おはクズ・・・!
天開司とは、危険なバーチャルYouTuber集団BANsの二代目世話役である。
「てんかい つかさ」と読む。天と開司で区切って読んではいけない。
プロローグ
かつてBANsの創始者・微糖カイジは豪遊雑談という伝説の果てに最後通告を受け取り姿を消した。精神的支柱を失ったBANsのメンバーは後継者を探した。微糖の精神を、いや魂の残滓でもいいから受け継げる者を・・・!
そして出会ったのが、借金取りに追われる重債務者ながらその瞳に危険な博徒の魂を宿す天和通りの開男司天開司であった。
彼がBANsと一体何の取引、あるいは勝負をしたのかは定かではない。しかし結果的には彼は万楽えねによるコーディネイトを施され、BANsの2代目世話役に就任することになったのだった。
概要
バーチャル債務者YouTuber | |
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天開司 | |
基本情報 | |
タグ | #天開司 #天絵画 #非公開司 |
@tenkaitukasa | |
niconico | user/81649971 |
YouTube | バーチャル債務者youtuber天開司 |
Mildom | 天開司 |
配信歴 | |
VTuberテンプレート |
BANs筆頭バーチャル債務者YouTuber。にじさんじネットワーク?知らない子ですね
挨拶は「おはクズ」。ファンネームは「天開保証人」でファンアイコンは「サイコロ」となっている。産みの親(デザイン)は同じくBANsの万楽えね、育ての親(Live2D)ははちゃち、3Dモデルは機巧メッ シュが担当している。(ちなみに胸のマークには「残滓くん」という名前があり本人のBOOTHにてクッションやTシャツとしてグッズ化されている)
金に困り借金取りから逃げ回っているが、返済のための起死回生の手段としてバーチャルYouTuberになり投稿を開始した。
主な配信内容としてゲーム実況、飲酒雑談、麻雀配信などをメインに活動している。動画の最後では初代世話役からBANs経由で受け継いだ限定ジャンケンのカードを使いジャンケンをする。
落ち着いた声質ながら情緒豊かな実況に定評があり、スラムダンクやグラップラー刃牙といった好きな漫画の台詞をよく引用してリスナーを楽しませる。ちなみに配信中に一番荒れてるのは司とよく言われる。
度々「24時間バイオマラソン」「断食PUBG」等の苦行耐久配信を企画しリスナーを愉悦心配させながらもやりきる胆力を持つ。
またVtuberライブ配信アプリREALITYに自ら企画を持ち込んだ「Vtuber甲子園」や総勢34名のにじさんじライバーを集めた「にじさんじ剣盾杯」などに代表される大型企画を主催することも多い。
債務者の軌跡
2018年
6/2にVtuberデビュー。最初期は動画再生数等が伸び悩んだこともあり活動の方向性に悩んだりもしたが、徐々に耐久配信などに活路を見出していく。
「24時間バイオハザードマラソン」「天開司の黄金一夜城」などを経て、後の苦行の代名詞ともなる「Vtuberはドン勝だけで生きていけるか?」を敢行。フエラムネや水で空腹を紛らわせながら46時間の断食の末、当時にじさんじゲーマーズだった叶の力添えでドン勝。7600人の前で歓喜の涙を流しながらかつ丼を食べる姿が印象的であった。
10/28に「Vtuber男子校学力テスト」を主催。先生役として生徒達を面白おかしくイジり倒し、その後も定期的に開催し人気企画となる。(ちなみに女子版は因幡はねる組長が主催。男女混合の時は一度生徒として参加済み)
11/4に「革命 - EVOLUTION-」にて3D化。その後ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ配信時にて以後何かと関係が深い椎名唯華と(通話なしではあるが)初邂逅。
12/1にはVTuber16名が参加する大型コラボ「ピカブイ杯」を主催する。ここでも前述の椎名唯華が持ち前の豪運を発揮したりメガプテラ統一パが出てきたりと何かと話題に事欠かない大会だった。
