大門軍団単語

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自分は西部署の大門だ!

大門軍団とは、日本刑事ドラマである「西部警察」に登場する西部署捜の別名である。以降の項では便宜上、第1作西部警察については「PART1」と表記する。また、関係するいくつかの項を合わせて説明する。

大門軍団について

西部署管内は強盗殺人麻薬案件が頻発し、おおよそ日本とは思えない治安状況にある。そうした犯罪者に対して仮借なき信念で立ち向かうのが大門介以下西部署捜課の面々である。

彼らの捜は苛を極め、殴る蹴る当たり前、拳銃を使ったりとやくざよりやくざな状況である。論、彼らの捜に対する抗議は番組中でも散見される。当然のことながら、本庁からも厳しくマークされる状況であるが、検挙率は警視庁管内ナンバー1であり、こうした実績に裏打ちされる大門をはじめとした刑事達の有能ぶり、何より木暮課長の強い政治によって雑音を遮断出来ている。なお、大門軍団でやっていくにはけんの腕が必須であるとPART1でがいっている。

軍団のモットーは「チームワーク第一」、「自分でまいた種は自分で刈り取る」である。とはいえ曲者いの大門軍団は時として、様々な理由でスタンドプレーに走ることもしばしばある。その結果として、捜に支障が出た場合は容赦なく大門鉄拳が飛ぶ。このモットーを叩きこんだのはPART2では刑事となっている。

彼等に管轄と言う概念は存在せず、管轄外の東部署の事件を解決するだけでなく、PART2以降では全各地に飛び回った。論、建前上は一所轄なのでそれを咎められる場面はあるのだが、それ以上に悪に対する怒りが彼らを動かしている。その際はNBC兵器やミサァイルといった、おおよそ警察では対応不能な事件であり、それをどんな形にせよ解決に導いている。

される点として警視総監からの強い信頼がある。PART2では自身の孫を誘拐された際には本庁の刑事を差し置いて、まず第一に大門軍団へ協を仰いでいる所からもそれが伺える。こうした一種のお付きがあるからこそ、大門アンチの多い本庁も一定の評価を与えるとも言える。

いつしか組関係やマスコミ関係者以外にも大門軍団と言う名前が知られる事となった。PART3における福島ロケにおいて、武装集団を率いた黒幕の1人が「相手は大門軍団だ、不寝番をつけろ」と言ったところから、手に武装した犯罪者であってもその存在が脅威であることがうかがえる。

そんな無敵ともいえる大門軍団であるが、相性の悪い犯罪者もいる。所謂知犯相手の場合は犯人に翻弄される事が多い。この点は二宮係長に苦言を呈されている。脳筋とか言わない

西部署

西部署の所在は明確にされていないが、管内の描写としては新宿渋谷から五反田・芝周辺の描写が多い。管内はその辺りと思われるが、実質あってないようなものである。その隣には東部暑がある。

西部署の建物映像関連の会社であるIMAGICAの建物を流用していた(現存せず)第九方面本部という設定のため、警察署としては大規模な部類と思われる。交通課・捜課といった一般的な部署の他、公安課(公安関係は基本的に本庁にしか存在せず)と言う部署もある。その後、捜課直轄の機動部隊である特別機動車両隊が設置されるなど、優遇ぶりが半端ではない。

この管内で起きる事件は前述の通り、強盗殺人麻薬・爆破など犯罪の見本と言うべき状況である。また、暴力団がらみの事件が多くを占める。PART1において「他の署とは違う」とがいう通り、西部署は他所の警察署とべても全く異質である事がいわれている。

使用車両(西部警察PART1)

大門軍団の使用する覆面パトカーは「パト」と劇中呼ばれている。逆に制服パトカーを「パト」と呼んでいる。全車両日産なのも特徴。まずはパトを紹介する。

なお、ローレルを除き、途中でエンケイスポンサーについたあたりから、アルミホイールが採用された。セドリックは当初はエンケイメッシュであったが、途中でエンケイのレーシング5へと変わっている。今でこそ、最新のクラウンパトロールカーのホイールにアルミが標準装備になっているが、この当時においてパトカーアルミホイールは地元から寄贈されたような海外製のパトカーや隊員の持ち込み以外ではほとんど見られなかった。アルミホイールを装着する事でカーアクション時の操縦性が向上するなどのメリットを得る事ができた。

次にパトの説明に入る。パトは画面ではパトほど活躍はしていないが、パトと同じくセドリック330や430が活躍していた。330は4台、430は2台存在していた。それに加え、S30フェアレディZも存在していた。こちらはほとんど劇中に出る事はなかった。退役後はオレンジに塗りなおされた上で石原良純氏にプレゼントされたのは有名な話である。なおそのZは事故ってになった模様。

