「天国の死闘―母をたずねて―」とは、漫画『ギャグマンガ日和』第26幕(第26話)のエピソードである。
あらすじ
死んだ人の行く先を天国と地獄に分ける仕事を行う閻魔大王と助手の鬼男。前科者であるゴメスを当然地獄行きに指定するも、ゴメスの凶悪な面構えと暴挙にビビってしまった閻魔大王は、ゴメスが天国へ乗り込むことを許してしまう。
閻魔大王と鬼男はなんとかゴメスを地獄へ戻そうとするが、ゴメスには天国にある目的があった。
登場人物
- 閻魔大王
- 死んだ人を天国・地獄行きに分ける仕事をする人。
- 閻魔大王にしては痩身かつ情けない男で、強そうな人にはすぐビビるし、困ったことはすぐ見ないことにする。
- 彼の持つ「閻魔七つ道具」は、変身コンパクトや毒の吹き矢など様々だが、鬼男曰く「持ち主同様使えない」。
- お誕生日会をエンジョイしたり、手の大きさ比べをしたり、自分が言った下ネタで赤面したりするなど子供っぽいところもある反面、セーラー服を収集する趣味を持つ変態でもある。
- 鬼男
- 閻魔の部下。閻魔大王には敬語で接するが、それ以上に辛辣な発言が多く、閻魔大王は傷ついている。
- 爪を自由に伸ばすことが可能で、閻魔大王の頭部を貫くことも可能。
- ゴメス(悪)
- 前科10犯の極悪人。地獄に落ちるはずだったが、運命に抗って天国に逃げ込んだ。
- ゴメス(善)
- ゴメスとたまたま同じ名前だっただけで、ゴメス(悪)を地獄に戻す作戦に参加させられた人。
その人気
本エピソードは特に名シーンや名台詞があるわけではなく、アニメ化もされていないが、ひ弱でヘンタイだけどちょっと可愛げのある上司・閻魔大王と、紳士かつドSの部下・鬼男の関係性が高い女性人気を誇っており、飛鳥組・細道組と並び「天国組」と呼ばれ、数多くの二次創作・腐向け作品が作られている。
こういった人気からか、ギャグマンガ日和GB第1巻番外編及び第92幕で再登場。番外編での登場は、無印第26幕からおよそ14年ぶりとなった。
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関連項目
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