天使と悪魔とは、
- エッシャーの平面充填を利用した作品のひとつ
- 伊藤さやかのデビュー曲
- 世界の終わりのシングル曲
- 赤川次郎のシリーズ名
- ダン・ブラウンのサスペンス小説。本稿で記述する。
- 「良心の呵責」「葛藤」といった内心の葛藤を視覚化した表現 →「天使と悪魔(葛藤の表現)」の記事を参照。
概要
- 宗教と科学の対立をテーマにしたダン・ブラウンのサスペンス。『ダ・ヴィンチ・コード』の前作にあたり、『ダヴィンチ~』に続いて映画化も決定している。『ダ・ヴィンチ・コード』で活躍した教授、ラングトンが本作でも宗教系の知識を武器に犯罪を追う。
- CERNの研究所からおよそ0.25グラムの反物質が盗まれた。TNT火薬数千トンに相当する爆弾はバチカン市国のどこかに仕掛けられる。一方でバチカンではローマ教皇を選出するコンクラーベが始まろうとしていたが、教皇候補の枢機卿たちが拉致され、アンビグラム(上下ひっくり返しても変わらない、点対称のイラスト文字)の焼き印を押されて次々に殺されていく。これら犯罪の糸を引くのは誰なのか。
- 作中に登場するアンビグラムは、作者がグラフィックアーティストであるジョン・ラングトンに依頼したものである(オフィシャルサイトはこちら )。主人公の名前がラングトンなのも彼から名前をもらったとか。作中に登場したアンビグラムも当サイトで見ることができる(微妙にネタバレになるので注意)。興味があれば、ググれば他にも様々な種類のアンビグラムをみることができる。
- 作者が科学やSFに疎いのか作内の科学考証はいまいちで、科学者やSFファンからさんざん突っ込まれている。詳細はここでつらつら述べると長くなるので東大教授の書いた「天使と悪魔」の虚と実 50 のポイントを見るとよい。
関連項目
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