330や430のパトはPART2初期までの活躍であった。パトと違いアルミホイールは退役までエンケイのディッシュであった。330悪役パトのスタント用に転用されてしいアクションをこなした。430に関しては色に塗りなおされて、PART3後期における悪役になったようだ。

バイク類

西部警察の大きな特徴としてバイク類の恒常的な登場があげられる。大都会シリーズにおいてはちょっとしたシーンバイクの乗れる犯人が登場した場合にのみにバイクアクションがあったのだが、クールス出身の舘ひろし加入によってバイクシーンが大幅に増えた。また、番組途中からスズキスポンサーに加わった為、劇中に登場するバイクの多くがスズキとなった。ここでは特色のあるバイクを掲載する。

大門軍団使用車両(PART2以降)

PART2以降は極初期を除けば後期430セドリックが使用された。末期においてはY30ハードトップが登場した。

PART2以降のパトも同じように後期430に置き換えられたが、それに加えて910ブルーバードハードトップPART2の中盤よりR30スカイラインセダンも加わった。引き続き、ホイールはエンケイのディッシュであるが、ブルーバードエンケイのレーシング5であった。その後R30の登場の頃にパトとあわせてエンケイフィンタイプとなり910ブルーバードもそれにあわせた。

その他にもEDのみであるが初代レパード覆面パトカーとして使用されており、東部署用のパトとしてスタンザセダンが登場している。但し、これらの車両にはエンケイアルミホイールは採用されていない。

バイク類

番外・破壊用車

破壊される車両は初期は決まって230である。ちょっと前までの場面では430セドリックであっても、いざ破壊される場面では230に切り替わる事が多かった。台数口の多いタクシー用途の多いセドグロであったからこそ、される数が多く、スタント用にはおあつらえ向きであった。中盤よりエンケイスポンサーになってからしばらくはスタント用にあてがう程ではなかったのか、オリジナルのスチールにシルバー塗装を施したのみと言うものであったが、回を追うにつれて横転のような自体に大きな破損が伴う場面でもアルミを履かせるようになった。

やがて番組も80年代に入ると徐々に230の玉数が減ってきたのか、330も登場するようになってきた。230も従来のタクシーベースから個人用途のが使用されるようになってきた。そしてPART2に入ると多くの場面で330が出てくるようになる。そしてPART2も後半に差し掛かるといよいよ430も破壊されるようになってきたが、全体を通しても割合に少数であり、またこれらの車両の準備の過程でセドリックだったものが仕上げ終わったらグロリアになっていたという面エピソードがある。

あまりに多くのを破壊したので、ファンの間では冗談めかして「230の残存数の少なさには西部警察で使われた事が理由にある」と言われるほどであった。

このように8割方破壊用に使われるはセドグロであったが、スカイラインも破壊用に供された事もある。広島ロケではケンリスカラインセドリックに見立てたものもあったが、フロントセドリックハードトップのものにしたヤンキー仕様も出てきたりで結構理のある仕様であった。また、PART3ではジャパンスカイラインが破壊用にされたりしたが、全体的な数は少なめである。

大門軍団の面々(西部警察PART1)

通常、大門軍団をす場合は課長や鑑識のロクさん、事務員や係長を含まない事が多い。また、各々のキャラクターと注する出来事を併記した。の太字は殉職者、の太字は転入者をす。

