大迷宮バハムートとは、新生FF14のハイエンドコンテンツである。
概要
レイドダンジョンの一つ。新生FF14のパッチ2.xシリーズにおける最難関コンテンツ。ある意味では大迷宮バハムートのクリアがこのゲームのプレイヤー達の目標になる。
旧FF14の終末である「第七霊災」の裏側・真実を知るといった内容となっている。 おおよそ半年ごとに章が追加され、全三部作。それぞれのタイトルは
1.邂逅編 (ver2.0実装)
2.侵攻編 (ver2.2実装)
3.真成編 (ver2.4実装)
となっている。
予習練習必須と言われる程の高難度が特徴で、初見パーティがクリアする事はほぼ不可能。 初見で下見だけの場合や、攻略段階に合わせた練習を行う場合は、それを目的としたパーティを編成することが多い。 未緩和の状態ではクリアに数か月を要することも珍しくないため、固定と言われる同じPTメンバーで練習を繰り返す事も多く、団体行動で練習する様はさながら部活と言われる事もしばしば。ニコニコ動画にも様々な攻略動画・解説動画があげられている。
6.0までverが更新された現在では、制限解除のシステムを使うことで、クリアを想定されたILを大きく超えた装備が使用可能になり、『超える力』で大きくバフを受けれることもあって、ソロでギミックのだいたいを無視してクリア可能になっている。
一部即死ギミックがあるため、ソロでやるのならば軽くソロプレイの予習動画を見た方がいいが、複数名で攻略するならば、予習する必要もなくゴリ押しでクリア可能である。
そのため、下記の攻略情報は2.x当時のものであることを留意されたし。
システム
各章はそれぞれ複数のコンテンツにより構成されており、各コンテンツは「○○編x」という名称になっている。
大迷宮とは言うもののプレイヤーの行動範囲は狭く、いきなりボスの目前から開始する層もある。
報酬はそのverにおける最強クラスの装備である。特に武器は最強といっていい性能を誇る。
各層は週に1度クリアすると報酬の獲得権利を失う。
また、参加可能な層が複数ある状態で下の層を飛ばして上の層に挑戦した場合、下の層はクリア済み扱いとなる。
手伝いなどで参加した場合は、クリア済みメンバーの数によって報酬が減少する。
新たに章が追加されると、既存の章には複数の緩和が行われる。
- 週のクリア制限の撤廃
- コンテンツファインダー(自動マッチングシステム、通称"CF")への開放
- 「超える力」(強化バフステータス)の付与
- コンテンツの調整(即死ギミックの排除、敵HPの減少、敵攻撃の緩和など)
このうち「超える力」についてはユーザー側で解除することができる。(全滅すると再付与される)
ストーリー
コンテンツ名の通りバハムートに関わる話が中心となっている。
メインストーリーの中盤でアルフィノと袂を分かったアリゼーは、バハムートにより引き起こされた第七霊災の真実と、祖父ルイゾワの行方を追っていた。
バハムートを封印していた「メテオ」は古代アラグ帝国の構造物であり、墜落した破片が遺跡として点在している。
冒険者とアリゼーはメテオの探索に挑む。
コンテンツ内容
これ以降は各コンテンツのネタバレが含まれます。
また、特に断りがない場合、記載内容は実装当時での情報であり、現在の状況とは異なる場合があります。
邂逅編
大迷宮バハムートの導入編となる。パッチが進むにつれ装備レベルの上昇や、攻略の洗練・浸透によって難度がかなり低くなっている。ただし5層は未だにギミックを理解しないで挑むのは危険。
1層 制御装置
FF4でお馴染みのアレ。攻略開始直後に遭遇するが、小手調べとばかりに、止め損ねるとエスナ不可の全体麻痺攻撃をくりだし、HPが一定値より低くなると増援として防衛システムをプレイヤーの後方に召喚し奇襲をかけてくる。
それまでとは違う難易度のボスにプレイヤーの誰もが洗礼を受け、攻略開始数分で全滅するパーティが多発。
エリア:「メテオ探査坑浅部」
戦闘曲:「試練を超える力」
1層 カドゥケウス
見たまんま蛇。モードゥナに出現する雑魚mob「レイクコブラ」を大きくしただけ。一定時間ごとに自己強化を重ねがけし、一定以上の強化が貯まるとタンクが即死する程の火力を持つ。