12/29には歌衣メイカ主催の「V紅白」にて白組の司会を担当。自身も環右近とのデュエットで「灰色と青」を歌う。(打ち上げ配信でコーサカやタマキンが号泣してたのは内緒だよ)
2019年
2019年正月から数の子の8ビートを刻んだりしたがTRPGダブルクロスにて自身がキーパーとなり「ダVルクロス」を主催。PC1担当の皆守ひいろを筆頭に参加者3人による激エモRPが好評を博した。(以後TRPG企画によく呼ばれたりダブルクロスの産みの親の一人である中村やにおとセッションすることにもなる)
マインクラフトにてBANs+実質BANsにて72時間リレー配信を行い、その後はパワプロ2018栄冠ナインでリセマラなしで3年間育成したチーム同士で椎名唯華と対決する「パワクズ」が開催される。手に汗握るシーソゲームの末、最後に勝ったのは・・・是非アーカイブで衝撃の結末を確かめてほしい。
2/27よりプロVTuber化。この頃からBANsでリアルイベントを開催したり麻雀アプリ「雀魂」の公認プレイヤーになるなど躍進が続いていく。にじさんじネットワーク?知らない子ですね
6/23にはサバイバル人狼ゲーム「Project Winter」のコラボに参加。ここでは後にV界隈のネットミームと化した「畳配信」が生まれてしまう。(どういうことかは概要欄の動画定期)
7/20には舞元啓介、ベルモンド・バンデラス、ジョー・力一とコラボで「おっさんV居酒屋」を配信。この配信はその後、環右近やコーサカを加え「V呑み」として定期的な飲酒コラボとなる。
8/1より「くずのなつやすみ」を配信。9/1からは「かえ森」となり11/14まで朝配信を継続。一部生き甲斐としていたVtuberを生み出すなど好評を博した。
時系列は前後するが7/4にはロングラン企画「Vtuber甲子園」開催を発表。4名のVtuberが3年間栄冠ナインで育成したチームの対戦企画となっており、8/14にREALITYで行われた本配信では累計来場者数14万人を記録。同日にやっていたリアルの甲子園と共にVtuber甲子園がツイッタートレンドにあがるなど大成功を収めた。
10/31には自身初の冠番組「博戯王」をREALITYにて配信。
11/6にはライブ劇場harevutaiのオープニングフェスにて自身初となる単独ライブを行う。
11/23には「にじさんじ剣盾杯」を主催。総勢34名のライバーがポケモンバトルを行うこの大型企画は、多少の事故と見通しの甘さに見舞われながらも最高同接6万7千人を記録するなど大盛りあがりの大会となった。
12/28には前年と同じく「第二回V紅白」の白組司会を務める。今回は多数のVtuberと共に「キズナ」を歌う。
12/31にはカウントダウンイベント「TUBEOUT! COUNT DOWN」にアーティストとして参加。初お披露目となるオリジナル楽曲「HOWL」を熱唱するなど今後はアーティストとしての活躍も期待される。
2020年
新年早々酒を飲みすぎ、東雲めぐとのコラボ打ち合わせに遅れてしまう。椎名唯華との新春ゲーム企画や舞元啓介、リゼ・ヘルエスタ、アンジュ・カトリーナらとのガバガバコンビ打ち麻雀などで話題となった。
3月に「あつまれ どうぶつの森」が発売されると、ほぼ毎日実況配信を行うようになる。4月には配信プラットフォーム「Mildom」の公認配信者となり、あつ森配信はそちらで行うようになった。
4月に舞元啓介が「にじさんじ最強雀士決定戦」を開催すると発表。にじさんじ所属ライバーの郡道美玲が司に弟子入りした。以後コラボなどで度々麻雀を打つ関係になる。大会当日は裏解説を行ったり、舞元の謝罪配信に声だけ登場するなど、雀魂公認プレイヤーとして表に裏に活躍した。
5/2からは、チャンネル登録者12万人を記念して「進め!天波少年 Vtuberは死なずに全進捗解除できるか?」を配信開始。Minecraftのハードコアモード(キャラクターが死亡するとワールドが削除される)での全実績解除達成を目標に掲げて配信を行った。
5/16に雀魂にて「雀魂一周年大感謝杯」が開催され、公認プレイヤーの司も参加。この日まで地道に打ち続けてきた司は、予選Aブロックで今までにない豪運を発揮し、ライバルの楠栞桜を見事打ち負かして決勝へ進出。しかし、決勝では同じ公認プレイヤーの鴨神にゅうに敵わず、悔しさに涙を流した。ちなみに、弟子である郡道美玲も決勝へ進出。対局後に感極まりボロ泣きする姿が印象的であった。
