概要
月刊少年エースにて2001年~2002年まで連載。その後続編として2004年に「超・大魔法峠」、2005年~2006年に「超・超・大魔法峠」、2006年~2007年に「超・超・超・大魔法峠」が連載された。
タイトルの由来は大正2年から昭和16年にかけて発表された大河小説「大菩薩峠」(未完)から。
いわゆる邪道魔法少女の一つ。
あらすじ
魔法の国のプリンセス、田中ぷにえちゃんが修行のため、天空の聖魔法王国から地上へ降り立つ。
登場人物
- 田中ぷにえ(CV:佐藤利奈)
覇王にして田中朝聖魔法王国第一王女。冷酷無慈悲なマキャヴェリストであり、その道を遮るものに容赦はない。王者の技たるサブミッション(関節技)を駆使する。ただし、脳筋の馬鹿であるのが唯一の欠点。
魔法を唱えるときの掛け声は「リリカル・トカレフ・キルゼムオール」(トカレフは拳銃、キルゼムオール=kill them all=皆殺し)。 - パヤ・リビングストン大佐(CV:中田譲治、斎藤千和(二人一役))
通称「パヤたん」。ぷにえのマスコット。ルイジアナ出身。歴戦の勇士であり、独ソ戦(ドイツ側)やベトナム戦争(米国側)に従軍した経験を持つ。いまでも彼の命令一つで学校を攻撃できるほど米軍とのコネは強い。マスコットになることを望むぷにえに敗北し、忠誠を誓い、マスコットとなったが、今でも機会あればぷにえの命を狙っている。
普段、人前ではかわいいマスコットとして振舞っているが、親しい者の前では渋い軍人の顔に戻る。
戦場でのトラウマが今でも時々フラッシュバックする。 - 姉御(CV:川澄綾子)
転校早々チヤホヤされたぷにえに嫉妬し、喧嘩をふっかけて返り討ちにあってからぷにえの友人のように振る舞う。時々裏切るが。普段はヤンキーだが、意外に普通の女の子の部分も多い。趣味はケータイ小説(彼氏が死んで妊娠に気づく系)の執筆。乙女系の詩を書いていたことは黒歴史。舎弟は約1名を除いて全員女に見えない。(モブ除く) - 国鉄子(CV:下屋則子)
重度の鉄ヲタであることを除けばこの作品一の常識人。ぷにえから肉体言語の洗礼を受けることはないが、姉御から拳で語られることは多い。巨乳。 - 田中エスメラルダ(CV:小山茉美)
ぷにえの母。聖魔法王国の女王。魔力そのものは大したことはなかったが、姦計でサリー、メグ、アッコ、モモといったライバルを打ち倒し、さらに先王朝のバルバロック王朝を滅亡に追い込み自ら戴冠したまさに乱世の奸雄。
魔法を唱えるときの掛け声は「リリカル・トカレフ・ノーバディ・ノークライ」。 - 田中ぴゅん(CV:齋藤彩夏)・田中ぽたる(CV:花澤香菜)
ぷにえの双子の妹たち。姉を抹殺して王位継承権を得ようとするが、毎回ぷにえに返り討ちに会い、恐怖でおもらしするのがパターン化している。しかし、何故かお仕置きは尻叩きか脇くすぐりで済まされている。8歳と思えない汚い言葉遣いの幼児語でしゃべる。
魔法を唱えるときの掛け声は「リリカル・トカレフ・天魔伏滅」。 - 田中キミヒコ(CV:飛田展男)
ぷにえの父。ドMである。なぜか北斗の拳に出てくるモヒカンの格好をしている。某ピンクボールアニメよろしく飛田氏はこのアニメでも男性モブを複数演じている。 - エリーゼ・フォン・バルバロック(CV:能登麻美子)
通称「穴掘りエリィ」。田中家に滅ぼされたバルバロック王朝の元王女。今は一家揃ってほぼホームレスの生活にまで転落してしまった。諸行無常。ぷにえにボコられたあと、何故かぷにえと同じ学校に転入していた。
関連動画
関連項目
関連サイト
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