名前 出演者 登場話数 キャラ紹介
大門 渡哲也 1~最終話 団長
大さん(木暮)
西部署捜課の現場責任者。階級は巡査部長一人称は「自分」だが、の明子の前などでは「」を使う。どんな事態であっても感情を乱すことなく、犯罪に対しては一切の妥協をする事のない冷な性格であるが人一倍人情に厚い。射撃の腕は全20万の警察官でも1位2位を争うほどの腕前で、全射撃大会3回連続優勝を持つ。その腕を悪人に利用されかかった事もある。なお本人く「警視総監賞は0!」
明子に対しては一見邪険に扱うような感じであるが、元々不器用な性格ゆえに兄弟を素直に表せないツンデレ兄貴である。かなり無口なところがあり、ある回で明子る所の大門子供の頃にそっくりな少年が登場した際に「兄貴の小さい頃にそっくり。無口で強情り」であるところからも、昔から口数が少なかったと思われる。とは言っても、事件がなければ部下と冗談言い合ったり、明子のおしゃべりに辟易しながらも付き合う人間味あふれる性格である。ちなみに朝食味噌汁ご飯でないとが入らない
松田 寺尾聡 1~123 リキ 大門軍団の実質的ナンバー2。あらゆる方面の知識があり、大門がまずは松田に聞く所からも大門の右腕として大いに活躍した。狙撃班の経験もあり、射撃の腕も大門類する程に一流。拳銃も他の刑事コルトローマン2インチを使用する中でS&WM29・8インチを使用。拳銃の発射音も差別化されていた。
どちらかと言えば静かな方であるが、口を開くと軽妙なり口で、ユーモアセンスにも長けている。第一話のみは自分の名前を「マツダリキ」と言っている。これも半ばパイロット版に近いからこそのものかもしれないが、名前が「マツダタケシ」となってからもリキと呼ばれるのはこの名残であろう。本庁へ異動の矢先にマシンガンの巣となり殉職。
太郎 舘ひろし 1~30話 タツ(ジン以外)
タツにい(ジン)
大門軍団の中でもっとも血の気の多い屈の武闘。はねっかえりと言われるようにかなりとがった性格で、筋の通らないことに対しては権者であろうが、女だろうが男女平等パンチならぬビンタお見舞いするなど容赦しない。ハーレーを使って、機動的な捜を得意とする。なお、そのハーレーは回転をつける事が出来るようで、サイレンもなる。リキセリフより、元暴走族らしいが本人の中では黒歴史扱いの模様。装は常に革ジャンでたまにデニムジャケットを着ている。サングラス大門と同じ形で拳銃を二丁所持している。電話英語の会話をしている事から、英語も出来ると思われる。幼稚園バスに仕掛けられた爆弾き地で爆破させた際に爆死亡する。大門軍団の殉職第1号である。
田浩史 苅谷俊介 1~最終話 ゲン(ジン以外)
ゲンにい(ジン)
生まれは九州大分(演ずると同じ)で、見るからに快な九州男児…と思いきやカナヅチであり、爆弾処理時に恐怖を表すなど意外に繊細な面がある。女運が非常に悪く、女に騙されるのはしばしばで、の前で惚れた女(と言っても犯罪者ではあるが)が同衾している場面を見せ付けられるなど、しではいられない場面も…。しかし、彼の情報屋は恰幅のいい女性である。警察官となる前は札付きのワルであり、高校の教諭が理やり警察官の試験を受けさせたとのこと。はワル時代の頃から彼を知っていた。
彼の刑事部屋ロッカーには「体でぶつかれ!反」の本人と思われるイラスト入りのポスターが貼ってある。自宅には「忘れるな きれいな心に きれいな」というポスターがある。意外に装などにセンスはあるのだが、いかんせん女運が悪く、事あるごとにゴリラだの原人だの言われるので交際相手はいない。