6/1に発売された近代麻雀7月号から、「クズと学ぶ麻雀のツボ」を連載開始。9月号からは漫画の連載もスタートする[1]。連載自体もさることながら、表紙で福本作品の隣に立ち不敵な笑みを浮かべるという、先代の姿からは想像もつかないようなことを成し遂げた。また、近代麻雀公式YouTubeチャンネル「麻雀遊戯王」とのコラボも行われた。
6/3、VTuber主演のノベルゲームプロジェクト「VNovel ルリイロデイズ」に出演することが発表された。主人公のクラスの担当教官で、生徒からの信頼も厚く、暇な時は麻雀をしているという設定。
6/8には、舞元・郡道に加え、にじさんじの野良猫・文野環との麻雀コラボを配信。文野環がつかしぃを把握していたり、終盤にスラムダンクのED「世界が終るまでは…」を舞元と熱唱したりと、2時間半にも及ぶ麻雀コラボは見どころ満載の内容となった。
6/13に、「BANトーーク! コミュ障Vtuber」を配信。猫宮ひなた、ピンキーポップヘップバーン、魔界ノりりむ、リゼ・ヘルエスタと、VTuber界きってのコミュ障VTuberがゲストに集まった。この4人を集められたのも司の人脈があってこそと言えるだろう。サブMCとして犬山たまきも参加。ゲストが終始静かという異様な雰囲気の配信が話題を集めた。
eBASEBALLパワフルプロ野球2020の発売日である7/9には、深夜0時から最速で実況配信を行う。司の好きなモードである栄冠ナインで甲子園優勝まで眠らない耐久配信を実施し、23時間に及ぶ死闘の末に優勝。同時視聴者数は1万3000人を超えた。
7月末にあつ森の毎日配信を終了するとともに、8月から「くずのなつやすみ2」を配信開始。前年に配信し好評を得た「くずのなつやすみ」の続編となる。
時は少し戻り、7月22日に配信された舞元啓介の3Dお披露目配信にて、「にじさんじ甲子園」が発表される。前年に司が開催した「Vtuber甲子園」をにじさんじ内で行うもので、個人勢としてあれ以上のものはできないと思った司が、舞元に託したことで開催に至った。結果的に、決勝戦の同時接続者数は19万人を突破。Twitterのトレンドでも1位になるなど、大会は大成功を収めた。司はMC兼スペシャルアンバサダーとして参加し、熱のこもった実況で大会を盛り上げた。
配信を見ているうちに我慢できなくなったらしく、大会後に同じルールで栄冠ナインの配信を開始。使用する選手は個人勢が中心。初っ端から天才肌を引き入れる豪運を発揮し、自身が考案した「天開メソッド」で甲子園優勝を目指すも、その後は運に恵まれず苦戦を強いられる。打者はそこそこ成長したものの、投手陣はエースのケリン以外十分に育てられなかった。
そんな中でにじさんじ甲子園に参加した6チームとの対戦がスタート。王立ヘルエスタ高校戦では10-7、横須賀流星高校戦では3-2と、負けはしたものの善戦。しかし、続く聖シャープネス学院戦では、ケリンの降板と共に投手陣が崩壊。聖シャープネス学院の打者に圧倒され、最終的に19-2という目も当てられない結果になってしまった。33-4。
8/9に「世界のアソビ大全51Vtuber 限定凸待ち」を配信。その日、キズナアイはVTuberたちの生配信に凸する「凸撃キズナアイ」の収録を行っている最中であり、凸を期待しての配信だった。「*:,.:.,.キズナアイ歓迎:,.:.,.*」というどこか懐かしさを感じる装飾が功を奏したのか、ついにキズナアイが登場。エアホッケーやトイベースボールで楽しく遊んだ。麻雀で遊ぼうとも約束し、9/5の漢気麻雀配信でコラボを達成した。
9/12、Fall Guysの1位を取れる全ステージで1位を取るまで終わらない耐久配信を敢行。10時間を超える配信の末達成した。達成後、重大発表として「新角度公開」を明らかに。長らく視聴者から見て左下に顔を向けていた司が、ついに正面を向くことになった。しかし、「新角度」以外の情報は伏せられていたため、具体的にどうなるのかについては様々な憶測が飛び交っていた。