エリアギミックにより出現するスライムをボス近くに誘導し捕食させることで自己強化を防ぐことができるが、出現直後にスライムを食べさせるとボスのHPが回復してしまう。またスライムと誘導者が距離をおきすぎると即死級ダメージをばら撒きつつ爆散するという曲者。
さらに、ボスのHPが一定以下になると分裂するが、分裂した二体をそのまま放置すると再融合し自己強化速度が跳ね上がるため、分裂した際に二匹を引き離して各個撃破する必要がある。
エリア:「メテオ探査坑浅部」
戦闘曲:「試練を超える力」
2層 制御システム
1層の制御装置とは別物。邂逅編2層はこれまでの「避ける」「削る」「調べる」を基本とした戦闘とはまったく異なる「ギミック処理」という要素が本格的に出てくる最初の層である。この層以降からフォーカスターゲットの存在を初めて知ったというプレイヤーも少なからずいるはず。
この層の制御システムは、1層の制御システムと同じく全体麻痺攻撃に加え、第I区画からVI区画までに倒したシステムの強化バフと倒さなかったシステムのWSを得る。
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第I区画
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第II区画
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第III区画
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第IV区画
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第V区画
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第VI区画
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第VII区画
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- 例えばⅠ-Ⅱ-Ⅳ区画のルートを選択した場合は「与ダメージ増加、突耐性、打耐性」のバフが付き、WSは「チェインライトニング、ファイアストリーム、アラガンロット」を放ってくる。
- 第VII区画は通過しなくてもボスに到達できる。
「アラガンロット」・「ヘイスト」のいずれも凶悪な性能だが、特にヘイストが危険であるため、第VIIは通過せず(倒さず)にボスにアラガンロットを持たせることを選択するパーティが多いだろう。
「アラガンロット」は邂逅2層を象徴するギミックである。
パーティメンバーの一人に、時間制限15秒の「爆弾」が付与される。この「爆弾」は他プレイヤーに近づくことで、そのプレイヤーに「渡す」ことができるが、一度渡したプレイヤーは40秒間再度受け取りができなくなる。
この爆弾が爆発すればほぼ壊滅で、かといって受け渡しが早すぎると全員が受け取り不可状態となり爆発する。
数々のプレイヤーを苦しめ難所と言われたが、攻略のタイムリミット付近でボスが暴走し強攻撃のみを連打するモードになることを逆手に取り、あえて時間をギリギリにした上で回復連打と火力でゴリ押しする戦術が開発され難易度がかなり下がった。
今ではゴリ押しが主流の為、ロット回しする正攻法でプレイする事は少ない。
エリア:「メテオ探査坑深部」
戦闘曲:「試練を超える力」
3層
マップ各所の長距離ジャンプ台でスーパーマリオの気分が味わえる。ぶっちゃけると雑魚のみが配置された何も無い層で通過ステージである。ある意味、最速でクリアする場合は全層でもっとも死者が出やすい層である。
(いや、単なる雑魚無視マラソンで死んでるだけだけど…)
エリア:「ラグナロク級拘束艦」
4層 アラガンワークシリーズ、ルークスピナー、ドレッドノート
いわゆる中ボスラッシュ。
各waveごとに出現する敵は以下の通り。
- w1:アラガンワーク・バグx6
- w2:アラガンワーク・ナイトx2、アラガンワーク・ソルジャーx2
- w3:ドレッドノートx1、アラガンワーク・バグx4
- w4:ルークスピナーx2、アラガンワーク・バグx6
- w5:ドレッドノートx1、アラガンワーク・ナイトx1、アラガンワーク・ソルジャーx1
