天子王5D’sとは、やめろミザエル氏が投稿されていた東方遊戯王の架空決闘(架空デュエル)である。
概要
2014年5月24日に記念すべき第1話が投稿。
(本編は)全16話予定だったが、現在は視聴できない状態となっている。
「G1GP(ジーワングランプリ)」という大会で繰り広げられる、幻想郷の決闘者(デュエリスト)達の決闘(デュエル)が描かれるストーリー。
作者曰く「東方キャラのほのぼのとした日常は少なく、いつもの遊戯王らしいストーリーとなっています」とのこと。
「決闘竜(デュエルドラゴン)」や「フィール」などの漫画版5D'sの設定を多く取り入れている。
この動画の特徴の1つとして、MMDやカードイラストなどを駆使したハイレベルなアニメーションがある。
第1話ではエンディング、第2話からは決闘中及び決闘前の茶番、第3話からはオープニングにアニメーションが挿入されている。
また、下記のブロマガにて動画についてのお知らせなどが書かれることがある。
登場人物
G1GP参加者
比那名居天子
今作の主人公の「非想非非想天の娘」。
まだ未熟な面や怖がりな所はあるが、決闘にかける思いは人一倍。
決闘王者(デュエルキング)になることを夢に見ている。
使用デッキは【ジャンクドッペル】。決闘竜は「閃珖竜 スターダスト」。
OCGでも見かけるカード達でモンスターを次々に展開し、様々なウォリアーシンクロを操るデッキ。
エースのスターダストをとても大切にしており、アンティルールで失うことを恐れてG1GP参加を渋るほど。
茨華仙(茨木華扇)
妖怪の山に住む「片腕有角の仙人」。
今作では天子と仲がいいらしく、家に泊めたり朝ごはんを作ったりしていた。新婚さん?
OP・EDではヒロイン的な扱いをされている。
普段から決闘の修行(山でのドロー訓練など)も欠かさない。
使用デッキは【獣系+剣闘獣】。決闘竜は「月華竜 ブラック・ローズ」。
剣闘獣お得意のモンスター展開戦術の他、獣族シンクロギミック・強力な最上級など、非常に多彩な戦術を持つ。
剣闘獣達は決闘外でも実体化でき、原作でのペットのように使役している。
(以下第4話ネタバレ)
突然現れた、旧友の青娥と闇のゲームを(強制的に)行うことに。
3000年前に邪神を封印したほどの実力を持つ彼女だが、「超融合」をはじめとする様々な力を得て強化された青娥には敵わず敗北。天子にカードを託した後、カードに封印された。
第4話終了時にはすべて壊す歌と共に追悼EDが流れ、華仙の過去と思われる映像が幾つか流れた。やめろ華仙。
博麗霊夢
東方シリーズの主人公の1人にして「楽園の素敵な巫女」。しかし今作の主人公は天子である。
今作では誇り高き決闘者としての一面が強く、カリスマのある強者として描かれている。
金銭欲は相変わらずのようだが。
フィール・パニッシュという、相手のフィールを自らのフィールで相殺する技を持っており、生半可なフィールは通用しない。本人が放つフィールも強力なフィールである。
使用デッキは【E・HERO(M・HERO投入型)】。決闘竜は「琰魔竜 レッド・デーモン」。
高性能な漫画版HEROを中心とした戦術の他、某HERO使いの相棒が投入されている。
霧雨魔理沙
東方シリーズの主人公の1人の「普通強欲の魔法使い」。しかし今作の主人公は天子である。
霊夢の友達で、元気が取り柄の決闘バカ。全員に言えることだが。
使用デッキは【白黒ドラゴン】。決闘竜は「妖精竜 エンシェント」。
上級ドラゴン族が次々に展開される、テクニカルながらも豪快なデッキである。
霊烏路空
地底に住む「熱かい悩む神の火」。
明るく素直な良い子で、魔理沙に懐いている模様。よく迷子になる。
今作では地上との交流があるらしく、天子たちとも面識がある。
バトル・シティ好きらしい。
使用デッキは【サーバー】…もとい【サイバー】。決闘竜は「機械竜 パワー・ツール」。
強烈な破壊力を持つ最上級機械で圧倒する、超火力デッキ。
たまにカイザー病を発症する。
射命丸文
妖怪の山に住む「伝統の幻想ブン屋」。
霊夢曰く「好戦的」で、負けず嫌い。自分を負かした霊夢に何度もリベンジを挑んでいる。
G1GPの広報と参加者の募集を行っている。
使用デッキは【BF】。決闘竜は「玄翼竜 ブラック・フェザー」。
BFならではの展開力を生かして、モンスターを大量展開していくデッキ。
その他の人物
森近霖之助
G1GPの主催者。開催目的は本人曰く「みんなに楽しんでほしいから」。
大会の賞金は幻想郷の有力者たちから集めたようだ。
OPで黒幕臭を放っているが…?