9/19の配信で、ついに新角度を公開。司が見せたのは、イラストレーター・ケースワベ先生のデザインと、Live2Dモデラー・vivi/焔機パイロ氏のLive2Dが組み合わさった、全く新しい2Dモデルへ進化した姿だった。表情差分も加わり、様々な感情を表現できるようになった。また、設定画・キービジュアルの公開や、メンバーバッジ・メンバースタンプの刷新も行われた。「生まれ変わり」として始まった彼が「天開司」として新たな一歩を踏み出した記念すべき配信と言えよう。
10/17に、BANトーーク!「ゲーム下手くそVTuber」を配信。葉加瀬冬雪、しぐれうい、犬山たまき、そして先日の凸待ち配信で関係を築いたキズナアイが登場する、豪華な顔ぶれの配信となった。司が長らく温めていた企画だったらしく、満を持しての実現となった。キズナアイを誘う際、嫌われないかドキドキした模様。
11/11に、「債務者、全自動麻雀卓を買う」を投稿。まさかの実写動画となっており、にじさんじの叶とともに全自動麻雀卓を購入する内容となっている。編集は、司の切り抜き動画を以前から投稿していた田舎者が初めて正式に担当する。この後、田舎者は公式の動画編集者となり、司の公式チャンネルで切り抜き動画を投稿するようになる。
12/24に「つかサンタ」を配信。視聴者と通話で直接やり取りを行い、不幸話を笑いに変えていくという少し珍しい内容となった。
12/26、歌衣メイカが開催する「第3回V紅白」で今年も白組司会を担当。最後に披露されたソング「春の歌」は司が用意したもので、親交の深いVTuberたちと共に歌い上げている。そして同日にはオリジナルアルバム制作のためのクラウドファンディングの実施が発表された。
12/27にクラウドファンディングの詳細が明らかに。「青春アミーゴ」を手掛けたzoppや、「HOWL」「セントポーリア」を作詞作曲した塚田貴大からの楽曲提供を受けてオリジナルアルバムを制作し、協力するとここでしか手に入らないオリジナルグッズやアルバムCDが贈呈される。アルバムCDのフロントジャケットはケースワベの描き下ろし。ストレッチゴールとして、1,500万円達成で「新3Dモデル制作とMV制作」が、2,500万円達成で「支援者全員が視聴できる完全オンライン3Dライブ」が用意されている。
雀魂バーチャルインターハイ
2020年11月23日、雀魂にて「雀魂バーチャルインターハイ」が開催された。これは『雀魂』と『咲-Saki-』のコラボを記念して開催された大会で、3人で1つのチームを組み、それぞれが先鋒・中堅・大将として戦う。4チームが3試合6半荘を戦い、合計スコアが最も高いチームが勝利となる。また、咲にちなんで、「嶺上開花」「海底摸月」「槍槓」「追っかけリーチ後に先行リーチ者から一発ロン和了」のいずれかを達成すると、大量のボーナス点が入る。さらに、大将戦2半荘目はスコア2倍・ボーナス2倍のため、大将の責任が大きいルールとなっている。
参加するVTuberは、いずれも司の人脈によって集められ、雀魂・麻雀に縁のある人物が中心となった。司は歌衣メイカ、コーサカと共に「漢気塾高校麻雀部(以下漢気塾)」を結成。千羽黒乃や多井プロにアドバイスを貰いつつ、大会まで日々鍛錬を積んだ。漢気麻雀で知られる歌衣メイカは、漢気麻雀を封印し、4人麻雀を真面目に勉強。普段防御主体で戦う司も、大将戦に向け、積極的に攻撃を行う意識を整えた。
そしてついに大会本番。先鋒戦では歌衣メイカが出陣。この日まで勉強を重ねたメイカはその成果を遺憾なく発揮する。1半荘目の南一局、メイカは「追っかけリーチ後に先行リーチ者から一発ロン和了」を達成した。2回の半荘戦は、いずれも私立ねるたまライフ女学園(以下ねる女)の伊東ライフが1位となるも、メイカは2回連続2位をキープ。ボーナスも獲得し、確かな実力を見せつけた。
中堅戦で出陣したコーサカは、1半荘目は苦戦を強いられ、最下位という結果に終わる。司とメイカは本人のメンタルを心配していたが、当のコーサカは「正しく打った結果の正しい4位がある」という言葉を信じていた。続く2半荘目の南二局、3番手につけていたコーサカは、鳴きを重ねてドラの三萬の裸単騎で聴牌。この時、にじさんじ商業高校(以下にじ商)の剣持刀也がドラの三萬を2枚抱えており、山に残るのは一枚のみであった。和了るのは厳しいかと思われたその時、コーサカは最後のドラを引き入れ、裸単騎ツモ和了を達成した。その際に稼いだ点数を保持し続け、2半荘目は1位となった。