リキとは同僚をえた友のような間柄であり、リキが殉職した際には人をはばからずをあげて号泣した。
兼子仁 五代高之 1~54話 ジン 課の中でも一番年下。その為、扱いされる事が多い。拳銃を奪われたり、惚れた女のにはまってヘロインづけにされたりと受難続きであった。家族係累があまり出演しない大門軍団にあって、一両が出てきた。お見合い回や殉職回におけるセリフから、おそらく両警察関係の模様。それなりに育ちがいい部分があるのか、荒くれな大門軍団にあっては割合に常識的な人物。人の父親犯罪に関わっており、それを制止しようとして、犯人一味に撃され殉職。しかし、実際は生きていて、太陽戦隊バルイーグルと名乗る人物がいると言う噂がある。
大作 藤岡重慶 1~最終話 さん(大門田)
やん(木暮のみ)
おやっさん(他)
大門軍団の中で最年長である。若き日の大門刑事を植えつけた人物でもある。まだ大門の地位が逆であった頃は弱気になっている大門に容赦ない鉄拳制裁を加えるなど、かなりの刑事だった。今は大分丸くなったと言われ、大門に対して敬語で接したり、かつてのような言葉を荒げる場面はさほど多くはない。リューがカップ麺を食う描写で「戦中には理か」と言われても然としている程。
一の子持ちで妻とは死別している。高校卒業した後に宝塚へ進んだ模様であり、登場人物のその後をほとんど追わない西部警察にあってはしく後日譚的な描写がある。そのを人質に取られた事もある。当初はダメ親父の設定だったが実際は逆の、年輪を重ねた厚みのある有能刑事である。過去の事件などがして年不相応の巡査と言う階級となっている。
不整脈など歳相応の持病があり、時々彼を苦しめる。北条が転入したからと言って「立つんだ、ジョー」と叫んだ事はない。
桐生一馬 加納竜 31~74話 リュー 東城会四代目……ではなく、東部暑より転任してきたの後任。カーマニアであり、自動車を使った捜を得意とする。なお、自身の自動車510ブルーバードであり、カーキャリアーからのジャンプを決めている。スマートさを信条としているが、いささかスタンドプレー立ち、大門鉄拳を食らう。リキ拳銃の腕はややへたっぴICPOへ出向のため、西部署を離れる。リュウと書かれる事が多いが、リューと表記するのが正しい。前者の場合は後述するロクさんのす事が多い。
北条卓 御木裕 55~最終話 ジョー 殉職した兼子の後釜として、東部署より転属。元々は白バイ隊員であったが、劇中においてその設定が生きる場面はあまりなかった…というよりもその後に登場するハトがその立ち位置を踏襲している。若さゆえの暴走に定評があり、たびたび問題を起こす。実は大門真似を一人でするクセがある。空手など格闘を得意とし、格闘戦にはめっぽう強い。  
平尾一兵 峰竜太 75~最終話 イッペイ 転任した桐生の後釜として、一、二宮係長推薦(笑)西部署へやってきた。元防衛隊というお堅い職業と思えないほどのナンパがあり、勤務中の婦警もちょっかいをだすほど。頭の回転はいいので、いざと言う時の機転が利く。場はブルゾン、場はポロシャツといったラフないでたちである。
英次 舘ひろし 109最終話 ハト大門以外)
ポッポ(大門)
ロス警帰りの刑事。階級は巡査長でアメリカ時代は特殊部隊SWATに所属していた。とおおむね同じ性格だが、浪節を嫌うなどアメリカ帰りを吹かせている。同様、バイクを使用した機動的な捜を得意とする。初期は何かと気障だったので大門軍団とそりが合わなかった。

