天誅とは
のこと。本項では2について述べる。
概要
『天誅』とは、アクワイアが開発し、ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)が発売したステルスアクションゲームであり、シリーズの総称である。
主人公を操作しながらステージごとに決められた任務を遂行していくアクションゲーム。敵との距離は画面左下の「気配ゲージ」に示されており、これが「気」の状態で敵に攻撃を仕掛けると「必殺(あるいは忍殺)」と呼ばれる特殊攻撃となり、敵を一撃で倒すことが可能。また「忍具」と呼ばれるアイテムを使用することで様々な効果が現れ、攻略がよりスムーズになる。
決められた攻略ルートは無く、忍らしく身を隠しながら進むも、敵と堂々と戦いながら進むもプレイヤーの自由である。ただし敵に姿を見られたり、ボス戦以外で戦闘時間を長引かせるなどの行為は任務評価で減点の対象となってしまうため、高評価を狙うならば、敵に存在を悟られることのないように隠密行動を心がける必要がある。
シリーズ
初代の「天誅」は世界的なヒット作となり(国内27万本、海外で100万本[1])、これ以降シリーズ化されている。
- 天誅 (PS 1998/2/26)
- 天誅 忍凱旋 (PS 1999/2/25)
- 天誅 忍百選 (PS 1999/11/11)
- 天誅 弐 (PS 2000/11/30)
- 天誅 参 (PS2 2003/4/24)
- 天誅 参 ~回帰ノ章~ (Xbox 2004/5/27)
- 天誅 紅 (PS2 2004/7/22)
- 天誅 忍大全 (PSP 2005/7/28)
- 天誅 DARK SHADOW (ニンテンドーDS 2006/4/6)
- 天誅 千乱 (Xbox360 2006/10/5)
- 天誅 4 (Wii 2008/10/23)
- 天誅 4 (PSP 2009/2/12)
- 天誅 参 (PSP 2009/8/27)
- 天誅 紅 (PSP 2010/1/28)
- 天誅 4 PLUS (PSP 2010/2/18)
開発元のアクワイアは『天誅 弐』を最後に開発から外れ、2008年にWiiで発売された『天誅 4』で開発に復帰したが、旧作から大きく変化したゲーム性(チャンバラモードの追加など)が評価されなかった。
SMEがゲーム事業からの撤退に伴って手放したシリーズの版権は、Activisionを経て2004年にフロム・ソフトウェアが取得している。
関連動画
関連商品
関連リンク
- 株式会社アクワイア ACQUIRE Corp.
- FROMSOFTWARE WEB SITE
- 有限会社K2
- tenchu.net
- フロム・ソフトウェアがActivisionInc.から『天誅』シリーズの著作権・商標権を取得
2004.7.5
関連項目
脚注
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