大神一郎(おおがみ いちろう)とは、サクラ大戦シリーズ(1~4)のプレイヤーの分身(主人公)にして、最後には「大帝国劇場支配人」兼「帝国華撃団総司令」の座までのぼりつめた"伝説のモギリ"である。
概要
帝国海軍士官学校主席。宮本武蔵を祖とする二天一流・二刀流の使い手でありながら、銃撃も得意とする。正義感が強い熱血漢で、朴念仁真面目な性格。なのに、体が勝手に動くことがしばしば……。
幾度にも渡り、魔物から帝都(1、2、4)・巴里(3)を救ってきた歴戦の隊長。
1で初めて配属された頃はモギリとして昼夜問わず劇場入場者のキップを切りつづけ、敵の出現時には戦闘部隊"帝国華撃団"の隊長も務めていた。4以降は帝国華撃団の総司令及び大帝国劇場の支配人を務めている。また、シリーズを経て帝国海軍少尉から大尉まで昇進した。
公式で最低でも2股(2のヒロインと3のヒロイン)を掛けており、プレイヤーの行動次第とは言え、股掛けキング、エロ神、ロリ神と揶揄される事もあるが、スクイズの伊藤誠(因みにこっちは最大5股である)のように「誠死ね」などの罵詈雑言をサクラ大戦ファンに言われる様な事がない。逆に「大神なら許せる」「大神なら仕方無いね」で済む事が大半なのは、ある程度常識を弁えている事と、大神隊長の類稀なる指揮能力と人望、(3でロベリアが連行される時のうろたえ様等の)責任感があってこそか。
ここまでファンに愛される(恋愛要素が入った作品の)男性主人公は大神隊長ぐらいのものであろう。『サクラ大戦』シリーズが「隊長ゲー」と呼ばれる由縁が彼にはある。
- 劇場のモギリから支配人へと昇級。そもそも劇場での役職はカモフラージュのようなものだが。
- しばしば「い、いかん……体が勝手に…」と風呂場やシャワー室を覗きはじめる。
- 一桁代の年齢の幼女から40代の未亡人、犯罪者までと、幅広い女性との交友関係を誇る(ヒロインだけで日仏あわせて13股、サブキャラクターでも帝都・巴里の両華撃団関係者を攻略する)。
- 小説版のあるエピソードでは、舞台脚本家を志す少女との儚い恋物語が語られている。
- 異国であるにもかかわらず、巴里では老メイド長や神父をはじめとする巴里市民と交流を通してこの上ない信頼関係を築くに至った。
- プレイヤー・ファンから好評を博している、ヒロイン達との合体攻撃という華麗なるスキルがある。
- 恋愛ゲームでありながら、4では誰とも結ばれず正義を守ることに専念するという道を選ぶことも可能。
- 5でキャラや環境が一新されたはずだったが、体が勝手に動く遺伝子は紐育に受け継がれていた……
コラボ企画への参戦
2013年にはゲーム業界のクロスオーバーゲーム『プロジェクトクロスゾーン』に、セガ代表の一人として参戦。
真宮寺さくら、エリカ・フォンティーヌにジェミニ・サンライズとヒロイン揃いの中でしっかり参戦し、さすが大神隊長だとファンを安心させた。新次郎すまん。
原作通りの作戦指揮が特殊能力として再現され、自身の戦闘力も高く、また男らしい姿はサクラ大戦未プレイのプレイヤーも惹きつけた。
また、2015年には『プロジェクトクロスゾーン2』にも参戦。
1ではシナリオが薄味だったとの評価を改善した2では、大神隊長の存在感も増すことになる。
この2作では、なんと他作品のキャラクターの好感度まで上げる快挙を遂げる。
この作品での隊長は2でさくら、3でエリカとエンディングを迎えた扱いのようで、両者から恋人扱いをされている。また1作目ではさくらと、2作目ではエリカとのペアになっている(もう片方はジェミニとペア)。
2016年にはグランブルーファンタジーへ参戦。なんと2人に分裂する事態に。
戦闘には参加しないが、今回もしっかり声付き参戦となった。
そして、2021年、奇しくもサクラ大戦誕生25周年であるこの年にこれまたシリーズ30周年記念作「スーパーロボット大戦30」のDLCコンテンツとして参戦。同じDLCキャラとして真宮寺さくら、エリカ・フォンティーヌ、大河新次郎、ジェミニ・サンライズと共に登場。新次郎との関係からDS版「~君あるがため」を経由していると思われる。年長者で大尉であるためか、主人公部隊の大人キャラ、特にアムロ・レイ、兜甲児、流竜馬などのスパロボ御三家や指揮官的存在との会話が目立ち、かつ何処で入手したのかモギリの制服を着て雑用も何のその・・・さらには本家同様Lipsによる選択肢、勿論「体が勝手に…」、そして合体攻撃も健在である(大神の場合はさくら・エリカと行う)。
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関連項目
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