- w6:ドレッドノートx1、ルークスピナーx1、アラガンワーク・ナイトx1、アラガンワーク・ソルジャーx1、アラガンワーク・バグx2
1分おきにwaveが進行するためDPSの火力が不足するとジリ貧になる、いわゆるDPS(火力)チェック層である。
敵の攻撃、特にドレッドノートの攻撃力は尋常ではないうえにアラガンワーク・バグを吸収する度に攻撃力が上がるためタンクのバフ回しやヒールワークを綿密に組み立てる必要もある。
アラガンワーク・ナイトは魔法スキンが、アラガンワーク・ソルジャーは物理スキンがpop直後からかかっているためDPSは殴る相手を考える必要がある。
リスクは高いが、これに対応する攻撃でスキンを剥がすことによって敵がショートし動かなくなる。
ルークスピナーがヘイトトップに対して使用するポックスは食らうと最大HPが低下する極悪デバフが付く。
元々はクリア出来るかどうかがかなりピーキーな層であったが、装備の充実により火力が上昇し現在はただの雑魚ラッシュと化している。クリア報酬の素材アイテムを目的として周回している人も多い。
エリア:「稼働隔壁」
戦闘曲:「試練を超える力」
5層 ツインタニア
邂逅編のラスボス。元ネタはFF5。
これまでの敵は雑魚だったと言わせかねない凶悪なスキルが目白押しのボスである。
なお邂逅編ではこの層に限り、エリア外周の光るラインに触れるとHP残量に関係なく即死する。ツインタニア本体は即死級ダメージの「デスセンテンス」を撃ってくるため防御バフ合わせを失敗すると途端に崩壊する。
- フェイズ1
ボスに付随するお供を倒す。微妙に手強い。ボスのHPが減ると「拘束装置」が外れ、フェイズ2に移行する。 - フェイズ2
通称FBFSフェイズ。頭割りダメージの「ファイアボール」は、頭割り人数が増えると一人当たりのダメージが減る反面、時限即死ギミック「ファイアストーム」の解除猶予が短くなる。 「拘束装置」が外れるとフェイズ3に移行する。 - フェイズ3
ボスが画面から離脱しプレイヤーを大きく吹っ飛ばす「ダイブボム」を放つ。回避に失敗し外周に接触すれば即死。
ダイブボム終了後、増援が2回にわけて出現する。増援の処理状況に関わらず、一定時間後にボスが再出現し全エリア範囲攻撃を放つ。フェイズ1・2で外れた拘束装置上に待機することで、ダメージが軽減できる。 - フェイズ4
凶悪WS「ツイスター」を使ってくる。ランダム4名の足元に小型の竜巻を発生させる。触れたプレイヤーは即死、巻き込まれたプレイヤーも大ダメージ。発動を見てからではほぼ回避不可。詠唱中から回避行動が必要となる。
定期的に増援が出現し、増援の処理中でもツイスターを撃ってくる。最後の拘束装置が外れれば最終フェイズに突入する。 - 最終フェイズ
特殊攻撃は比較的処理の容易なものが多い、ここまでくればほぼ勝利は確定である。
邂逅編のラスボスといっていい凶悪さを誇るが、パッチが進むにつれ装備が強化され、火力・防御面ではかなり楽になってはいる。ただし、ギミック面の緩和は行われていないため予備知識なしでのクリアは困難である。
侵攻編
第二編となる。ここから全4層構成となる。ver2.2に実装。
大迷宮バハムートでも特に即死ギミックが多く、ある程度の装備があってもギミック処理に失敗すると問答無用で即死するため、全体を通して予備知識なしの挑戦は無謀。緩和が行われた現在もそれは変わらない。
侵攻編全体を通して「火力が上がりすぎると、ボスの攻撃パターンが面倒なタイミングで切り替わり、最悪対処不能になる」という問題が指摘されている。
高難度版として「侵攻編零式」というバージョンが存在する。
1層 ラフレシア
ロックオンしたプレイヤーを吸い込みにより捕食し、自身を強化する能力を持つ。
強化が重なると全体攻撃のダメージが大きく上がり、一気に戦況が悪くなるため、フィールドギミックの利用により吸い込みを耐える・吸い込まれる瞬間に背後に回るなどの対応が必要。
意図的に吸い込まれることが必要な場面があるほか、動けば即死ダメージを受ける「ブライデットブーケ」、一定時間以内に殺さなければ即死攻撃をしてくるホーネット、徐々にダメージエリアを広げる球根など関門が多い。
エリア:「メテオの陰地」
