天神橋筋六丁目駅とは、大阪府大阪市北区にある、阪急電鉄千里線・大阪市高速電気軌道(OsakaMetro)谷町線・堺筋線の駅である。
概要
阪急千里線、大阪市高速電気軌道(OsakaMetro)谷町線・堺筋線が通る駅で、千里線と堺筋線は同一駅。全線地下駅となっている。かつては大阪市電北浜線、阪神電気鉄道北大阪線が乗り入れていたが両線とも廃止されている。
駅名が「てんじんばしすじろくちょうめ」と14文字で長く、乗務員も含めたほとんどの人は、「てんろく」と呼ぶ。大阪市高速電気軌道の自動放送は名前を省略しないため、特に堺筋線のものは駅間が短いのもあって非常に早口でアナウンスする。
阪急電鉄の全駅では最も長い駅名である。(2位は雲雀丘花屋敷駅「ひばりがおかはなやしき」(11文字))
大阪市高速電気軌道の全駅では、谷町線の四天王寺前夕陽ケ丘駅「してんのうじまえゆうひがおか」と同率1位。
大阪市高速電気軌道(谷町線)
天神橋筋六丁目 てんじんばしすじ6ちょうめ |
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Tenjimbashisuji 6-chome | ||||
みやこじま Miyakojima |
なかざきちょう Nakazakicho |
1面2線ホームの地下駅。1974年5月29日開業。谷町線の方が深い場所を通っている。
この駅の建設中の1970年4月8日に大規模なガス爆発事故が発生しており、死者79名、負傷者420名という大惨事となった。そのため、開業が予定より大幅に遅れている。
堺筋線とは、八尾南方面へ当駅を出発した後にも南森町駅で再び交差する。
ホーム
1 | 谷町線 | 東梅田・天王寺・八尾南方面 |
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2 | 都島・大日方面 |
隣接駅
路線名 | 隣の駅 | 当駅 | 隣の駅 |
---|---|---|---|
■谷町線 | 都島駅(T17) | 天神橋筋六丁目駅(T18) | 中崎町駅(T19) |
阪急電鉄・大阪市高速電気軌道(堺筋線)
天神橋筋六丁目 てんじんばしすじ6ちょうめ |
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Tenjimbashisuji 6-chome | ||||
くにじま Kunijima |
おうぎまち Ōgimachi |
阪急千里線・大阪市高速電気軌道堺筋線の、1面2線ホームの地下駅。歴史は意外に古く、阪急電鉄の前身の1つである新京阪鉄道が、1925年10月17日に大阪側のターミナル駅として天神橋駅を開業したのが始まりである。開業当時としては非常に珍しい7階建ての駅ビルが建設され、ターミナル駅から降格した後も老朽化で解体される2010年まで存在していた。
阪神急行電鉄と合併後は、ターミナル駅が梅田駅に統一されたために一端の支線駅(千里線)に成り下がるも、1970年12月6日に大阪万博開催に伴い堺筋線と直通運転を開始した際に地下化工事が行われ、現在に至る。
平日の日中は当駅折り返しの堺筋線内完結列車が半数を占めており、中には乗り入れ先の阪急の車両も使われている。
阪急電鉄の車両の方向幕は「天神橋筋六丁目」と天六が強調されている。大阪市高速電気の車両の方向幕にいたっては「天神橋筋六」と、表記が省略されてしまっている(66系のリニューアル編成はLEDのため、最近になって阪急と同じく「天神橋筋六丁目」と表記するようになった)。
また、阪急8300系の8315Fの車内LED表示機では、「天神橋筋六丁」と表示され、「目」が省かれている。ちなみに、そのあと表示されるローマ字は、文字が入りきれていない。まぁいいか。
ホーム
1 | 堺筋線 | 堺筋本町・日本橋・天下茶屋方面 |
---|---|---|
2 | 千里線 | 淡路・北千里・高槻市方面 |
隣接駅
路線名 | 種別 | 隣の駅 | 当駅 | 隣の駅 |
---|---|---|---|---|
■堺筋線 | 直通特急ほづ | 淡路駅(HK-63) ※阪急京都本線・千里線 |
天神橋筋六丁目駅(K11) | 日本橋駅(K17) |
準急 | 扇町駅(K12) | |||
普通 | 柴島駅(HK-87) ※阪急千里線 |
バス
大阪シティバス・阪神バスの2社が乗り入れる。名称は大阪シティバスが「天神橋六丁目」、阪神バスが「天神橋筋六丁目」。
大阪シティバス
- 【37】大阪駅前(扇町経由)
- 【37】井高野車庫前(柴島・豊新二丁目・下新庄・上新庄駅北口・大阪経大前・地下鉄瑞光四丁目・北江口住宅前経由)
- 【83】花博記念公園北口(総合医療センター前・地下鉄都島・森小路・高殿・新森公園前・地下鉄新森古市・緑一丁目経由)
- 【83】大阪駅前(扇町経由)
阪神バス
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関連項目
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