概要
大田区 おおたく |
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基本情報 | |
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国 | 日本 |
地方 | 関東地方 |
市役所所在地 | 東京都大田区蒲田五丁目13番14号 |
団体コード | 13111-3- |
面積 | 61.86km2 |
総人口 | 728,425人 (推計人口、2023年1月) |
人口密度 | 11,775人/km2 |
隣接自治体 | 江東区、品川区、目黒区、世田谷区、神奈川県川崎市 |
木 | クスノキ |
花 | ウメ |
鳥 | ウグイス |
市長 | 鈴木昌雅 |
特記事項 | |
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行政区画テンプレート |
23区では最も南に位置し、南側は神奈川県に隣接している。
また、23区では東京都心部から最も離れた地域なせいか休みの日には川崎へ遊びや買い物に出かける区民も多い。
東京都が埋め立て地計画を行い、それに伴って大田区の面積は徐々に拡大していった。1967年の平和島より始り、現在では23区で最も広い土地を有しており、一帯は京浜工業地帯に属し、町工場が多い住工混在地区が非常に多く、最盛期より半減したとはいえ、まだまだ多い。
その一方でまだ農家が存在し、JA東京中央が存在する。また、全国の農産品が集まる大田市場がある。
1947年に大森区と蒲田区が合併して大田区となった。その事情を知らないと「太田区」と書き間違いをしてしまうことになる。実際、テレビ局などのマスコミでも、たまに「太田区」と書き間違え、そのたびに大田区民よりクレームの電話が入っているとか。
商業中心地に大森と蒲田があり、蒲田はもともと映画館の密集地区として知られ、更に手芸(コスプレ素材)のユザワヤ本店などインドア趣味の店が多く集まっていたエリアだったゆえ、そういった文化系の人間が集まることになり秋葉原、中野に次ぐオタク街となりつつある。
大森は昔は海苔の産地として知られ、その名残で海苔問屋が多い。大森の地名はよく知られたので、大森屋という屋号の海苔屋(本社は大阪だけど)もある。ただ、海苔問屋は茶商を兼ねていることが多いため、日本橋も海苔問屋が多い(山本山、山本屋海苔は日本橋、参考までに白子は江戸川区)。
蒲田駅では蒲田行進曲がJRの発車ベルで使用されているのだが、旋律が少し違っているのが気になる。
成田と並ぶ首都圏の空の玄関、東京国際空港(羽田空港)があり、空港は大田区の面積の1/3を占めている。
実は都内屈指の高級住宅街、田園調布も大田区内にあるのだが、沿線の関係で区民も住民もお互いに関心を持っていない(区の外れにあるため、区の中心からのアクセスが良くない)。なお、玉川田園調布は世田谷区である。ほかに大田区には久が原という高級住宅街もあるが、こっちの知名度はほぼ皆無である。
交通
主要な道路は東西に環八や環七が、南北を産業道路、第一京浜・第二京浜、中原街道、東京湾岸を国道357号線が通っており、高速道路は首都高羽田線と湾岸線が通っている。
鉄道路線は東急が多摩川線、東横線、目黒線、池上線、大井町線、京浜急行が本線と羽田空港へ乗り入れる空港線が、京急と相互直通運転をしている都営浅草線は国道1号線下を通り、空港線の競合路線である東京モノレールも東京湾沿いを通っている。
尚、都営浅草線は大田区で唯一の地下鉄路線である。
JR路線は東海道新幹線、東海道本線、横須賀線、京浜東北線と充実しているようで、実は京浜東北線に二駅(大森駅と蒲田駅)しか駅がない。
関連項目
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