大門軍団に関係する人物(西部警察PART1)

  • 木暮謙三(課長・グレさん) 演:石原裕次郎
    かつて、最年少の警視総監誕生かといわれたが、強い現場志向が彼を捜課へ動かした。相当強い政治を持っており、方々に顔が利く。彼の存在があるからこそ、大門たちは雑音をシャットアウトして捜ができる。勘が鋭く、「これは私の勘なんだがね…」は100%的中する。最初期には自ら拳銃を持って現場に出る事もあり、その際も中奈の腕前の模様。自宅はアメリカの一軒一人暮らしをしており、アメリカ仕込みのステーキを作る描写がある。
    有名な話であるが、88話の撮後に大動脈乖離(その当時の生還率は3%)で一時降番、124話まで登場しなかった。世間一般にも大きく知れ渡っていたのか、劇中で特にその点について触れられている節はなかった。あちこちで誤記されてるが、「小暮」ではない(「小暮」と書くと、ゴリラ閣下である)
  • 二宮武士(係長) 演:庄司永建
    係長で上に頭が上がらず、下にはうるさい的な中間管理職であり、頼りがいがないのだが、どこかお人よしで憎めない所がある。言ってみれば、時代劇の爺役のような感じである。危なっかしい事をしがちな大門軍団にひやひやさせられ、時にはお小言を飛ばすのだがその実、大門軍団の面々をよりも心配している。しかし、当の大門軍団は係長に対してお世辞にも意見を組んでいるようには見えず、大門は一応彼を立ててはいるものの、彼の意向は無視される傾向が強い。「どうにかならんのかね、大門くぅ~ん」と言う台詞が有名であるが、色んなレパートリーがあり、モノマネをするにはこれがうってつけとも。
    また木暮が不在時には本庁の意向に対して一したりと、男気あふれる一面もある。恵比寿に自宅を持ち、そこで妻とと暮らしている。あまりが飲めるようではなくコーナーラウンジでもオレンジジュースを飲む描写があったが、木暮に飲まされたときにはクダまいた末の泣き上戸である事が判明。また事件が解決すると木暮ブランデーを頂くなどちゃっかり者の一面もある。実はコンピューターの操作にも長けている。
  • 大門明子(アコ) 演:古手祐子
    大門大門とは一回り程年が離れていると思われ、を飲む描写がある事から年齢は20歳以上と思われる。売れない劇画であり、その勉強のために写真学校に通っている。自分の作品を「漫画」と言われると「漫画じゃないの、劇画なの!」と怒る。絵の才はあるので犯人イラストや大門軍団から頼まれる事もある。また好奇心旺盛であり、また大門軍団のトップである所を犯罪者をつけられ、しばしば事件に巻き込まれる。
    寡黙なとは逆のおしゃべりであり、また口が達者なので普段でも冷静沈着な大門が物の見事にやり込められることも多い。大門の事を「アニキ」と呼んだり、語尾が「~なんだよ」と男みたいな言葉遣いをする。この点については大門は苦言を呈している。ややブラコンの気がある。初期はボクっ娘だった。ついでに大門く「隠すほどの谷間かよw」との事で貧n(ry######執筆者は団長狙撃されました######
  • 朝比奈(ヒナさん) 演:佐原健二
    木暮の古くからの有人で、元外交官。コーナーラウンジ(通称「カド屋」)というバーを開いている。人脈の広さに定評がある。本人く「グレさんに協するたびに人脈を狭くしている」。そこで歌姫として登場するは彼の姪である。木暮がつけているカレッジリング朝比奈との思い出の品であり、またその関係で仲になった女性もいた。過去の事件がらみで撃された事もある。なお、佐原はPART3にも出てくるが、まったく別の役での登場となっている。
  • (カオルちゃん) 演:?
    朝比奈の姪で、コーナーラウンジで歌を歌っている。木暮がらみの事件で人質に取られた事もある。110話で退場する。その際はアメリカに歌の勉強という設定であった。
  • 国立六三(ロクさん) 演:武藤章生
    西部署の鑑識課に所属しており、彼の尽しに捜は進まない。その腕は一流であり、大門軍団からの信頼も厚い。彼は大門らを称で呼ぶ。自身の仕事に強い誇りを持っており、特にジョーなどがちょっとした余計な一言を言って怒らせてしまう事もある。ゲンとウマが合う描写がある。
  • 矢島アイ子(アイちゃん) 演:豊島ひとみ←PART1では演者のクレジットなし
    元々は歌手志望でオーディションにも合格していたが、人が犯罪に関わった事で取り消しの憂きにあったため、コーナーラウンジで歌うことになった。なお、歌姫になる前に一度、80話でクラブ歌手として登場している。但し、この時の役と矢島アイ子としての役が同一かは不明。
  • 沢井礼子(レイコちゃん) 演:布ゆう子
    課の事務員。警察官ではなく、警察職員と言う立場なので基本的に捜にはでず、事務処理やお茶くみである。基本的には大門軍団をあだ名で呼ばないが、一度だけ大門を「団長」と呼んだ事がある。52話で女性警察官試験に合格する。
  • 山野美子(ミーコ) 演:小野田かずえ
    課の2代目事務員。名前は「よしこ」である。やはり事務処理やお茶くみがメインであるが、先代と違い彼女の身分は警察官である。人質としてであるが現場に一度出た事がある。彼女大門団長と呼ばず、「大門さん」と言う。
  • 先代捜課長 演:なし
    木暮の前任で1話においてセリフでだけ出てきた。ゲンやセリフから頼りない人物である事が伺える。さらにセリフより彼らに半ばいびり出されるように転出してしまった模様。余談だが西部署捜課にいるだけでキャリアに箔がつくとも言われている。
  • 新聞記者 演:下之坊正
    西部署の記者クラブり詰めている新聞記者。大門軍団から「ブン屋」と言われている。大門軍団から色々聞き出そうとするが、煙に巻かれてしまう。
  • 佐伯 演:???
    本庁に勤める木暮友人で、番組中期の初期に登場。大門軍団に対しては快く思っておらず、木暮大門に入れ込むなかれと言ったり、本庁へ戻るように意見をする。
  • 警視 演:加藤和夫
    おじ代わりの後見人であり、彼を大門軍団に推薦した人物である。本庁の警ら課に所属しており、階級からしても課長クラスと想像される。大門アンチの多い本庁幹部の中でも、数少ない大門擁護派であった。グレてしまった息子がおり、犯罪に利用された挙句に消されそうになったところを救出しようとして壮絶な殉職を遂げた。背景背景だけに殉職した警官に慣例となっている特進はないかと思われたが、大門の尽二階級特進で警視長となった。

大門軍団の面々(PART2以降)

PART2に入った際、一部人物が入れ替わっている。時系列的にPART1と矛盾する部分が多く、パラレルワールド的な見方も出来る。赤字は殉職者を表す。文字は転入者を表す。黒字PART1からの続投者を表す。