??リア・スカーレット
決闘竜を狙っている謎の人物。
獏霍青娥
謎のアイテムを複数所有する「無理非道な仙人」。
華扇とは旧友だが、3000年前から行方不明になっていた。
邪神の封印を解くべく、再び華扇に近づく。華仙の発言から、単純に操られているのではなく目的があるようだが?
使用デッキは【悪魔族+リバース+α】。決闘竜は「冥界龍ドラゴネクロ」。
暗黒界やリバースモンスターを軸に、プラネットシリーズやナンバーズなど様々なモンスターを展開する。
所持アイテムから連想されるデュエリストのモンスターも所持している。
用語集
- G1GP(ジーワングランプリ)
幻想郷で最強のデュエリストを決めるための大会。主催者は森近霖之助。
優勝者には莫大な賞金と決闘王者(デュエルキング)の称号が与えられる。
ルールは初代遊戯王で行われた「バトルシティ」を基にしているが、いくつか相違点もある。
幻想郷の人や妖怪にとってもバトルシティは伝説らしいが、原作遊戯王シリーズの世界観の関わりは不明。 - G1GPのルール
●強い決闘者にのみ参加資格が与えられる。
●期間は予選2日、決勝1日の3日間。
●決闘は運営が用意した専用の決闘盤(デュエルディスク)で行う。
決闘結果を運営に送信する機能、通信機能、大会参加者の検索機能などで大会の進行をサポートする。
●予選は1日目の午前9:00~2日目の午後9:00までの36時間。
バトルフィールドは幻想郷全域。
●決闘者は「パズルカード」を賭けて決闘する。
6枚のパズルカードを集めた上位8人が決勝へ進出できる。
●アンティルールが採用されており、負けた決闘者はレアカードを1枚差し出さなければならない。
●パズルカードを失った決闘者にも、「決闘星宿(デュエルゾディアック)」という敗者復活のチャンスが与えられる。
詳細は下記にて。 - 決闘星宿(デュエルゾディアック)
幻想郷のどこかに設置されている施設。
運営が用意した決闘者が待機しており、勝利した者にはパズルカードが1枚与えられる。
敗者復活用の措置であり、パズルカードが0枚の決闘者の決闘盤に場所が送信されるようになっている。
パズルカードを持つ決闘者も自力で場所を見つけ出せば挑戦可能。 - 決闘竜(デュエルドラゴン)
漫画版5’Dsに登場した、強力なシンクロドラゴン達。
自ら持ち主を選ぶカードらしく、一部の決闘者の間では強者の証として認識されている。 - 邪神
華扇の手で3000年前に封印された邪悪な存在。 - プラネットシリーズ
かつてトラゴエディアとともに封印されていたはずのカード群。とある人物の目にとまり、ナンバーズ・千年アイテムなどとともに良からぬことに活用されているようだが、このシリーズの核心につながる鍵なのか、数あるオーパーツの1つ扱いなのかは不明。 - 闇のゲーム
千年アイテムの力などで引き起こすことができる、危険な決闘。
ただのフィール以上にダメージが増大し、精神や体が弱い者はライフが0になる前に決闘続行不能となることも。
負けたものはカードに封印され魂は闇に落ちる、まさに命懸けのゲームである。 - フィール
決闘で発生する何か。詳細はフィールで感じろ。 - 闇のフィール
闇のゲームなどで千年アイテム持ちなどが発生させる危険な何か。詳細はフィール・パニッシュで感じろ。
主題歌
~オープニングテーマ~
「みらいいろ」(1話-)
歌・編曲:Plastic Tree/作詞:有村竜太朗/作曲:長谷川正 / 歌:Plastic Tree
~エンディングテーマ~
「OVERLAP」(3話-)
歌・作詞:Kimeru/作曲:渋谷郁央/編曲:藤田宜久
「追悼EDChallenge the GAME」(第4話)
作詞:石川聡 / 作曲:石川聡、杉原亮 / 歌:REDMAN
関連動画
本編(第1話&最新話)
番外編
関連項目・リンク
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