そしてついに大将戦。中堅戦が終わった段階で、先鋒戦で2回連続1位となったねる女が大きくリードし、漢気塾は1位のねる女と40ポイント差の2番手に位置していた。和やかな雰囲気の中始まったインターハイも、大将戦になる頃には一変。司は重苦しい空気が漂う中での出陣となった。
1半荘目、南一局で満貫を和了って1位となるも、すぐさま南二局で聖MTP女学院(以下聖MTP)のルイス・キャミーが跳満を和了。その後もねる女の因幡はねるが和了って親被りを食らい、結果はルイス、因幡に次ぐ3位となった。
全てが決する大将戦2半荘目。司は東一局、東二局を連続で和了り、大きくリードすることに成功する。ところが、1半荘目で最下位だったにじ商の舞元啓介がここで本領を発揮。東四局で跳満を和了ったのを皮切りに、南一局で親満、南一局一本場で11700点を和了。一気に58100点まで点数を上げ、優勝に大きく近づいた。
南三局三本場。1位の舞元が51700点、2位の司が29300点という状況で、5巡目に舞元から立直が入る。ドラを3枚抱えた大物手な上、ここで和了ればオーラスとなり、にじ商は優勝まであと一歩に迫る。ラス親が残っているとはいえ、漢気塾の司はかなり厳しい状況に置かれていた。しかし、司の配牌も悪くなく、九萬と南が暗刻、さらに五萬と二索を2枚持っていた。司はルイスから出た二索をすぐさまポンし、五筒八筒の両面待ちで聴牌する。
8巡目、司は九萬を引き入れる。既に持っていた九萬3枚と合わせてカンを行い、五筒か八筒を引ければ嶺上開花を達成。大量のボーナスポイントを得られる。全ては優勝のため、司は迷わずカンを選択した。
司が引き入れたのは、八筒だった。
最後の一局で嶺上開花を和了って逆転するという、漫画のストーリーのような展開を実現してみせたのだ。その時の司は、まさに漫画の主人公そのものであった。
熱狂も冷めやらぬ間に2半荘目が終了。舞元に次ぐ2位となるも、嶺上開花によって30ポイントのボーナス点を獲得し、漢気塾高校麻雀部は優勝した。3人が達成した「追っかけリーチ後に先行リーチ者から一発ロン和了」「裸単騎からのツモ和了」「嶺上開花」は、いずれも同様の能力を持った人物が咲に登場している。まさに全員が「漢気」の名に恥じない活躍を見せたと言えるだろう。
2021年
5月、YouTubeチャンネル『麻雀遊戯王』の企画「麻雀遊戯Bar」にゲスト出演した(#1・#2)。
交友関係
にじさんじ
- 叶
- 特別仲の良いVTuberの一人。「Vtuberはドン勝だけで生きていけるか?」で、叶がドン勝の手助けをし、命の恩人となったことがきっかけ。その後はお互いの引っ越しの手伝いをするほど仲良くなった模様。
- 椎名唯華
- 椎名が司の挨拶「おはクズ」をパクリだしたのを機に奇妙な関係が始まる。その後もポケモン交換などで何度か絡みがあり、ピカブイ杯でついに邂逅を果たす。その後も定期的にコラボで競い合っている。「てんかいじ」呼びを広めたのは彼女。
- 舞元啓介
- スラムダンクについて語り合えるVTuberその1。スポーツについて語れる貴重な存在でもある。V呑みメンバーの一人。舞元がパワプロ2018のマイライフ配信で使用するボイスの一つ「新井が悪いよ新井が」は司の声。
- ジョー・力一
- V呑みメンバーの一人。3Dお披露目配信の際に披露したゲームキューブのロゴのものまねは司の家で練習したらしい。曰く「お部屋が広いから」。司から「最高のゲームキューブを見せてくれ」と言われ、無事披露し司からスパチャをもらっている。これが男の友情。
- リゼ・ヘルエスタ
- 絡みは多い方ではないが、同じ漫画・野球好きで話が合う。MOTHER2配信を司は全部見ているらしい。つかラジにゲストで登場することもあった。
- 鷹宮リオン
- 司が開催したVTBマイルカップで最下位となってしまい、有馬記念で最低でも10万円以上賭けるハメになる。他のライバーがガンガン賭けるのもあって、最終的な賭け金額は17万円となった。結果、ギリギリ2000円勝ちとなった……と思いきや、オッズの変動で結局負けとなり、悲痛な叫び声をあげた。