名前 出演者 登場話数 キャラ紹介
大門 渡哲也 1~最終話 団長
大さん(木暮)
引き続き西部署捜課の現場責任者を務める。前作より現場に出る場面が少なくなった。「背広を着た猟」と犯罪者に例えられるようにこの頃より犯罪者に覚えられる頻度が高くなっている。静岡ロケでの明子の発言より1982年の段階で年齢が36歳と判明。その際、「迷子大門介君」と危うく放送されそうになったとかならなかったとか。
PART1より冷かつ人情味が薄くなった性格ゆえに明子が人質となった際の対応を巡って軍団の面々と衝突する場面が多くなった。
最終話世界テロリスト藤崎と辛勝するも、藤崎の女の一撃をくらい死亡
沖田五郎 三浦友和 1~PART3・6話 オキ
ゴロー(大門)
かつてはキャリア組として迷宮入り専門の特務3課で辣腕をふるうも、ある事件がきっかけで余命宣告を受ける。残りの人生を燃やしつくす為に身分を警部補から巡査に降格させてまで大門軍団入り。
当初は余命半年であったが、番組の人気ゆえに1年に伸びた。基本的には冷静ではあるものの、余命宣告を受けてるためか結構かつ過行動する場面が多い。またヘリコプターの操縦免許を持っているので、ヘリを使った操作をする事もある。マシンRSに彼が操縦をする。拳銃S&W M29・6.5インチPPCカスタムで他の刑事とは発射音が差別化されていた。
ハトウマが合うようで抜群のコンビだった。症が悪化し、数日の命となった所で最後の事件を解決した後、山へ消えた。
英次 舘ひろし 1~最終話 ハト バイクをカタナに変更した上で引き続き登場。英語交じりの会話はあまりなくなった。一時、バイクに乗れなくなる事もあったがをし、オキ大将とは後のあぶない刑事にも似たチームワークを見せた。嫌っていた浪節も気がついたら、身に染みていたようで、っていた性格のPART1とべても人間的に成長し、PART3では新人のジュン教育係みたいなも見せた。使用する拳銃コルト・パイソン4インチPPCカスタムを使用。
犯罪者に誘拐された明子の対応を巡って、大門を殴った事がある。
平尾一兵 峰竜太 1~最終話 イッペイ 装をスーツに変更に変更した上で引き続き登場。いじられキャラに変更はないが、地方ロケでは名産紹介の立ち回りを担当する事が多くなった。PART3ではもう一度装が変更となり、ネクタイのいでたちとなった。なお、メガネを外すとひょうきんな面が消える傾向がある。使用する拳銃はブローニンM1910を使用、大門軍団の中では一自動拳銃を使用している。
頑固な老刑事を自分の父親投影させている事から、彼の育った庭像がある程度垣間見える。PART1の頃からであるが、あまりジョーとは相性がいいとは言えず、「一兵卒」と陰口を言われる事も。
北条卓 御木裕 1~最終話 ジョー 引き続き登場するが、下がいないので新人の域を出れないと嘆かれた事もある。PART3以降、やっと後輩ジュンがきた事で徐々に落ち着いた捜ができるようになった。また、マシンX着を持っていたようで、ラストドライバーを務めた。
OPでは上半身裸で奇を上げている。
太郎 井上昭文 1~P2・35話 ゲンさん(大門)
ハマさん
おやっさん
大門軍団の中で最年長。大門軍団のモットーである「自分でまいた種は自分で刈り取る」という精叩き込んだ人物。常に落ち着いて、感情を荒げる事は少ない。第二次世界大戦時の戦友のを引き取り、自分のとして育て上げる。演ずる井上自動車免許を持っていないので、パトカーに乗った際はど助手席に乗っていた。35話において、元警官による連続警官殺人犯と一騎打ちの上に壮絶な殉職を遂げた。
南長太郎 小林昭二 P2・36~最終話 チョーさん
おやっさん
八丈署より転入したベテラン刑事。駆け出しの刑事だった大門西署時代の上でもある。一兵のの手入れの不備を一発で見抜くなど、実は一級品である。これまでのおやっさん健康面で悩まされてたのとは異なり、老いてますますパワフルと言った感じである。自慢の喉に定評があり、西部署に行くまでに立花藤兵衛だ」「浪曲子守唄」を披露している。
八丈島行きを命じられたのは部下の失態によって拳銃を奪われた為だが、それを全て自分の責任としようとして、お偉いさんをぶっ飛ばしたためである。途中、ハヤタ隊員との闘いがあったとかなかったとか
山県新之助 柴俊夫 P3・7~最終話 大将 オキの後釜として横須賀港湾署より転入した刑事である。大門とはチンピラ時代にフルボッコにされた縁があり、それがきっかけで刑事となった。なお、県を跨いだ異動と言うのはキャリア組でなければありえない。いかにも体育会系的な分肌で細かい事は気にしない性格。使用拳銃沖田の物を引き継いでいる。ハトとは悪ガキガキ大将とのような関係である。神父がおり、彼自身も「マイケル・ヨセフ」という洗礼名をもつ。ちなみに父親の事を「お様」と呼んでいるが、裏では「親父」とまるっきり言い方が違っている。
アメリカ人がいたが、事件の巻き添えで死んでいる。この他、元シャブ中のサリーと言うガールフレンドがいる。但し、人と言うわけではない。描写からして純なお友達の模様である。なお、途中で兄弟同士で戦う事になったとか、ならなかったとか。
五代純 石原良純 P3・8話~最終話 ジュンハト以外)
ボウヤ(ハトのみ)
新入で西部署にやってきた若手刑事。新人なのでジョーほどでないにしろ、セリフ棒読み結構行動する事が多い。の「サンデー(ハコスGT)」でラリーに出るほどにカーマニアでそれを捜に生かす事もあった。最終話手前でキャリア試験に合格&アコ仲となり、最終話結婚をするというリア充である。漢字違いの同姓同名の男が七曲署にいた。なお、天気予報が当たらない事に定評のある人との関係は不明。