戦闘曲:「試練を超える力」
2層 メリュジーヌ
みんなのトラウマ。人によっては最高難度と設定された侵攻4層よりも難しいとさえ揶揄された高難度層。製作からしてやりすぎましたという発言が出た代物。
「範囲内の他者を石化させる」というデバフが止めどなくプレイヤーを襲い、石化状態で攻撃を被弾すれば即死。
味方のミスにより、ミスした本人以外が死ぬという「テロ」という通称が生まれたコンテンツである。
また、頻繁にエオルゼア最強モンスター「ルノー」先輩が出現し、攻撃を受ければワンパン3万ダメージでもれなく昇天。
8人の内誰かが1ミスすれば全滅する事が多く、gdり始め集中力をなくした人がミスを誘発し、さらにgdり始めるという悪循環を生んだ。
いかに「ルノー」のみに「石化」を当てるかが攻略のカギであり、誘導に適正の高い(かつ人口の少ない)召喚士が非常に不足する事態となった。
大幅な緩和措置がとられ、石化しても即死しない・ルノーの攻撃力が大幅ダウン・ルノーの石化時間延長など、もはや別物と化している。
エリア:「バインディングコイル」
戦闘曲:「試練を超える力」
3層 アバター
通称:アラガン木人・極木人。定位置から動かない、膨大なHPのボスを制限時間以内に倒せるかという層。
周囲の塔に貯まるエネルギーが一定値に達するごとにギミックが発動する。複数の塔のエネルギーが同時に貯まるとボスが強化されるため、意図的に貯まるエネルギーを早め調整することが必要。
いかに影響の少ないタイミングで、最低限のギミックを発動させるかが重要であるため、プレイヤーにより秒単位で処理タイミングが検討された挙句、「そのすべてをタンクがマクロで告知する」という末期的な攻略方法が定着した。
「アラガンフィールド」等ギミックも存在しているが1層・2層に比べるとギミック自体は緩め。しかしその分DPSの火力に大きな比重がかかっている。
エリア:「ラグナロク級三番艦:艦体中央部」
戦闘曲:「試練を超える力」
4層 ネール・デウス・ダーナス
侵攻編のラスボス。旧版のラスボスでもあり、バトルフィールドは旧版の最終決戦の再演をイメージしている。
展開の推移が早いのが特徴で、様々な攻撃を繰り出してくる。
かなり覚えゲー要素が強く、クリアする為にはまず多種多様なギミックの理解が必要不可欠。
ほぼすべての攻撃で処理ミスが即死に至る。
- スターダスト 隕石。落とし場所が悪いと死ぬ。落下位置確定後逃げ遅れると死ぬ。数が増えると死ぬ。
- レイヴェンズビーク 毒付き強攻撃。防御バフ無いと死ぬ。毒爆発に巻き込まれると死ぬ。
- アイアンチャリオット 範囲攻撃。逃げ遅れると死ぬ。適当に逃げると直後の頭割りダメージを受け損なって死ぬ。
- ルナダイナモ+メテオストリーム ボス密着以外が死ぬ+お互い近いと死ぬ。即時散開しないと壊滅。
- ゴーレム隕石 落とし場所が(略) 落下位置確定後(略)。隕石がゴーレムに変化。
- 3色ゴーレム それぞれ即死級の技持ち。対処ミス、担当ミスすると死ぬ。互いが近いと合体パワーアップして死ぬ。
- 6連スターダスト 隕石。以下略。
- メガフレア 防御バフが無いと死ぬ。魔防が低かった時代のリューサンは防御バフあっても死ぬ場合があった。
- 天地崩壊 上空から岩塊。当たると死ぬ。逃げすぎると衝撃で吹っ飛んで死ぬ。一定時間後の地面爆発でも死ぬ。
- メラシディアン・ゴースト 増援ドラゴン。ダメージ床で死ぬ。排除が遅いと特殊デバフの蓄積で死ぬ。
- バハムートクロウ 多段攻撃。バフ無いと死ぬ。
- ファイアホーン・アイスクロウ 交互に当たらないと死ぬ。当たり方の調整を失敗して死ぬ。
- サンダーウィング 本人以外の周囲メンバーが強麻痺の「テロ」要素。麻痺原因で回避失敗し死ぬ。
- カータライズ 吹っ飛ばし2連。誘導ミスで「テロ」になりうる。フィールド外周まで飛ばされると死ぬ。
パッチ進行に伴う緩和により1~3層はギミックの緩和が行われたが、4層は超える力の適用のみであるため、ギミック対処が出来なければクリアは出来ない。その為ライトプレイヤーにとっては未だに関門となっている。
エリア:「ラグナロク級三番艦:作戦室」
戦闘曲:「戦乱」、「白銀の凶鳥、飛翔せり」
真成編
大迷宮バハムート完結編としてver2.4に実装された。
