大霊堂の信奉者とは、マジック:ザ・ギャザリングのカードである。初出はミラディン。
概要
大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault
(B)
クリーチャー - 人間・クレリックアーティファクト1つが戦場から墓地へ置かれるたび、対戦相手1人を対象とする。あなたは「そのプレイヤーは1点のライフを失う。」を選んでもよい。
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このカードは、ミラディンでコモンで収録された。このカードは親和デッキで大暴れ。エイトグや電結の荒廃者などアーティファクトのサクり台には困ることはなかったし、爆片破で生贄に捧げてもきっちり誘発。あっという間にライフは削られていくのである。こいつは1マナなので霊気の薬瓶で出すのも楽。
そんなわけで、2005年3月20日、親和の大禁止祭りで他の7枚のカード(アーティファクト・土地6枚と電結の荒廃者)とともにまとめてスタンダード禁止カードに指定された。
その後、2005年9月20日では、ローテーション(ラヴニカ:ギルドの都発売に伴い、テンペストブロック・ウルザブロックおよび第6版がローテ落ち)で親和が大暴れすることが想定されたため、霊気の薬瓶とともに禁止カードに指定された。
2006年3月20日にはミラディン・ブロック構築でも禁止指定された。ブロック・パーティーというブロック構築対抗戦で暴れることが懸念されたためである。
長らく再録されることはなかったが、ダブルマスターズ(2020年8月7日発売)で再録。この時にはアンコモンになった。
さて、Pauperでは長らく親和デッキがメタの一角を担っていた。そんな中、2021年6月11日に発売したモダンホライゾン2で破壊不能持ちのタップイン2色アーティファクト・土地が親和デッキを強化したのは言うまでもない。ほかにもいろいろなカードがあったわけだが。
なんだかんだで親和デッキが暴れまくったが、それでもトップメタの一角といったところであった。まずは弱体化のためにエイトグが2022年1月20日に禁止カードに指定された。だが、その後もストームデッキとともにメタを独占。ストームデッキ側から電位式リレーの禁止を出したが、当然親和からも禁止カードを出すことになり、この大霊堂の信奉者が禁止指定されることになったのである。
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