大門軍団に関係する人物(PART2以降)

特別機動車両隊

西部警察PART1の109話より登場した捨て駒バイクを中心とした機動武器にした部隊である。覆面に似たバイと通常の白バイを含めて30台を誇る。なお、ハリサファリはここの所属である。隊長英次である。

バイ隊は隠避性を高めているので、通常の捜に加わるケースもあり、初登場時にはほぼ私服のような状態での登場だった。通常の制服白バイ野郎ジョン&パンチのような制服ヘルメットに独自のものと思われるワッペンをつけている。階級章も通常のものと異なっている。使用するバイクスズキGS650Gである。回転と取り付けステーがある以外はほぼ一緒である。

白バイはそれほど出番が多くないが、隠避性をそれほど問われない場面で偵察をバイ隊が担当するなど連携をとって行動する事が多い。彼らの制服は通常の白バイ隊員よりも濃い制服を着用している。彼らも階級章が通常のものと異なっており、またワッペンバイ隊と同じである。使用するバイクバイと同じスズキGS650Gだが、ビキニカウルが設置されており、スピーカーや回転リアのバッグ、SUZUKIロゴ黒文字化などメーカーメイドの設定がされてないにもかかわらず、非常に精巧になされている。

特別機動車両隊への入隊については隊長である、そして沖田が試験官となってサーキット走行をし、適正を見極めるようだ。審は厳しく、テクニックはあっても、立ちたがり屋やスタンドプレーをするようでは入隊できない。命を的にして走る以上、チームワークを重視するという点は大門軍団と変わらない。

PART1とPART2の1話は白バイも出ていたがそれ以降はバイ隊がほとんどであった。しかし、通常の白バイ隊にべて3倍近い事故件数が問題となり、PART2の21話で解散を検討せよとの通達が出る。事件自体は解決をしたが、EDではバイ隊のみで、かなり台数も少ない事から、かなり規模は縮小してたと思われる。これ以降、特別機動車両隊は登場をしていない。