侵攻編に比べると即死ギミックはあるもののその数は減っており、高い攻撃力や要求火力でシンプルに手強いボスが多い調整となっている。また、侵攻編で不満にあげられた火力が高くなると逆に難易度が高くなるといった問題に対していくらかの配慮が行われている。
吉田P曰く「今回はお金かけてます」との事。第3層クリア時のイベントムービーは必見。
実質的な2.xシリーズのグランドフィナーレであり、最後に現れるのは勿論・・・。
1層 イムドゥグド
散開しなければならない攻撃、集合し頭割りで受けなければならない攻撃、増援として出現する雑魚など、これまでにあったギミックの復習的なモノが揃っている。フェイズの進行に伴い種類や組み合わせが増える上、時間経過に伴い戦闘フィールドが徐々に狭くなるため、素早い状況判断と位置取りの調整が不可欠。最終フェイズは混迷を極める。
ギミック対処を失敗し場合、立て直す事は容易ではなくじわじわと全滅に追いやられる。
エリア:「ラグナロク級六番艦:艦体中央部」
戦闘曲:「試練を超える力」
2層 カーリア
超広範囲攻撃の「ナーブガス」や効果範囲が異なる2種類の技を立て続けに繰り出す通称「ミサイル」などは序の口。
中盤はフィールド外周を巡回する3タイプの制御システム系の敵を、タイミングを合わせて撃破する必要があり、最終フェイズでは「魔科学粒子α・β」によって2人のプレイヤーが「離れると死ぬ」「別の組と近づいても死ぬ」という状態にされた上で、序盤のギミックに対応しなければならない。はい、二人組つくってー。
制御システム系の敵を追う様子を玉転がし、魔科学粒子による拘束を二人三脚に例え、運動会などと呼ばれることがある。
魔法系攻撃がかなり激しく、また要求火力も高い。それでも真成編の中では最も簡単な層とされる。
エリア:「ラグナロク級六番艦:再生制御区」
戦闘曲:「試練を超える力」
3層 フェニックス
最終層にたどり着く為の最後の関門としてプレイヤーの前に立ちはだかる。
これまで3層はDPSチェック層の役割を担っていたが、この層もその役割を担っている。1分ごとにPOPする雑魚が中盤開始時に一斉に復活すると同時にボスが無敵モードに移行し、雑魚を再度全滅させるまで徐々に強烈になる全エリア攻撃を繰り返す。そのため、いかに雑魚の出現数を少なく抑えつつ、ボスのHPを削って中盤に移行できるかが鍵となる。
(雑魚、雑魚とは言うもののタンク以外が攻撃を受ければ2~3発で死ぬ強さである)
ボスの全範囲攻撃の連打に耐えきれるギリギリのラインが「雑魚5匹以内」であり、火力が低いパーティでは突破は不可能。反面、高火力パーティで雑魚を4匹以内に抑えればかなり余裕をもって後半に移行することが出来る。
これ以外にも多数のギミックが存在し、かつシビアなタイミングを要求される物が多い。
エリア:「ラグナロク級六番艦:第一艦橋」
戦闘曲:「灰より生まれし者」
4層 バハムート・プライム
真成編の、ひいては大迷宮バハムートのラスボスである。
最高レベルの装備を揃え、ギミックを正しく処理し、それでもなお即死の危険が常につきまとう凶悪な威力の攻撃が目白押しとなっている。また、ギミック処理にパーティメンバー間のアドリブが必要な部分も多く、とっさの判断力が求められる。
ボスの攻撃はFFシリーズでもおなじみのメガフレア関連の技が多く、フェイズが進むごとにギミックが増える「メガフレア」、バフやデバフがなければ全滅必死の「ギガフレア」、即死となるフィールド外へ大きな範囲で吹き飛ばす、最終層定番の吹っ飛ばし技「メガフレアダイブ」、フィールドギミックを使用し、さらにタンクの最大レベルのリミットブレイクがなければ全滅必至の「テラフレア」などを駆使してプレイヤーに襲いかかる。
その他、発動の予兆が読みづらく事故の起きやすい「アースシェイカー」、対処の決め打ちが困難な「テンペストウィング」、タンクの無敵化アビリティを前提としたような鬼畜ダメージを連発する「アク・モーン」等がある。
まさに、装備と知識と判断力を兼ね揃える必要がある最終戦にふさわしい高難度の戦いとなっている。
エリア:「バハムートコア」
戦闘曲:「Answers」
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