その後、「新春!にじさんじ麻雀杯2021」に参加する際、司に麻雀を教えてもらうことに。「端っこの牌は陰キャ」「染め=ハイブランド」など、独特な呼称によって学んだ。それが功を奏したのか、予選を勝ち上がり見事準決勝に進出する。しかし、準決勝ではシェリン・バーガンディと社築に点をごっそり奪われてしまい、卓上にはリオンの「てんかいじいいいいいいいいい」と泣き叫ぶ声が幾度となく響き渡った。社築「天開司ぃ聞こえるか、お前の愛弟子の悲鳴が……!」 - 西園チグサ
- デビュー当初からTwitter上でやり取りがあり、第3回V紅白でついに邂逅を果たす。その後はApex配信でコラボしたり、麻雀を教えてあげたりしている。
郡東つねる
2020年5月の初コラボ以降定着した麻雀コラボの面々。司はこの面子だと調子を発揮できず、ボロ負けからの「おもんないわー」「ゲーム性がないわー」と不貞腐れるのがお約束。郡道先生をいじめる郡虐でスパチャをもらい、経済を回している。なぜか初コラボから半年以上コラボ名が決まっていなかった。
- 郡道美玲
- 「にじさんじ最強雀士決定戦」がきっかけで司に弟子入り。以降は麻雀コラボで度々打つ関係になる。彼女の打ち方とは相性が悪いのか、対局すると司はあまり振るわない。雀魂一周年大感謝杯では、決勝戦で司とやりあい、対局後に司から「お前上手くなりすぎ」と褒められたというエピソードも。
- 因幡はねる
- 天開司とふくやマスターが所属する「くずまーれ」の上位組織「あにまーれ」の組長。スラムダンクについて語り合えるVTuberその2。最近は麻雀コラボが多い。ちなみに、司は「あにまーれのメンバーが見ているVTuberランキング」でランクインしている。
- 伊東ライフ
- 同人文化に詳しい人なら知らない人はいないであろう大先生。VTuberになってからは不遇キャラとしての立ち位置を獲得。雀魂では肉球(公式)マークがなかなか貰えなかったり、貰っても奪われたりと散々な目に遭い、他のメンバーによく煽られている。
All Guys
VTuber Fall Guys Party出場の際に結成したチーム。仲が良く、大会後も時々コラボを行っている。
- 歌衣メイカ
- 漢気麻雀といえば歌衣メイカ、歌衣メイカといえば漢気麻雀。一度聞くと忘れられない独特なゲラ笑いに定評がある。いるだけで場の雰囲気を良くしてくれる存在。司と付き合いの長い友人の1人。
- 漢気塾高校麻雀部のメンバーの一人でもある。
- ガッチマンV
- 10年以上活動している有名実況者、ガッチマンのVの姿。冷静沈着なプレイと、遊んだホラーゲームの数なら誰にも負けない。
- 兎鞠まり
- チームの紅一点と見せかけたバ美肉おじさん。そのことを自他共にネタにしている。いたずら好き。
その他
- コーサカ
- MonsterZ Mateの吸血鬼ラッパー。スラムダンクについて語り合えるVTuberその3。司はMonsterZ Mateの3人目と言われるほど出演数が多い。
- 漢気塾高校麻雀部のメンバーの一人でもある。
- 多井隆晴
- プロ競技麻雀団体・RMUに所属するプロ雀士。VTuberが大好きで、司や郡道美玲の配信もしっかりチェックしている。雀魂公式番組「てん×くす」の第一回において、司の麻雀に対し「うまぶり」を指摘。視聴者に長らくネタにされることとなった。しかし、雀魂一周年大感謝杯では、成長した姿を見せた司を絶賛。自身のチャンネルに投稿した動画でも「上手くなりたかったら秘訣は天開司くらいやれっちゅーことよ」と評した。
関連動画
司の切り抜きを多数投稿していた田舎者は、後に公式動画編集者に就任し、YouTubeでは司の公式チャンネルから切り抜き動画が投稿されている。ニコニコ動画では、引き続き田舎者のアカウントからの投稿となる。
関連静画
関連項目
- バーチャルYouTuber
- BANs
- YouTube / Mildom
- 麻雀 / 雀魂 / 近代麻雀
- 畳(VTuber)
- にじさんじ甲子園
- 微糖カイジ(先代)
- バーチャルYouTuber関連記事の一覧
外部リンク
脚注
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