大門軍団関係で出てくる言葉


  • 拳を使った取り調べの事。の周りにたんが出来ていたり出血してるが、気にしない。 
  • 東部署
    西部署の隣の管轄である警察署である。大門桐生、北条はここの警察署で勤務した経験を持つ。管轄がどこかは明記されていないが、西部署が西地区とするならば東部署は東地区をメインにしていると思われる。たまに大門軍団がここの案件をやってしまう事もある。実はえん罪で、すんでの所で実の人間死刑にしかけたり、悪徳刑事が出たりとしばしば不祥事が散見される。また、どこからどう見てもヤクザ刑事もいたりである。なお、覆面パトカーにはセドリック以外にもスタンザを使用するなど細かに西部署と異なる演出がある。こうくれば北部署・南部署があると思われるが、少なくとも劇中ではその名前は出てきていない。
  • 西警備保障
    たびたび西部警察に登場する警備会社であるが、本当に警備出来ているのか怪しい程に犯罪者に襲われる率が高い。それゆえか、松田く「業界では三流ですね。業績もぱっとしません」そら(何度も襲撃されれば)そう(評価される)よ。もっとも、あまりに犯罪者の質が悪いので他の警備会社が敬遠して、西警備保障しか頼れないと読む事も出来る…と思う。→もしかしてザル警備
  • 針尾組(はりおぐみ)・会など
    たびたび劇中で使いまわされる架暴力団の名称の一つ。実在の名称を使うわけにもいかず、かと申せ一話完結が基本なので一つの名称を長く使うのもアレなので、いくつかの名称をローテーションで使っている。針尾組に至っては一度壊滅しているにもかかわらず、何度となく登場している。針尾は死なぬ!何度でも蘇るさ!
  • グループ
    劇中に登場する架企業体で商社などで登場。中商事や中物産の名称で登場するが、時には犯罪者とつるんで登場する事もある。
  • 西交通
    劇中に登場する架バス会社。走る管内が走る管内なので、爆弾ニトロをしかけられたり、バスジャックに会うなどかなり災難なに合う事多数。 路線としては少なくとも渋谷駅田町駅目黒駅の路線がある。使用される車両日野以外は登場しており、中にはトップドアやツーマン専用も登場している。おそらくはどこかの中古として番組内で使用されたのであろう。有名なのは日産ディーゼルであり、これは元日交通である。劇中での塗装はいくつかあり、PART2ではっぽい塗装となっている。また京王バスそっくりの塗装もあり、営業所のロケでは実際に京王バスの営業所を使用している。石原プロに近いバス会社と言えば京王バスなので当然と言えば当然かもしれない。
  • 美善交通
    西部警察に登場するタクシー会社で、実在する会社である。やっぱり横転したり爆発したりで劇中では災難なにある。元々、石原プロ御用達の会社であった。 
  • プロダクトプレイスメント
    大門軍団とはあまり関係ないが、ここで紹介する。これは番組内で特定の商品や会社を役者に言わせたり、表示させる事である。西部警察地方ロケでは特に顕著に出る傾向で、例えば山形ロケにおいてはカーチェイスの末にメガネをなくした一兵がメガネを新調した際に「これで見通しが良くなりました」と言う場面がまさにそうである。これ以外にも特に一兵はこうした役回りが多い。言うまでもなく、ロケ隊やら撮の設営やらで非常に大規模になる全縦断ロケでは非常に特殊な手法でスポンサーを集めた石原プロでも資が足りないので、こうした手段を用いて地元スポンサーを集めていた。 

大門軍団のパロディ

その特徴的な姿やスタイルパロディの対にはうってつけである。

その他、西部警察再放送が行われていた1999年2000年頃の「クレヨンしんちゃん」のアニメの中で「西部警察ごっこ」と言う台詞がある。

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大門軍団

4 ななしのよっしん
2012/09/08(土) 07:54:52 ID: AdDeDqFizQ
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5 ななしのよっしん
2014/01/04(土) 11:15:46 ID: YnBb8eGKhb
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6 ななしのよっしん
2014/12/24(水) 18:07:19 ID: kiI05sKceY
次郎と言ったらYOUちゃん!
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7 ななしのよっしん
2017/04/03(月) 22:18:14 ID: IK5kkvITAe
クラブエンパイアも項に入れて欲しいですね
PART1では頻繁に出ていたから
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8 ななしのよっしん
2017/05/06(土) 12:31:40 ID: LpuJ8YnChy
五分刈刑事って大都会黒岩モチーフじゃなかったっけ?
やってることは西部警察大都会もあまり変わらないけどw
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9 ななしのよっしん
2017/07/12(水) 09:49:49 ID: CWptNocTZG
取調室で暴行加え過ぎ。女が相手でもを引っるとか、ドン引きしたわ。
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10 ななしのよっしん
2021/09/06(月) 23:29:57 ID: xSuey/5nDE
 >>9
 大門軍団だけじゃいよ。昔の調室ってのはリアルフィクションもそんなもんよ(今でもリアルは偶に冤罪発覚で騒がれるくらいにはアレらしいけど)。Gメン・特命捜課・空港特捜部・七曲署・西署…、『容疑者に人権し』、コレを覚えとかにゃあ昔の刑事ドラマ悪役が生き延びるのは難しい。
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11 ななしのよっしん
2021/09/07(火) 18:46:16 ID: xSuey/5nDE
 >>8
 更に前に『ゴキブリ刑事1973年東宝小谷承靖監督)』『ザ・ゴキブリ(同じく1973年東宝小谷承靖監督ゴキブリ刑事の続編)』の鳴刑事があって其後、『やくざの墓場くちなし1976年東映深作欣二監督)』の黒岩刑事があって其辺りで確立されたキャラクターとも言えるんだよなぁ…。
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12 ななしのよっしん
2021/10/13(水) 13:41:30 ID: xSuey/5nDE
 長さんこと南長太郎刑事は何度かハヤタと戦った事があるが、大門部長刑事西署時代にはモロシダンと戦った事があったりする…(大都会PART第4話『えるショットガン』並感)。
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13 ななしのよっしん
2022/08/29(月) 17:14:14 ID: KDVRiooosf
団長ローレル確か8話か10話にもちょっとだけ
出演してる記憶があるんだがどうだろう?
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