男にかわいがってもらうことだろ」大鼠「殺すぞ」(どうする家康/服部半蔵【山田孝之】&大鼠【松本まりか】)
- 「俺は、どれだけ殺した? どれだけ、殺した? ……この報いは、必ず受けるであろう。俺は誰かに殺される。誰よりも無残にな……!!」「……だが、俺は覚悟が出来てる。お前はどうじゃ? お前には出来て、精々俺を支えることぐらいじゃ……」(どうする家康/織田信長【岡田准一】)
- 「私は見た目は華奢だが力はあるのさ。まっ、九郎義経と同じだな」(どうする家康/井伊直政【板垣李光人】)
- 「あんのくそたわけの口に、腐った魚を詰めて殺してやる」(どうする家康/明智光秀【酒向芳】)
- 「所詮!人の悪口書いて面白がっとるようなやつは、己の品性こそが下劣なんだと、白状してるようなもんだわ」(どうする家康/豊臣秀吉【ムロツヨシ】)
- 「ありゃ、わしの息子なんかのう?ありゃあ何者じゃ?わしゃ何を生んだんじゃ?とんでもねえ化け物を生んでまったみたいで、おっかねぇ…」(どうする家康/なか【高畑淳子】)
- 「将軍だった頃はな。この世の一番高い山のてっぺんに立ってるようなものでな。下々の者がよーく見えた。なにもかも分かっておった。そう、思い込んでおった。だが、実のところは全く逆でな、霞がかって何もみえておらん。周りが良いことしか言わんからじゃ。(中略)てっぺんは一人ぼっちじゃ。信用する者を、間違えてはならんの」(どうする家康/足利義昭【古田新太】)
- 「後は私に任せよ。猿」(どうする家康/淀殿【北川景子】)
- 「その点、貴方様(秀忠)は全てが人並み! 人並みの者が受け継いでいけるお家こそ長続き致しまする。言うなれば、偉大なる凡庸。といったところですな」(どうする家康/本多正信【松山ケンイチ】)
- 「認めておるのであろう?」「ん?」「殿の事を、主君と。いつからじゃ」「……、大樹寺。桶狭間の後の」「同じじゃな。わしと」(どうする家康/榊原康政【杉野遥亮】&本多忠勝【山田裕貴】)
- 「やめろ!こんなの戦ではない!父上!もうやめろぉ!」「これが戦じゃ。この世で最も愚かで、醜い、人の所業じゃ……!」(どうする家康/徳川秀忠【森崎ウィン】&徳川家康【松本潤】)
- 「なんとよき光景でありましょう。こんな良き日は二度ありましょうや。まるで戦などないみたい」「わしが成したいのは今日この日のような世かもしれんな」「是非ともあなた様がつくってくださいませ」「わしには無理じゃろ」「ただの白兎ですものね」「そうじゃ。だが、この者達を見ていると……、いつの日か、そんな世が来るような気がするの」「誠に」「わしは信じるぞ。いつかきっと、そんな世が来ると」(どうする家康/瀬名【有村架純】&徳川家康【松本潤】)
- 「鳥が逃げてしまったの。大切に飼っていた鳥が」(光る君へ/まひろ【落井実結子】)
- 「身分の低き者を殴って私の心が治まれば、それでよろしいと思います。身分の低き者はそのために居るのではないのですか!」(光る君へ/藤原道兼【玉置玲央】)
- 「政(まつりごと)……。それは「家」だ。家の存続だ。人は皆、いずれは死に腐れて土に還る。されど、家だけは残る。栄光も、誉も死ぬが……家は生き続けるのだ。家のために成すこと。それがわしの政である」(光る君へ/藤原兼家【段田安則】)
- 「ただ…私は皇后さまの陰の部分も知りたいと思います。人には光もあれば影もあります。それが複雑であればあるほど、魅力があるのです。そういう、皇后さまのお人なりをお書きに…」「皇后さまに影などございません! あったとしても書く気はございません。華やかなお姿だけを人々の心に遺したいのです」(光る君へ/まひろ【吉高由里子】&ききょう【ファーストサマーウイカ】)
- 「誰かが……。誰かが今、俺が見ている月を一緒に見ていると願いながら、俺は月を見上げてきた。皆、そういう思いで月を見上げているのやもしれんな……」(光る君へ/藤原道長【江本佑】)
ニコニコ動画における大河ドラマ
本編はないが、オープニングムービーやテーマ曲集などの動画が投稿されている。
「歌ってみた」や「演奏してみた」の題材としても人気がある。
また、歴史を題材にしたMADを製作する際などに「大河ドラマ風」などと形容されることもある。
最近では大河ドラマのオープニング曲をアニメやゲームの映像に合わせた大河OP×アニメMADシリーズも人気を博している。
また、ごく稀に「とらドラ!」のヒロイン・逢坂大河の生き様を描いたMADが大河ドラマと呼称される場合もある。
関連動画
関連項目
外部リンク
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