天帝のはしたなき果実とは、第35回メフィスト賞を受賞した推理小説である。作者は古野まほろ。
概要
舞台は90年代、名門・勁草館高校。吹奏楽部員である主人公・古野まほろ(見た目がコアラそっくりで男女どちらも守備範囲♂、おまけに作者と同名)は仲間達と大会に向けて練習をする中で殺人事件に遭遇する。
登場人物が擬音やオノマトペを連発する、それどころか日常会話でフランス語やロシア語を日本語に混ぜてルビ混じりに使う(一人称の地の文も同様に叙述する)、推理小説か少なくとも青春小説のはずなのにSFバトルに突入するアレっぷり、巻末の参考文献に「ハロー! バンドの仲間達 吹奏楽を楽しく」といった入門書を並べる胆力などなど、メフィスト賞の名に恥じない作品であり、以降、作者の書いた文章は全てまほろ語と呼ばれる。
「あはは、あは、雉も啼かずばハーマイオニー!」
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関連項目
ニコニコでは、「天帝」と言えば東方ルナシューターである個人を指すのがメジャーである。
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