天内理子(あまない りこ)とは、漫画『呪術廻戦』に登場する人物である。
概要
不死の術式を持つ呪術界の要・天元と同化できる特別な体質を持つ「星漿体」と呼ばれる少女。
作中では五条悟の過去編(本編の12年前)に登場。その特別な体質から、呪術界の転覆を目論む呪詛師集団「Q」と、天元の人間の娘との同化を否定する宗教団体「時の器の会」に命を狙われ、当時呪術高専2年だった五条悟と夏油傑が同化当日まで護衛することになった。
三つ編みとヘアバンドが特徴の無邪気な少女で、表情がころころ変わるのも魅力の一つ。一人称に「妾」を使い、語尾に「~じゃ」をつける独特かつ尊大な口調が特徴だが、その素顔は普通の女子中学生である。学校では普通の話し方をしており、友達と学校生活を送ることを何より楽しみにしている。好きな食べ物は、世話係の黒井美里が作るポトフ。
普段は気丈に振る舞い、天元と同化することに関しても、当然の役目として何一つ疑いのないような言動を取っていた。しかし、本心では同化に対する心残りが大きいことを五条達に明かしている。同化を果たすとその後は高専最下層で結界の基となり、大切な人たちとは一生会えなくなるためである。両親は事故で亡くなっており、黒井が唯一の家族である。
星漿体としての役目を果たすため、夏油とともに薨星宮本殿まで赴いたものの、大切な人達との別れ惜しさや夏油の言葉もあり、天元との同化を拒否しようとする。しかしその直後、強襲してきた伏黒甚爾の手によって射殺された。享年14歳だった。この事件は夏油の心に大きな影を落とすことになる。
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